花の下にて 2
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2007年 如月
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― ３月 １日 ＡＭ更新 ―
２００７／２／２８水 禁煙１５３９日目。朝の検針７５．８ｋｇ、２４．８％、二枚も食うからである。快晴続く、夜、朔風強い。朝のＴＶで前日のＮＹＳＥが暴落と言っていたが、東京もやはりガラだった。Ｎ２２５で515円安。ＴＯＰＩＸが58.59ポイント安、我がＴＯＰＩＸ連動ＥＴＦも６４ポイント安。こないだ出来高が薄くなっているのをみて、今回の相場もそろそろ終わり、とか喋っていたのに、長期投資家としてはそのままホールドしたが、１日で６万４０００円も飛ぶとやっぱ細かく売買したほうが、鞘が取れるような気がしてくる（つーところが、凡人）。夜「ＳＥＭＡＮ」。肴のＮＫ紙夕刊で、山下洋輔とセシル・テイラーのＤＵＯの評。去年行ったオーネット・コールマンも山下が競演だったが、山下は今、ジャズ・ジャイアント招聘シリーズなのか。
セシル・テイラーはピアノを膝打ちしてもちゃんとプロとしてやって行けた人類史上最初の人ではないか。（クラシックは知らないが） ３歳上のＹ．Ｔ氏が既に大学生だったときライブをみたのが俺としては羨ましいと思ったほどのピアニストで、今回気づかなかったのはちょっと残念。（以下、既に書いたか？） 大昔、Blues
Alley Japanだったかにセシルが来たとき聴きに行ったのだが、94年のＮＹ出張の前だから時代はまだバブルもしくはその余韻が残る頃だったろう、ライブが聴けるお洒落なジャズバーと思ったらしく（店が思わせたのか）、開演前に「シテンチョ〜、今日はご馳走になりまぁ〜す」とか乾杯で盛り上がる、妙齢の女性が多く混じる一団が居た。どうみてもアバンギャルトを聴く風情ではない。緊張してライブに臨もうとした俺としては、こやつらの勘違いに面食らったが、これから起こるであろうパフォーマンスがどんなものであるかだいたい予想がついていたので、密かに北叟笑みつつ待っていると、やがて開演、セシルがテーブルの間から鈴を鳴らしつつお経のような言葉を唱えつつゆっくり踊りながら登場（俺＝生セシルに鳥肌が立つくらい感動して見入る、支店長一団＝何が始まったのか明らかな困惑と驚愕のため眼をあき開いて見入る）、ピアノに向かえばバカっぱやくパッセージを弾いたと思ったら肘打ち（俺＝プレイを目の当たりに出来て感動、支店長一団＝彼らが思ったであろう「お上品なジャズ」（元々上品も下品もない）が聴けると思ったら訳の分からないのがピアノを「壊している」のに呆れてる、やがてミュージシャンのチョイスが必要だったのに気づいた様子）つーことがあった。俺としてはＷ。んでも、あれはいったいどこの銀行or証券の目黒支店であったのだろうか。（こんときはダブルドラムだったが、白いほう（逆差別か）はイモだった、さらに記録。パフォーマンスが終わり、店中の客が呆れたように呆然としていた感、俺は興奮していたので、気持ちと雰囲気がそぐわないその場を一刻も早く立ち去るべく、一番先に会計を済ませようとしたら、会計の店員が俺が不愉快になったので真っ先に帰ろうとしたと勘違いしやがって「すいません、今日の出演者が自分勝手に入れ込んでしまって」と、それこそ勝手に「言い訳」したのだが、セシルのような偉大なミュージシャンのパフォーマンス向かって何を言いたいのか、無性に腹が立ち、今でもそん時にそやつに一発パ●チを食らわせておけばよかったと後悔しているぐらいだ）
