流れよわが涙、と警官は言った。
FLOW MY TEARS,THE POLICEMAN SAID ©
Phillip K.Dick
2003年卯月
― ５月 ２日 ＡＭ更新 ―
だから、書いてる途中で凍るんじゃないって。こいつサイテー。
２００３／４／３０水 「Ｚが取材に来たら終わりだと思っていたら、ほんとにこないだ来ちゃって、まいってしまいました」とＫ．Ｎ氏は言った。禁煙１４４日目。昨日の風が続いている。小雨から回復しても曇りどまり。夕方から、御用の「ＭＰＴ」系会合事務方見習いの続編。監査終了後、お疲れ様の接待にて。ここんとこ、株安・代行売り関係でやたらメディアからコメントを求めれられている某外資系証券会社、前クオンツだったけど今調査系のバイスプレジデントの弁。ＺとはＤ社のＺのこと。思わず笑うが、この人は賢い分だけ、弊社へのリップサービス、じゃなくて実感だった模様。弊社提携先某とそちらもかんでいるインデックス使用の業種区分に関しても言あり。「あれはいかにもアメリカ人が作りましたっ、という区分。日本にない業種もたくさんあるし」と。高レベルの外部の人との話はためになる。（って、もう引く身なのに関心してばかりじゃ、しょーもないのだが） の後、さしでゴクチュー「開々亭」。帰ったらまたゾロ目まで肥大。
とういことで、無為大食のまま１年の３分の１がもう過ぎてしまった。
４／２９火祭 禁煙１４４日。晴れから深夜強風、雨も少し降り出しで荒れ模様。また始まる（Ｋ.Ｋ氏の分は既に始まっている）コーシ２００３春シーズンの準備のため社で作業させてもらう。（一応社名が冠されている講座なので許されたい） 午後出て、１９時まで全然進まず。講義用メモは原稿と違って箇条書き、どう喋るかを想定しながら書かないと意味がないのだが、半年ぶりなのでちょっとカンが戻らない。既に１回やったことのある単元のくせに、前回のメモをフォローアップして流す、と行かないのは、まだ「うぶ」いところだ。しかたがないので、呑みに行くのを我慢して、「六文蕎麦」で天豆（茹でたて）、奴、ビール、鰯そば、の後、また戻る。それでも進まず。ようやく何とかなり出したのは２２時過ぎからで、原稿書きのときと同じ、本当によくないパターンだ。授業料を払う生徒さんのことを考えると、この調子で大丈夫なのかちょっと緊張してしまうが、まだ日にちはあるし、もうちょっと自分を信じていこう、と思う。 （社休日でも出社するときは、「 」と～～は言った、で書き出すが、今日は「私用」なのでなし）
４／２８月 「木造は償却が早いんですよ」とＹ．Ｓ氏は言った。禁煙１４３日目。晴れ、夜すこし冷えた。朝、固定資産税を払いに銀行へ。そこで氏と遭遇。十何年も立つと当初と比べ資産税も低くなるが、氏は５年目ぐらいの戸建て。鉄筋の団地より税の軽減の具合いが早いとの由。作業場（の話ばっかでつまらない、自分でも）でソッコー鳩首会議。んで、結局俺が手でフォローすることになるが、しっかし、どこでどうなってそういう放置プレーが平然とまかり通るのか。だから、トーシロウ集団に明日はないと言っている。（「どこでどう」：だいたい分かっているが、今は消火作業優先。下手人は追って捕らえて斬首して遣わす、きゃーも。（突然、ゲーム思い出して信長復活））