んで、トマトサラとポテハムマヨサラの「ＳＥＭＡＮ」の後、刺身と豆腐が食べたくなったので、今日は「鈴芳」。菊正の樽を一杯だけ。醤油猪口を出さずに醤油を掛けて出すのは新橋風か。醤油を掛けてある鮪に青い長葱（関東風ではないが決して嫌いではない）が散らしてあるのは、刺身ではなくて、ヅケまで行かなくても何か違うものなのだろう。
２／２７火 禁煙１５３８日目。朝の検針７５．５ｋｇ、２３．３％。快晴。朝の出勤途上、こないだｉＰｏｄに他のといっぺんに雑多に詰めた「Ｂｅｌｌｓ」を聴いていると、もし俺の葬式をするのならば式場に流れる曲はこれなんだろう、と思った。（白州次郎を気取って「葬式無用」にするつもりだが） 夜は遅くに抜けて「小諸蕎麦」。よせばいいのに冷やしとろろじゃ物足りなくて、牛蒡天付きのもりも食べる。戻ったら、すぐにあがれる状態だったが、腹がパンパンなので当初の計画通りノンアルであがる。カレーと蕎麦は毎日食べても飽きない。
２／２６月 禁煙１５３７日目。朝の検針７５.４ｋｇ、２５．２％。快晴。夜「蘭免ん」に寄るとしばらくぶりなのに店のおばさんが覚えていてくれた。軟骨入りつくねが美味。独酌で本を読む。ようやく「金融商品取引法入門」（日経文庫）を読了。「取引の勧誘」以下は法の仕組み自体がぐちゃぐちゃでboringなため時間がかかった。続けて並行していた「太陽王と月の王」澁澤龍彦著も読了。「すべからく」という言葉の用法について、実名を出して、「これほどまでに自分勝手な、既成の意味を無視した、めちゃくちゃな言葉の使い方をみると、やっぱり唐十郎は一種の天才なのかな、という気がしてくるほどである。」とまで書いているのには笑った。（「ネオロジズム（新造語）」とも。＝本人覚えのため記す） 昔観に行ったどの公演であったか、紅テントの新作のパンフで、唐が澁澤にその芝居を「気に入ってくれたかい」と真っ先に問いかけた、と書いてあったのを思い出した。歳の差はあるが二人は盟友であったのだろう。「すべからく」は「あらゆる」とか「すべて」とかいう意味ではなく、漢字で書くと「須」＝必須の「須」で、「〜べし」で結ばなくてはならないとのこと。（例）「学生はすべからく勉学に励むべし」。 他にも好話柄が多い本であった。
２／２５日 禁煙１５３６日目。「昼」の検針７４．９ｋｇ、２４．２％。晴れのち曇り。ＮＨＫ杯将棋、先崎、名人森内の前に散る。
２／２４土 禁煙１５３５日目。朝の検針７６．０ｋｇ、２２．７％。快晴だが風蓬蓬。血圧の医者へ。途上の電車に、若い母親と乳母車に乗せた赤ん坊、それにリボンを着けた赤ん坊のお姉ちゃんの３人が乗っていた。子供が小さくて可愛い時分は、親の人生の上でも間違いなく至福の時であると思う。母親は乳母車を片手で揺らしながら、もう片方の手でお姉ちゃんと何か手遊びをしてあげている。車内は風もなく日が射し込み、２月の土曜日の昼時は早くも春であった。と、電車が多摩川を渡ったとき、母子たちの後ろの車窓に川原に立ち並ぶブルーシートの小屋が数多く目に入ってきた。瞬間垣間見えてしまった幸福の背後の悲惨。電車を降りると風はまだ強く、吹き止む様子はなかった。