４／２７日 菅原文太に会う。いやほんま、正真正銘の本物。相当気張って、銀座の「竹葉亭」で鰻を食っていたら入ってきた。タッパあり、白髪、んでも７０には思えない立派な体躯。濃い紺色の上下だったがノーネクタイ、しかも裸足。座敷席にいたのだが、いったんこっちのほうに席を探しに来たとき娘のすぐ後ろを通った。娘は緊張プラス感激。周りの客も気付いてさすがに驚いた様子。スターの登場で店の雰囲気が一瞬で変わる。結局、目立たない奥の２人席へ。立膝で座って壁に寄っかかって飯食うところは幻滅。娘には、「Ｔよし」のＮＡ氏同様プライベートなんだからあんまし騒いだり、見たりしないようにと言ったが、さすがオーラが違うのでついつい見てしまう。（俺も） んで、娘は店を出たらさっそく友人にメールしていた。 えーと、禁煙１４２日目。天気は晴れ。カレッタ汐留、初見。ニキ・ド・サンファルのオブジェなど。こっちも初見。の後、銀座。昼酒の鰻とはなかなかブンキが良い。ねぐらに戻って「ＫＴＮ」お持ち帰り作業。
４／２６土 「中国に送られるのですか」と薬剤師さんは言った。禁煙１４１日目。やたら空気が生ぬるい曇天。出社途上、薬局へ。Severe Acute Respiratory Syndrome対策。（これでＥＲのレスピレイターの意味が分かった） 朝見たＴＶによると外科用マスクが有効とのこと、さっそく購うべく。俺はいいけど（そんなによくないけど）子供が心配のため。外科用でない奴しかなくシャットアウト出来るかどうか店員の薬剤師さんに聞いたら、冒頭の逆質問。かの地ではもうマスクは買えないとのこと。この店のある八重洲近辺は会社が多いので、箱ごと買って中国に送っているそうだ。出社。お皿のほうの「ＫＴＮ」。終電。こっちもシビア。
４／２５金 「４番目は俺が４８の時の子だ」とＴ．Ｔ氏は言った。禁煙１４０日目。朝は重苦しい曇天、夜、粉糠雨。「ＧＦ」出来本が納品。紙の違いは素人には分かるまい。発送作業。（こういう単純作業を誰かにやらせるのが管理職なんだろうが） 夜、局の引く身歓送迎会。Ｓ．Ｋさんお疲れさまでした。んで、話題はやはり新部長Ｋ.Ｋ氏のBABYのこと。氏は現在４６歳。Ｔ．Ｔ氏もずっと恵まれなかったが一番最初のお子さんは４０のとき。それから次々にで、計４人、にあやかるかどうか。２次会は千駄木方面を画策するがいっぱいなので、はいはい、そうです、「開々亭」へ。先日の給与明細について、やはり非合理だと思ったので役職記号があるお方に相当言い募ってしまった。（ちゃんと電車で帰ったが、書いたメモは字が読めないので、記憶で書いた。どうせ大したことは書いてないんだろうが）
４／２４木 「今ようやく頭に血が昇ったのが治まったので電話しています」とＩ，Ｔ氏は言った。禁煙１３９日目。曇天。「ＧＰ」校了へ。統計部分で俺のチョンボあり。迷惑かけるがなんとか対応。「日誌」以外の本文部分は読まず、自分の担当のところしか校正しなかったので、意外と早く、人々を残してあがる。社に戻り作業してたとこへ、わざわざ校正室まで電話して来たＩ．Ｔ氏。お誘い。今日の怒りには付き合わざるを得ない。一昨日の携帯ではそんなことはしない、と言っていたが、まあこれは公定歩合操作とか解散とかと同じで（褒めている訳ではない）、俺に対する嘘をとやかく言う気はない。だが、問題はやったことの中身で、今いちばん相互信頼が必要な時期になぜ法的な担保があるコンコルダードを破るのか？ まったく理解に苦しむ。やがて氏も怒りから、そういう信義を蔑ろにする今の風潮や会社に対する絶望へと変わって行った。んで、行った先は三ノ輪の「遠太」（えんた）。昔ながらの古い造り、白い短冊に認められたメニュー（揚げ物多し）、良心的な値段、そして清潔そうな白い上っ張りを着た老主人。氏はこういう下町の渋い店をよく知っている。
４／２３水 「では、我々は引き上げますので」と編集長は言った。電話越しに。禁煙１３８日目。朝、雨、昼、曇天、夜、駅に着いたら風と大粒の雨。昨日、その某所に出かける直前に言われた「ＫＴＮ」掲載の原稿を編集。午前の自宅作業でも終わらず。昼出社。某取締役会に出席。就任以来ずっとそうだが、まったくの時間の空費。ましてや今日は校了日なのに。席に戻って、では印刷工場へ、とはならず。まだ編集が続く。日本語教育を受けていながら、どーやったらこんなに散漫に書けるのか。先週の某氏より経験のある筆者のはずが、５時間を超過。出張校正には行けず。気を遣った変酋長より電話。校了は明日１日で勝負することになる。