有楽町に出る。「The big issue」を売っている人がいたので一部購う。お礼が、申し訳ないぐらい丁寧だった。ＧＡＰで春のシャツとＴシャツ。今度はちゃんと買った。他にスプリングコートもデパートを見て歩くが、良さげに見えたのは、やはりそれなりのお値段。今持っているコートで最高値、バーバリの冬用ステンカラー、ただしアウトレットもんだから６万円程度、よか、ベラベラの薄い奴のほうが高かったりする。有楽町から日本橋三越まで見て歩いたが、安価のものがなく、しょうがないので、春用のカジュアルの靴下２足を買って我慢する。新品を着ると気分が良くなるのはコートでも靴下でも同じだ。（どこかおかしいけど） 後で寄ったARAMISはまた欠品。何年か前の教訓を活かして、アフターシェーブは買い置きしてあるのだが、今回はトニックが６月まで入って来ない。問題は中身ではなくて、入れるビンの製造が間に合わないとのこと。（これも何年か前と同じ） どーいう、製造体制なんだろう。ちょっとだけ出社。帰りは大人しく引き上げ、ねぐらにて海外３連発の前に、ビデオしていた土曜ドラマ「ハゲタカ」を観る。中尾彬さんはもちろん、二代目の２人など好演多く、とても面白い。でも、ディテールやノリは所詮漫画だと割り切って観たほうがよいのだろう。いくらタイトルに「ゴールデンパラシュート」という言葉を使いたいからって、買収側がそれを提案するっつーシナリオは、意味がまったく逆だってば、続けて３億円差し上げますって、そりゃ立派な特別背任だってば、などにはこだわってはいけない。
２／２３金 禁煙１５３４日目。朝の検針７６．４ｋｇ、２３．８％。雨のち曇り。夜、主に中学時代の連中と遅まきながらの「新年会」。またＯｇ.Ｙ（※）が幹事。いつもは忘年会なのだが、Ｉ．Ｎの帰国に合わせた。俺は２年ぶりの参加。（つーのも、一昨年の忘年会は東京地裁通いだったので出席できなかったため） Ｃ．Ｔはいつの間にか高知に飛ばされていて残念ながら不参加。中目黒の「一饗」。http://www.ikkyo.com/shop/shop.html 鯨を初めとする刺身、春の天麩羅、湯豆腐など。得物は島根の「開春」http://www.kaishun.co.jp/news/news1.htm とは季節らしい銘。話柄は、上海在住のＩ．Ｎの中国並びに中国人事情（若くてもやる気のある人が日本よりはるかに多い）、Ａ.Ｙのシステム部隊悲話、教育問題、ＶＩＳＴＡのフォントは困ったもんだ（やはりこっちでも！）と55歳リタイア作戦、Ｏｇ.Ｙの「なんで私が東大の！？」状態についての嘆きなど。（ＯｇとＩは東大） 受験者人口の減少でレベルが低い奴でも東大に入れるようになったのが昨今の状況だが、受験のテクニックや学校の勉強などは社会でなーんも役に立たないんだから、東大出たのに力がないのが分かるのって、却って本人は辛いのでは、とか。（前段だけ聞くと自慢みたいだが、言わんとしたいことは後段） 結構遅くまで盛り上がり、ＩとＡはシータクで帰宅、Ｏｇは会社に戻って（！、こいつは１日３時間しか寝ない）、俺は東横線の終電で武蔵小杉まで。ＪＲが終わっていたので、シータク待ちの列に並ぶのも面倒臭く、酔った勢いで１時間ほど歩く。ねぐら近くまで来たところで、久しぶりにサウスポーのマスターのいるラーメン屋へ。生ビールを頼むと、マスター手作りの種類が多いお通しが出るのは変わっていなかった。
（※）うちから本も出していて、高島俊夫さんとも知り合いのあやつのこと。（既述） 奥方が大学の助教授である所はＫ．Ｋ氏と同じ。どーでもいーけど、Ｏｇ夫人は江戸川大学、Ｋ氏夫人は東京経済大学。ともに姓は新姓。
２／２２木 禁煙１５３３日目。朝の検針７５．８ｋｇ、２４．５％。快晴。バルサ、ホームにてリバプールに敗れるの報。１−２。得点者はデコ、ベラミー、リーゼ。詳報によれば、この試合の前リバプールは合宿を組んだのだが、その合宿中にベラミーがゴルフクラブでリーゼを殴るトラブルがあったとのこと。ゴルフクラブで殴る、もしくは殴られると得点出来るとは、サッカー界にもトータル・フットボール以来の革命が起きたようだ。夜は「三州屋」。給料日前日ゆえ軽くであがる。