４／２２火 「よくいらっしゃいました」と女主人は言った。禁煙１３７日目。天気はたぶん晴れだったろう。忙しくて忘れた。早出。明日の校了に間に合わせるべく、昨日残した手作り分など。１７時３０分過ぎ、若干遅刻して某所へ某プロジェクトの会議に滑り込む。日程的にはトホホ状態、データ送稿日への急な割り込みだったが、外部との話ゆえやむをえず。（だから早出） 終了後、参加したＫ．Ｍ氏、Ｓ.Ｓ氏、Ｉ．Ｔ氏と新橋に出て、会議の総括。Ｓ．Ｓ氏の誘導で駅前ビルの飲み屋街。焼け跡闇市からの発展系だそうで、いい感じの小さな居酒屋が軒を並べ、しきりに客引きをしている。競争が激しいそう。なるほど、新橋がリーマンのメッカ（ムスリム系に限らず）と言われるのもむべなるかな。つーことで、氏のチョイスした店に入る。ええおばちゃんが恐縮しつつお酌してくれて冒頭の言葉を述べたのだった。
某情報に関して、そういうイリーガルなことがあってはいけないと思い、担当役員に携帯する。
＜鎌倉コンフィデンシャル＞ 初期の９８年９月１０日、旧鎌倉市営プールに行って５０メートル１コース独占した件をこの日誌に記したが、当時はまだイントラだったので割愛した話柄があり。客が少なくてホントにマーヒしていたライフガードたちが、おにぎりを手にして高く掲げ、裏山から滑空してくるトンビに食べさせていたのだった。見た目にはそれはなかなか見事なものであった。ガードたちも若いゆえ興に乗って何回もやっていた。このプールは中坊のときから行っていて、そんときから確かにトンビが多かったのだが、５年前のこの頃から「餌付け」を始めていたのか。坂ノ下から由比ガ浜、鳶ならひとッ飛び。市役所も困ったふりして、実は新たな観光資源の開発計画だったのかもしれない。（でも、ドーナッツでは「餌付け」はしてなかった）
４／２１月 「こんなにいっぱいになって返って来た！」とＯ.Ｃ氏は言った。禁煙１３６日目。発注元は寛容なご処置いただきセーフ。（んでも用意のためスーツ着用） 「ＧＰ」、手作り分丸残りだが14時間で引き上げる。 一応フォローすると、土曜日の夜腹が減って２、３枚「寸借」した煎餅を１袋丸ごと買って返却した、つーこと。今時、こんなに高パフォーマンスな投資もあるまい。（だと思って無断飲食を許してほしい） んで、こんなもん買うのは久しぶりだったが、煎餅とか、かき餅とかって、腹持ちするけど結構リーズナブルなのに気付く。
４／２０日 禁煙１３５日目。雨模様。近所の河童寿司。ちゃんと順番待ちしているのにパスかつ放置プレー。対応悪し。帰宅後ゲラ読み、はみ出し処理。明日は、送稿前日で手作り表作成と鉱工業の対応をそれぞれをやんなきゃいけなくて、とても２４時間で終わるとは思えないところに、「ＧＦ」発注元に例の馬鹿馬鹿しい紙問題で詫びを入れに行かなきゃいけなくなったら、と思うと、とても出社する気がしない。
４／１９土 「ちょっと太られました？」と近所の知り合いは言った。駅に向かう途で行き会う。トーゼン俺のこと。禁煙のせいだと答えると、それがあるから怖くて煙草はやめられない、と。（それ以下の反論は飲み込んだ） 禁煙１３４日目。曇り、風強いが、昼にはビールの旨そうな日差しの強い良い天気に。実際、たぶん昨日から作業していたＯ．Ｙ氏とＳ．Ｙ氏はようやくうまく行ったので、昼でも呑みに行ったことだろう。（お疲れさんでした） 午前、「Ｏ総合病院」。こないだの腸のファイバーの結果。取ったポリープの生検は５段階中の第１段階＝全くの正常細胞。