２／２１水 禁煙１５３２日目。朝の検針７６．１ｋｇ、２１．１％、ウエイトのほうは呑もうが呑むまいが同じである。快晴。「領収書」の件でＤＥＬＬにＴＥＬ。指定された番号に掛けたら、次の番号に掛けてください、とアナウンスされた。初めからそっちの番号を書いとけばいいのに、テキトーなもんである。んで、出て来たオペレーターはまたもや中国の方らしい苗字、片言っぽい日本語。川崎０４４局番でもＩＰ電話とかを使って中国に転送しているのだろう。ＤＥＬＬは製品組み立てだけでなくサポートも中国製。んで、文句を言ったからタダにしてくれた訳でなく（当然だ）、ＤＥＬＬとしては、も一回クレジット会社に照会したらダメを出されなかったので領収書を発行したとのこと。ずいぶんとイージー。夜は「ＰＲＯＮＴ」で１杯に止め、隣の「ＡＬＰＳ」でカレー、ＨＰから入手したクーポンでサラダをおまけしてもらう。
２／２０火 禁煙１５３１日目。朝の検針７６．１ｋｇ、２５．１％、早めの夕食、ノンアルも甲斐もなし。曇り、朝方少し降る。書いてる途中でシャーペンの芯が折れないところが気に入り、お蔵になっていた三色ペンを引っ張り出して使っていたのだが、その肝心のシャーペンの先端を曲げてしまったよう。三越の文具に修理に出す。店員さんによれば、このブランド（外だけ）の日本での筆記具のライセンスは切れているので新品は入手不可とのこと。貴重品。なおったら大切に使おう。ついでに鳩居堂の春の葉書を２枚購う。夜は「ＳＥＭＡＮ」へ。いつものボテハムサラダとトマトサラダのセット。読んでいた本（澁澤龍彦）が面白かったので、つい過ごす。（フランスから取り寄せた本の「ページを切る」との表現が出てきたのだが、フランスの製本は全ページ「袋」なのだろうか？ ） の後、「キャッシュ＆デリバリ」の立ち呑みにも寄ってしまい「しじみエキス」で〆る。ねぐらに帰ったら、クレジットカードにまだチャージされていないのに、こないだ取り替えたハードディスクの代金（と俺がやりなおしたパーテーションとインストゥールの手数料）の「領収書」がＤＥＬＬから届いていた。
２／１９月 禁煙１５３０日目。朝の検針７６．２ｋｇ、２４．９％、一日天下。曇りのち晴れ。ノンアル。早めに「もち豚食堂」（だったっけか）でおろしハンバーグ定食。
２／１８日 禁煙１５２９日目。「昼」の検針だから７５．２ｋｇまで落ちたか、２５．０％。雨のち午後やみ、少し青空も。終日ねぐら。第一回東京マラソンも見ず、新聞、週刊誌、昼寝など。
２／１７土 禁煙１５２８日目。朝の検針７６．６ｋｇ、２１．４％、危険水域突破。晴れのち曇り、夜降る。朝「Ｏ総合病院」へ、こないだの大腸ファイバー検査の結果を聞きに。生検したポリープは良性。また１年、呑み過ぎと便秘に注意しつつ呑むことが出来る。ありがたいことだ。の後、春物を買いにぶらつく。ＧＡＰで試着までしといて今いちなので何も買わず。歳が行くとカジュアルのほうが難しくなる。本日は出社せず。（新橋の「キャッシュ＆デリバリ」の常連さんに不義理をする） 深夜、また洋物ドラマ３連発。「コンバット」の次、「ローハイド」の前に放送される「逃亡者」の今回は、暴走族（？、当時はヘルメットなしでロングヘアーなし）のボスがロディ（＝「ローハイド」のクリント・イーストウッドで山田康雄）で、そのボスとある女の子のことで争う奴がサンダース軍曹（＝「コンバット」のヴィック・モローで田中信夫）だった。（声優さん業界は結構狭い、特に当時は、つーことか）