安心する。調子に乗って今日から売り出したユニクロのＴシャツを２枚。出社。「ＧＰ」掲載データの打ち込み、ついでに資料集め、「ＧＦ」青校、等々、ほとんどベストに近い順調さでこなす。でも、夕食抜きで終電近くに。そこで帰ろうとしたら、外した時計がない。というか外すのが癖なので、いつも無意識、外した記憶さえない。だが、今日はデスク以外の場所で外す筈がないのに、見当たらない。終電に間に合わなくなりそうだったが、安物でも気に入っている奴なので必死に探す。相当探したが見つからず。ずっと良い日だったのにまったくの暗転。ヘコむ。なかなか諦められないが、これは異次元空間に突然ワープしてしまったのだと思うしかあるまい。そんな空間の裂け目が６Ｆにあるなんて、困るんだよね、ったく。月曜日には総務に言って裂け目をふさいでもらわなきゃ危なくてしようがない。
４／１８金 「紙がないんですね」とその●●は言った。最初は人ごとのように。禁煙１３３日目。晴れ、夏日。よい季節。鉱工業生産指数の基準年替え。この状況でそういう大仕事が発生するとは。（まあ、前から今日発表なのは知っていたが、あっという間にその日が来た、という感あり） 現在テンパってる唯一の部員にやらせる訳にも行かず、トーゼン残りの部の構成員＝俺がやる。小部隊としては遊弋して各個撃破するしかなく（ゲリラか俺らは）。校了始まった「ＫＴＮ」を一時横に措いて「ＧＰ」への対応をとる。というところで、「ＧＦ」の件で印刷所から電話。青焼は明日やって月曜に戻す、という話はさっきした筈なのに。再度の電話が冒頭の発言。トイレの話ではなくて、驚くべきことに、印刷１営業日前に刷るべき用紙がない、という話なのであった。ブチ切れ、緊急対応、等々は詳述しない。しっかし、本社以上に「機能不全」が進んでいるようだ。心配なところ。草疲れたし、明日もあることなので、２１時半にあがり。Ｕ山師とＹｏｒ氏とで「天狗」。帰りに久びにサウスポーのマスターのラーメン屋。その途中で店を片付けていた「都鳥」のお兄さんとちょっと話す。無沙汰についてお詫び。おばちゃんは快復だがまだ店には出ず。
４／１７木 「朝起きたらベッドで逆さまだったんですよぉ」とＴ．Ｙ嬢は言った。痛む頭を抱えながら。禁煙１３２日目。晴れ、相当暑い。出勤途上の駅のいつもの場所に燕が巣を作っていた。つーことで酒呑みの彼女に朝のエレベータで行き会う。昨晩ホワイトボードに「午前休」と書いといてくれと頼まれていたが、コンジョ出して出社して来た模様。逆さまとは天地＝ベッドを掛け布団にしていたんじゃなくて、頭と足のこと。（当たり前か） 宴の後はまた作業に次ぐ作業で、別経路の終電。
４／１６水 「ところでロベカル先生はどこにいるんだ」とＳ．Ｋ氏は言った。いつものように。このボケを一貫して主張するのが氏の偉大なところである。禁煙１３１日目。晴れ。午前、自宅作業。ＫＴＮのまた「日誌」。ちょっと体裁を変えるため、去年頭に来ながら助詞「は」を撲滅する作業をまた繰り返している。しっかし、その後新しく追加された１年分も俺とＡ．Ｔ氏が書いた以外は同じだったから処置なしか、こいつは。夜、うましか会。対韓国戦＠懐かしのソウル・ワールドカップスタジアム。テンパッてるＯ．Ｙ氏以外の会員＋新賛助会員bigＯ氏、保護者として、釜本と同じ高校出身のＵ．Ｔｏｓ氏。新三女会員Ｗ氏の欠席は痛かったが、Ｋさんはしっかり見たら結構beautyだったから勘弁してくれたまい、某分室会員殿。（カードありがとうございました） 終始押されっぱなしで、さすがKorea、どーしたイルボン状態だったが、ごっつあんゴールでも勝ちは勝ち。よいこととする。（予選を考えるとそうでもないが） ２次会「はなの舞」、３次会・オレンジ色の看板の「ＺＥＲＯ」。よく呑み、よく話す。代表戦に限らず、もっとこの会はやりませう。
４／１５火 「暖かい蕎麦はだめなんですよ」とＩ．Ｔ氏は言った。禁煙１３０日目。雨、夜にはやむ。「ＧＦ」責了、Ｂ会、など。招集メールに瞬く間に返信多数。会員各位相当気合が入っている様子。夜、残業食の蕎麦を食いに出たところでＩ．Ｔ氏と出会う。氏は「小諸蕎麦」を主張したが俺としてはあじ天蕎麦が食いたかったので「六文蕎麦」（別の支店）に付き合ってもらう。明日のこともあり、稼ぐだけ稼いどかないと、つーことで今日も終電まで。
４／１４月 「今度、機会があればまた書かせてください」と某氏は言った。禁煙１２９日目。晴れときどき曇り。午前中に昨日からの某氏分原稿を上げる。物分かりのいい人だから俺としては珍しく懇切丁寧に指導したつもり。その言葉、Ｓ編集長に言ってあげたらお喜びになるでしょう。午後、某ＮＰＯ、いつか書いた、社長がいい人だから返済能力が高まる系。先般より弊社と協力できないか、との話、俺が窓口になっている。（本人もなぜ？ だが） なかなか難しい情勢、かつ超繁忙だが、さすがに何回も延ばす訳にいかず、同じビルの７Ｆにいらっしゃると言ってもやはり「外部」なので応接。ちょっととりとめないプラス思案投げ首。夕飯は「日本橋食堂」。初見。セルフでお惣菜を取っていく。この方式はついつい手が出てかさんでしまうのだが、やはり鰈のの煮付けと高野豆腐に飯、味噌汁で８５０円。次なる作業あり。終電。
４／１３日 禁煙１２８日目。晴れ。午前、親子喧嘩で泣き出した娘を連れて近所を散歩。たまにだか、まだよく喋ってくれる。たとえば、南の公園の砂場を掘っているとぶつかってしまう、遠くに植わっている桜の木の根っこのことなど。午後、お持ち帰り仕事。自分の分は軽くあげて、某氏執筆分を編集。厳しい。夕食はさんで延べ５時間はかかったか。夕食には天豆を自分で購って食う。
４／１２土 「天豆は今日はおしまい」とおばあちゃんは言った。禁煙１２７日目。薄曇りで風強い。午後から出社。蒸し暑い。原稿を書き出す。結局５時間もかかってしまった。仕事系の文章はもうダメかもしれない。たった14字×78行って、前回のこの日誌の更新時に書いた文字数よりちょっと多いだけ。そんときは１時間ぐらいだったのに。もう仕事系で文書くのがつまらなくなってしまったのかも。（こう書くと本当にかったるくなるので、そうは思わないようにしようとは考えるが） 推敲およびタイトルはうちでやることにして、２０時に上がり、蒲田の「のんき屋」へ。天豆なくても鰯と湯豆腐で落ち着く。
４／１１金 「このたびは「ＳＫＨ」の当市場の表示を○○に変更していただき、ありがとうございました」と社長は言った。禁煙１２６日目。曇り、夜に雨。某市場売買運用会社を訪問。（イントラに写真あり） 水天宮だが時間が早かったので甘酒横丁は横目で見ただけ。帰社後、「ＫＴＮ」の文章書きの仕込みで２３時まで。まだまだ貯めて今日は書き出さない。
４／１０木 「おはようございます、Ishiさん」とＭ嬢は言った。この書き出しもそろそろネタ切れ。いろいろな言葉が飛び交った１日だったけど、どれも決め手を欠く。つーことで、あれこれ考えるよりも今日のは清清しい朝の挨拶にしておこう。やはり、妙齢の女性から、しかも名指しで挨拶されるというのはブンキが良い。（単純） 禁煙１２５日目。晴れ、夜半雨、冷える。昼飯はＨ．Ｅと。仕事関係の相談事。相当困っている様子。俺に出来ることはせねばなるまい。の後、ＪＳ会。なんでそうなるのか。（相変わらず） 夜、２１時過ぎまで作業後、お召しによりまた「開々亭」。んでまだ禁酒期間中なので今日の得物はウーロン茶。後からシステムＦ氏。