２／１６金 禁煙１５２７日目。朝の検針７６．４ｋｇ、２１．９％。快晴。「実質」ＡＭ休。午後出社したら、心配事が発生していた。担当Ｂ長ではないが、少しだけカバーに動く。んで、夕方、ようやく正確な情報を掌握。第一報、続報よりはるかに軽微であったのが判明、安堵する。んで、の後、担当取締役でもないのにＹ．Ｔ氏が４Ｆを遊弋していたので、お誘いに乗じさせていただく。Ｉ．Ｔ氏も。Ｙ氏のご存知の神田の「鳥文」。金曜の夜、満員だったので最初は入れず、行き掛けたところですぐ空いたらしくおかみが追い掛けてきてくれたのが嬉しい。店員さんで美女一人あり。ポテサラ、鳥焼き盛り合わせ、鴨鍋など。花わさびは初。季節の味わい。（Ｙ氏は何でもよく知ってらっしゃる） 話柄は、（中略）Ｙ氏の友人のＭＫ省のお役人が酔った時、前を歩いている人にいきなり廻し蹴りを入れても、駆け付けた警察は調書も取らずに帰した、とか。（意味なくやったら民間でもアウトだと思うが）
２／１５木 禁煙１５２６日目。朝の検針７６．４ｋｇ、２３．３％、メモも記憶もないがこの数値は昨夜そのまま切り上げたのであれば理不尽な数値であろう。快晴。夜、「三州屋」へ出向くとどこかで見た顔がいた。中華「Ｋ．Ｋ亭」常連のＫ氏とＳ氏。なにやら謀議風ではあったがこのメンツでは無視できず、強引に混ざる。口開けに「鳥豆腐」を頼んだら、いつもの独り酒の時と勝手が違って、３人前も来てしまった。それでもＫ氏はきちんと片付けてくれてありがたく。後から、ＧＰ酋長のＫ氏も合流。氏の手術後の体調や、今日出たＱＥの話など。お２人のＫ氏とは１０月以来であった。
２／１４水 禁煙１５２５日目。朝の検針７６．０ｋｇ、２１．４％。雨、午後やむが夜一時強く降る。夜、久しぶりに「ＳＥＭＡＮ」。ここのポテトハムサラダとトマトサラダは絶品。今日のトマトは特に甘かった。（生ビールセット950円で両方チョイス出来る） でも、昨日の今日なので、中生２杯で切り上げる。
２／１３火 禁煙１５２４日目。朝の検針７５．８ｋｇ、２４．５％。白い雲が多い晴れ。夜、若きＯＢ（といってももう40代半ばだが）・Ｓ・Ｙｏｓ氏と水天宮前の「山葵」。（昨年３月にお会いした時と同じ店だが、ここは良い http://r.gnavi.co.jp/g439700/ ） ポテサラ、寒鰤刺し、鱸刺し、莫久来など、得物は天狗舞、田酒、黒龍３８号など。オペラが高いのに驚いたのはご愛嬌だが、確かにベルリン歌劇場の「モーゼとアロン」を見ることは稀有、良いことだとの評をいただく。（まさか俺と話をして、嬉しくもオペラの話題になるとは思わなかったとも） 他には、オペラを見に行くときの服装（やはりポンニチはタキシードという訳にはなかなかいかない、当然、イブニングドレスの女性をエスコートすべきなんだろうが……）、オペラを見る層と金持ち層とが一致しないという日本の事情（日本の金持ちはオペラを観ないらしとのこと）、氏が聴きに行った合唱付きのコンサートに現在の役職記号Ｄ＝Ｓ．Ｓ氏が出演していた件、氏と役職記号Ｄとの共通の師匠はバロック音楽の権威・Ｍ川教授なのだが、それは俺の西池袋大学の時の一般教養の音楽の教師でもあった、とかの話柄。さらに、氏が目をつけていたスペインのBar（バル）風の店へはしごする。「笹新」の右に行ったところの「ＳｏＬ」という店。ここでもよく呑む。生ビール３杯、ワイングラス４杯、タパス（スペインの小皿料理or惣菜）６品。御嶽神社と川崎大師と成田山を結ぶ関東大三角形の話柄など。歩いて帰れる氏に付き合い、別経路の終電ぎりぎりまで呑む。美味しくも楽しかった。（気合いを入れてたので記憶失わず）
２／１２月休 禁煙１５２３日目。朝の検針７５．０ｋｇ、２４．８％。晴れ。終日ほぼねぐら。部屋の掃除など。夜、この日誌を書きつつｉＰｏｄに音楽を詰め込む。Gigabeatの時とずいぶんメンツが変わってきた。ホセ・フェリシアーノのアルバムアートワークを入手しようとＷＥＢを検索していたら、元歌をやっているThe Doorsのライブ映像に突き当たった。ジム・モリソンの動画とは凄い。(Rareとあり) http://www.youtube.com/watch?v=P90DLzIXJ84&mode=related&search=
２／１１日 禁煙１５２２日目。朝の検針７５．０ｋｇ、２３．８％。晴れ。終日ほぼねぐら。コロッケとハムカツで昼ビーだが音楽はなし。テレビでまた吉右衛門。去年の秀山祭で「寺子屋」。歌舞伎のキメが絵になっているのが分かった。ストーリーは今回は即読めた。髪をカット。深夜、トマＪ発泡酒でＤＶＤのマトリックス。こないだ買ったラップトップＰＣは映画＝横長画面の再生に優れている。
２／１０土 禁煙１５２１日目。朝の検針ｋ７５．９ｇ、２１．６％、激太り。曇り、また少し夜降る。午前、目医者で視野検査。眼球グリグリのピカピカではなくて蛍火みたいな光が目の端に映ったらボタンを押す仕組み。欠けている部分はなく、正常。２件ほどスタバで時間を潰してから、１３時半開始の某審査の判定会議のため出社。ちょっと前についたので思案していた「モーゼとアロン」の予約電話を入れる。あっさりＡ席が取れてしまったが、えー歳こいて物を知らないとは悲しいことである。オペラってこんなにするの、と驚く。Ｆ万Ｅ千円。この値段ならば、受付開始から数時間後の昼でも取れるはずだ。ズージャや絵やミュージカルや歌舞伎やサッカーや相撲や芝居や、後から付け足すが9500円のドラリオンの料金がいかに廉価か分かる。といってもベルリン歌劇場とその呼び屋がボッてるのではなく、オペラは舞台道具があるうえ人数がやたら多いのでしかたがないとのこと。（by 出社していたＩ．Ｔ氏、さらに「モーゼとアロン」は登場人物が少ないので他の演目より安くなっているとのこと、でもドラリオンって人数多いと思う） んで、判定会議のほうの分科会はあっさり終わる。俺の担当していた電機はレベルが高いそうで初心者には良かったのだろう。合同会議はしんどかった。（一つ覚えかもしんないが一言だけ物申した） の後、別の仕事を始めて遅くなったが、土曜日でやっている手頃な店がやってなかったので、新橋まで行って「キャッシュ＆デリバリ」の店に行く。いつもの立ち飲みが土曜日は椅子がある。夫婦と娘一人の仲の良いご家族が来ていた。娘さんが親父の行き着けの立ち飲みに付いて来るなど羨ましいことだ。何がどーなったか、奥様より来週の土曜日も来るのでお会いしましょうと言われた。俺がいい男（呑みっぷりが）だったせいでなくて、ご家族のことをちょっと誉めたせいだろう。こないだ店主とママさんが研究していた特製「しじみエキス」を〆に飲んで帰る。ねぐらにて、またもや深夜の懐かし洋物ＴＶドラマ３連発。
２／９金 禁煙１５２０日目。朝の検針７４．７ｋｇ、２３．９％、すっからかんにしたから当然だ。晴れ、夜降る。遅くから「升亀本店」へ。Ｉ．Ｔ氏と。クラシック・ファンである氏に、こないだＮＫ紙に載っていた、秋に来るベルリン国立歌劇場についてお話を伺う。http://www.nbs.or.jp/berlin2007/ 氏ならびに若きＯＢ・Ｓ．Ｙｏｓ氏（たまたま今度の火曜に会う予定）は「トリスタンとイゾルデ」を先行予約で既にチケット確保済みとのこと。俺がＮＫ紙の記事で興味を引かれたのは「モーゼとアロン」というシェーンベルクの作品。