刊行物系と専業システム屋さんとの狭間を埋めるべく、発表された数字はぎりぎりまで入れる「ＳＫＨ」的世界の話をするが噛み合わず。そりゃそうだろう。今日のＦ氏は、２週間後でいいと言われた仕事が急に繰り上がって完全にテンパっている状態。ＳＥ側の事情も考えずにテキトーにスケジュール動かす人間とばかり付き合っていては、たった一つのデータでも重視する、とかは想像が付かないだろう。同じ編集でも程度の高低があるのは分かって貰えたようだが、低レベルでもきつい作業をやらされるのは当のＦ氏。この話柄を今日の氏にしたのはタイミングが悪すぎたようだ。帰り際、どっかで見た占いの今日の最悪星座は牡羊座だったので「君は牡羊座だろう」と言ったらホントにそうだった。んで、ビリ２はカプリコーンで、要するに俺ら２人は最悪コンビだったつーこと。
４／９水 「うちの娘、まだ男やってるけど巨乳なんだよね、親の俺が言うのもちょっとナニだけど」とＨ．Ｅは言った。禁煙１２４日目。晴れのち夕方に雨。今年の春は雨が多いような気がする。下のほうの娘。男はまだ治っていなかったが（男癖ではない。子供の時からズボンしか履かない等、おしゃま過ぎる姉とは正反対に自ら選んでボーイッシュに育った、つーこと）、今春からＮ大に入学、Ｔ沢で下宿とのこと。ＥＫ田じゃないほうは芸能関係。だったら早くプロダクションとかに売っちまえばいいのにと言ったら、専攻は「放送」しかも裏方系との由。「ＫＴＮ」、進行関係は人間のＴちゃんに収拾してもらう。他部のブチョーかつ俺より多忙なのにたいへん申し訳なく。割当分はようやく図版が出来、ぎりぎりセーフ。区切りがついたとこで引き上がるが、まだアルコール禁止なので寄るところもなく。
４／８火 「本当に大丈夫なんですか、そこをまっすぐ歩いてみてください」と看護婦は言った。禁煙１２３日目。時々日が差す曇り、風強く雲が速い。並木の花弁がはらはらと散るのを見て物愁うのはやはりポンニチのせいか。常連「Ｏ総合病院」消化器外科で大腸ファイバー検査。相変わらず「全部」出すのはしんどい。検査は、まだあったポリープを切除。案外早く終わりさっさと着替えたら、麻酔が本当に醒めているかどうか確かめられた。薬代と合わせてＤ万Ｆ千は痛い。病院を出たら雨。絶食明けはかけうどん。食べられるのは消化のよいうどんかお粥のみ、酒はもちろんだめ。１６時過ぎに出社。「ＧＦ」、「ＫＴＮ」など。図の締め切りは明日だが間に合いそうにもない。けど、腸にクリップ引っ掛けたばっかで徹夜する訳にもいかず、大事をとって２３時前に上がる。（クリップ：切除痕に、止血のため）
４／７月 今日は、偉大なLady Day（ビリー・ホリディ）と美奈子さんと鉄腕アトムの誕生日である。（美奈子さんはちょうど区切り、アトムはまさに2003年の本日） クライフとペレとマラドーナの誕生日が一緒だったとしたら、と考えてもらえば、この日の凄さはお分かりいただけるであろう。（この喩えは一部パク）
「ルーが足りなかったら言ってくださいね」とカレー屋さんは言った。禁煙１２２日目。晴れだが夜半には降り出した模様。「ＧＦ」難航、「ＫＴＮ鑑」恐怖のレベルも、自分の身体のほうが大事である。つーことで、１回延期した検査を明日是が非でも強行、実施する。（しかし、安かった３月から本人負担が上がる４月にわざわざ延期する馬鹿もあったものではない、どうしてこの経済情勢下でわざわざデフレ圧力かける大●●の思う壺になるのか） ２０時には絶食開始と言われていたが少し押してしまい、焦って勝負の早いカレー屋「アルプス」へ。高田馬場の「エルム」無き後、安くてサラサラ系はここぐらいか。明日の夕方まで食えないのでいつもの「ご飯少なめ」はなしで、こっちはいつも通りの「ルー多め」。さらにオプションでコロッケ。