http://www.nbs.or.jp/berlin2007/detail03_top.html シェーンベルクとはノン・トーナル（※）＝１２音から作曲する現代音楽の人という知識しかないのだが、そういう人がオペラをやるとどうなるのか、テーマもモーゼだし面白そう、というごく単純な興味だ。Ｉ．Ｔ氏によれば、「ドン・ジョバンニ」みたいに有名なのは来日するどこの歌劇団でもやるんだろうけど、シェーンベルクは地元ベルリンならば時々やったとしてもドサでやるのはめったにないのでは、とのこと。ということは、老い先短い身の上としては、ここでこれを見逃したらば、地元欧州では年に何試合もやるのだろうオランダ・ナショナルチームを日韓ワールドカップで見ることのできなかった二の舞になるのかもしんない、とか急に思ってきたりした。一般予約受付開始は明日からである。 （※ノン・トーナル＝無調性、調性がないという意味では大場●美子の歌唱と同じである、とのネタは、検索してたら捕捉されていて00年秋のこの日誌で既出だった）
帰りに地元の、ロマ人の著名なギタリストのファーストネームを店名にしている店に初めて寄る。こないだ出来たばかり。マスター、ママさんはいかにも素人が始めましたという感じ。カウンターの若い客と話をしていたのだが、愛想がいいどころかちょっと媚びている風に感じていたら、その小僧が言うには自分の親が何だかの副会長だ云々とのこと。（組ではない） 先だっての「居酒屋」もそうだが、ここらへんは、新参物の店は前からの同業者ならびにその関係者が来て常連面するのが流行っているらしい。ビール一杯であがる。先日読了した山口瞳さんの本によれば、酒場も喫茶店も店と云うのは文化であるのだが、俺の地元は「都鳥」以外はまともな文化がない土地柄らしい。同じ神奈川でも南部へ帰りたいものだ。
２／８木 禁煙１５１９日目。朝の検針７５．４ｋｇ、２４．２％。快晴。ＵＫ。「Ｏ総合病院」で大腸内視鏡検査。これで何回目か、慣れたもんである。今年はポリープ切除はなし。ポリープを切除すると「手術」扱いになって生保の特約の保険金が入る。ここ２年間は身体を売って十数万円貰っていたのだが今年はなし。その代わり、明日から呑める。
２／７水 禁煙１５１８日目。朝の検針７６．５ｋｇ、２２．９％、の後、ねぐらで久びにトマジュー＋発泡酒のせい。曇り。半日遅れで推薦分も付けて提出。初体験なのでけっこうしんどかったが、今、企業がどんなことを考えているのかが少しでも知ることができたような気がする。大腸内視鏡検査のため、早めに夕食。中生１杯とナストマトカレー、ほうれんそう、コロッケ付き。２０時から断食、２１時指定が２２時１０分前に頓服を服用。咳がまだ出るが、せっかくの予約なので検査してもらうつもり。このごろ土曜深夜に見ている「ローハイド」の主題歌、♪〜Rollin’ Rollin’ で始まるあの歌を唄っていたフランキー・レインさんの訃報。（誰が唄っていたか初めて知りました、合掌） http://www.asahi.com/obituaries/update/0207/001.html
２／６火 禁煙１５１７日目。朝の検針７５．５ｋｇ、２４．４％。晴れ、暖かい。朝、作業場のメーラーを開けると、VivianやDobbinやBertam