４／６日 禁煙１２１日目、風強いが晴れ。入学式。盛りは少し過ぎたが桜がまだ残っていたのが幸い。帰りに、横浜髙島屋「鼎泰豊（ディンタイフォン）」で好物の小籠包をご馳走。これだけ薄い皮のはなかなか他にないのでは。
４／５土 「アフターシェーブローションはオーデコロンの代わりになりますが、コロンはアルコールがきついので顔には付けないでください」と店員は言った。禁煙１２０日目。昨夜来の雨続く、風寒い。出社。本日付ＮＫ新聞のラスト面、右上にＡｒｂｕｓの写真あり、よろしく御覧ぜられたい。 夕方、香りの元を購う。俺の香りはHarbalで爽やかで俺自身の香りともよくマッチしていて、フレグランスに造詣の深い方面からの評判がすこぶる良い。ただし、俺の近辺でフレグランスに造詣が深いのは、残念ながら一部、それもごくごく一部、今のところ本人だけに留まっているが。 出社していたＳ．Ｙ氏と夕食。土曜の夜の「三州屋」は内緒話が出来るほど静かだった。
４／４金 「さすがですね、呑兵衛の勘」とＹｏｒ氏は言った。禁煙１１９日目、曇りから夜は結構な雨。恐怖の手付かず「Ｋ済Ｔ計Ｎ鑑」の図をようやく作り出したところで、新人歓迎会の流れに合流せよ、との下知あり。遅れて２１時半に「Ｋ．Ｋ亭」へ。この時点で既に本降り。 もう１軒ということで、傘を持たない人々を引き連れて雨の中あちこちうろつく。しょうがないので山勘で、横の小路の小さな店に上がる。屋号は「華屋」。茹でたて天豆、茹でてない生蛸、鮭のカマとか、結構いけた。大当たり。この店は流れじゃなくて、初っ端から来たい。 人々よりスタートが遅かったのであまり深くは酔わず、終電でちゃんと帰る。が、ラーメンは余計だった。（再び７７） そこからねぐらへの道すがらの並木、雨のせいで花が散り始める。
４／３木 「移籍するならレアルしかありません。なぜなら、それ以外のクラブへの移籍は（レベルの）後退を意味するからです」とパオロ・マルディーニは言った。次のＣＬ・アヤックス戦でミランは９５年と同じ辛酸を舐めるであろう、必ず。（怒） 禁煙１１８日目、晴れ。御用にて「ＭＰＴ」系会合の事務方見習い、２１時まで。の後、作業場に戻りチェックすると、同系列冊子「ＧＦ」の問い合わせ返答待ちだった編集・某先生からのメールが着信していた。ただし、発信日は一昨日。ロストにならず、２日ディレイなんてあるのだろうか？ 落ちついたところで専門家でもあるＮ氏に聞いてみよう。（本人備忘） 日程ぎりぎりのため終電過ぎまでかけ対応する。
４／２水 「呑むなら記憶をなくすまで呑むのは当たり前じゃないか」とＵ山師は言った。禁煙１１７日目、朝の霧雨から夜は本降り。早くも草疲れ、やる気が失せてしまった。既に20時だったが、５Ｆ煙草場にたまたま居たＵ山師を誘い「天狗」へ。スロースタートなのに結構行ってしまった。師の発言に鼓舞された訳ではないが。
２００３／４／１火 「今日から引く身はもちろん全社員のサラリーを役付手当以外の部分に付き７％アップする」と社長は言った。禁煙１１６日目、晴れ。今日こそ本物の花見をとぞ思うが機会も暇もなし。佳人を伴った去年のことなんぞはいっさい思い出さず。 もう一人の若きＯＢ、Ｎ氏と昼食。八重洲「むぎたん」。塩鯖と麦とろが美味。某システム大変方面とデフラグやるにはＭＳＦＴ備え付けじゃアホだからダメとかが話柄。（別途ソフトを買うのが良い：本人備忘） 「ＧＦ」で２２時まで。（遅更新だが、当然この日に因んだ箇所がある、２つ）
「脚注、後講釈、解説、言い訳、蛇足、おまけ」
４／ 。
４／５ ただし、アフターシェーブのほうが香りは少ない。実は、これを聞く前から、コロンを買うカネがなくてアフターシェーブを身体にも使っていたのだが、売り込む気がない正直な店員さんからお墨付きを得る形になった。