W.Fowler氏やPauline B.Roblesさんからメールが届いていた。と云うのも、この２月から海外部門へと異動になった、筈もなく、ヘンなＷＥＢを覗いた訳でもないのに、やたら海外もんのスパムが来るようになったためだ。どんなくだらないことが書いてあるのか、タイトルから窺い知ることもできるが、やっぱ開いて中身を見てみたいもんだ。（システムにそれはやめてください、と言われた） 某審査の点数付けも終わったが、推薦する分については、ありがたくも半日ほど猶予をいただくことに。（挨拶回りも一段落したか、新役職記号Ｄ主導による呑み会は今日。開催場所がＧＰ時代一緒によく行った「まずい魚屋」だったのもありお誘いを受けるが、審査と風邪（明後日検診予定）のため残念ながら辞退） 遅くからだったが「三州屋」。まだ風邪なので熱燗。山口瞳著「行きつけの店」を読了。巨匠の原稿料稼ぎ、「二十六日のメニュー。／（１行アキ）／タラバ蟹のウチコ／ウニ／アワビ／ボタン蝦／烏賊の糸造り／シャケ焼物／毛蟹／イクラ飯／」と、メニューを改行して書くだけでペラ１枚になった、というのは冗談だが、読んでいて羨ましく、羨まし過ぎて少し腹が立ってくる本。ただし、あとがきに著者自身が記しているように、ただのお店の紹介ではなくて、店とそこで働く人々は文化である、という考えがよく伝わって来た好著。（でも、今度、南武線・谷保の「文蔵」には行ってみるつもり）
２／５月 禁煙１５１６日目。朝の検針７５．７ｋｇ、２４．７％、夜はそんなに食っていないので昼ビーの揚げ物たちのせいか。晴れ、少しばかり暖かい。風邪抜けず。やり終えたと言ったが、某審査は審査なのだからして、まだこれから、審査対象のバランスを取りつつ採点かつコメントをしなければならなかったのだった。（しんど） 締め切りは明日だが、今日は時間で上がる。ちょっと遅くなったので「蘭免ん」へ。板わさ、おぼろ豆腐、お燗のお銚子１本、冷とろに止める。娘帰着。
２／４日 禁煙１５１５日目。朝の検針７４．８ｋｇ、２４．６％。晴れ。午前中に某審査の残りをやり終える。一応、全部読んだが採点や調整はこれから。２日ぶりに外へ。セブンイレブンで安売りしていたマトリックスのＤＶＤ。レボリューションズだけなかった。まだ３部作揃っていた時に買っておけばよかった。マルエツで購ったコロッケとハムカツで昼ビー。の後、やはりまだ風邪が抜けないので寝る。ＰＣ調整の方もほぼ一段落。（ＤＥＬＬの方は今度は支払いがどーのこーのと言ってきているが） 自分でインストゥールしたので、不要で余計なソフトがなくて却ってすっきりした感じになった。
２／３土 禁煙１５１４日目。朝の検針─ｋｇ、─％。晴れ。終日ねぐら、かつ風邪なのでパジャマのまま、着替えなかったので体重計測せず（着替えのついでにスッパで計測するため）。でも寝込まず、ＰＣ復旧作業。ようやくこのＷＥＢの更新を復旧させる。の後、持ち帰りの某審査の続き、こないだ買ったラップトップのほうのＰＣ調整、また某審査の続き。夜中になって、あと２冊までと区切りを付けた気になって呑み始める。呑みながらの深夜ＴＶは、先述した懐かし海外ドラマ３連発。（「コンバット」、「逃亡者」、「ローハイド」、カラーなのは「逃亡者」だけ）
２／２金 禁煙１５１３日目。朝の検針７５．８ｋｇ、２４．１％、そんなに食べていないのだが。快晴。咳に続き洟も出始める。締め切り間近の某審査がまだ終わっていないのに。夜、｢利久庵｣でお銚子２本、板わさ、焼き海苔、鍋焼きうどんで風邪対策のつもりがねぐらでも呑む。ＴＶで久しぶりに長谷川きよしだと思って見たら横で唄っていたのは椎名林檎だった。
２００７／２／１木 禁煙１５１２日目。朝の検針７５．１ｋｇ、２３．１％。快晴。早朝、娘が北海道に出発。俺のほうは喉がやられて来た。夜、Ｙ．Ｔ氏からお誘い。早めにということで、昨日の「蘭免ん」にお誘いする。氏もやはり出てきたお燗小を見て、大の間違いではないか、と思ったとのこと。聞いたら、ちゃんと一合以上入っているとのこと。早めに鴨南蛮であがる。
／木 。
／火 。