日々の得心
2005年 神無月
またまた引き続き「約物」のワンパは許されたい。
「めざせ！ スリムボディと気象予報士」はなし。
― １１月 １日 ＡＭ更新 ―
２００５／１０／３１月 禁煙１０２８日目。朝の検針７４．１ｋｇ、２４．９％。曇り。申し訳なくもまたまた午前休で、旧居売却の後処理など。午後、入社ン十年で初めてＨＣビルに行く。外見は立派だが地下書庫はこっち以上にむさかった。ここからだったら神田駅のほうが近いのでＪＲでお茶の水の健保へ。インフルエンザの予防接種。（２日まで）「今日は入浴は構いませんが、激しい運動をしてはいけません」とのことだったので、ほぼ毎日激しくトレーニングしているアルコールは避ける。帰りの車中、いつものネタ本・週刊ＢＳにて、川上弘美が１年下だと思っていたのが同学年（俺と同じ暦年の４月１日生まれはぎりぎり）だったのと、身長が１７６もあるのを知る。この場合の公称数字は実際より低くしてある可能性があり、俺の公称数字１７８はスポーツ選手やタレントと同じでちょっと高めにしてあるから、下手すりゃ、彼女のほうが高いかもしれない。にしても、美人でタッパがあって文章が上手くて、ほぼ最高だ。（俺もお茶大のＳＦ研に顔を出しとけばよかった） 日付が変わりそうなところでやはりねぐらにてこれを書きながらビールを呑む。
１０／３０日 禁煙１０２７日目。朝の検針７４．４ｋｇ、２３．６％。曇り。ＮＨＫ杯戦、因縁の郷田ｖｓ.先崎は郷田会心の指し回しで３回戦進出。両親、新居に初来訪。
１０／２９土 禁煙１０２６日目。朝の検針７４．１ｋｇ、２２．２％、望外の減量、やはり刺身はローカロリーか。曇り、雲の切れ間から日が差している真昼時、部屋の窓から中庭の向こうに見える別棟には、今日は土曜日のせいか、ベランダというベランダに白く輝く洗濯物が風にたなびいていた、夕方、生暖かいと思ったら降り出した。クリーニング屋以外は終日ねぐら。
１０／２８金 禁煙１０２５日目。朝の検針７５．０ｋｇ、２２．８％。晴れ。午前休で旧居売却の精算と旧居分のローンの完済手続き。夕方、いつかロハで靴を磨いてくれたので、その御礼をすべく「三越」に行き靴を購う。（今日はスーツなので合わせるのに都合が良かったのもあり） ビブラム・ソールのはやはりヘンなステッチがあったので回避。他に軽いのを探したが、俺がスーツを着る時はそれなりの場面であることが多く、そんな時えー歳こいたおっさんが足元見られちゃいけないので、奮発してBurberryのにした。夜、Ｙ．Ｔ氏と「三州屋」。鳥豆腐、刺し盛り、泥鰌丸煮、このわた、鯛の頭煮など。禁酒でスタートした今週だが、何のことはない、結局３日連続で呑んでいる。
１０／２７木 禁煙１０２４日目。朝の検針７５．４ｋｇ、２３．２％、復元。雨のち曇り。Ｉ．Ｔ氏と神田の「大越」へ。初見参。結構広い大衆酒場。ポテサラ、トマト、生牡蠣、「可愛らしい」焼き蛤、また鰹など。弊社担当のＸ社の営業の方と上司の方に偶然出食わし、急遽の名刺交換。よい感じの店だが、カウンターがないので独り酒は難しかろう。
１０／２６水 禁煙１０２３日目。朝の検針７３．７ｋｇ、２３．８％、断酒効果は抜群。曇りときどき小雨。久しぶりに遅く（と言っても９時前で、残っている方には申し訳ない）まで作業。「３日も酒を呑まなかったらビョーキになってしまう」テーゼを発動、Ｋ．Ｋ氏と「がんも亭」へ。戻り鰹刺し、羊肉の香草仕立て、トマトを使った、氏に付き合った白ワインに合うナントカいう料理（記憶力減退により忘失）など。
１０／２５火 禁煙１０２２日目。朝の検針７４．４ｋｇ、２４．６％。晴れ。という訳で、急遽午前休にして、「巨匠・デ・キリコ展」に行く。開店と同時の一番乗り。空いている。悔い多いこれまでの人生、じゃなくてまだ27歳だから（パクって）前世の記憶のうちで、1973年11月鎌倉・近美で催された「デ・キリコによるデ・キリコ展（De
Chirico presanta de Chirico）」（※）を、無知蒙昧な高校生だった俺は、学校に割引券が置いてあったのにも関わらず行かなかったのが中でも相当な痛恨事であったのだが（既述？）、ここで偶然にもそれを雪ぐことが出来、その作品を目の当たりにすることが出来てとても嬉しい。んで、残念ながら、輪転がしをする少女には会えなかったが、イタリア広場の地平線を煙を出して走る汽車（上り下り両方）と部屋の中でボートを漕ぐアホ（ユリシーズと云う）は観ることは出来た。そういう良いことがあったので、気分ではまったくなかったのだが（引く身とは思えん）、の後、出社。夜は本日もノンアル。（２日抜かないと休肝にならないのだそうだ）
※デ・キリコは１８８８年生の１９７８年没なので当時８５歳でまだ存命。この展覧会をキリコ自身が「もっとも重要な展示」と述べていたのは今日知った。ついでに、ジュール・ヴェルヌを高く評価しているのも今日知った。
１０／２４月 禁煙１０２１日目。朝の検針７４．８ｋｇ、２４．６％。ほぼ快晴、のち晴れだが白雲出る。見知らぬ書籍小包が作業場に届いた。添えられた編集者からの手紙によると、著者からの指示で送付した、書評等よろしく取り上げられたい、とのこと。でも、柳瀬久美子って、全然知らないんですけど。（酒席の場で引き合わされ、その後泥酔、ブラックアウトしたとしても、女性は忘れない、たぶん） 「はたらく道具 つかう器」という本なのだが（って、借りた訳ではないこの場で、しなくてもいい宣伝をしている）、奥付のスタッフ欄にも、知った名前はなし。（●●夏子さん、という、漢字でも平仮名でもどなたかと一文字違いの人が「取材・文」担当だったが） いきなり不躾に送ってくるとは、版元からしてたぶん彼奴だとは思うのだが……。 昼は引く身的に全く特記事項なし。（なんなんだ、俺は、が、たったの３発） でも、抑えてノンアルであがる。靴を買うべく東京駅大丸に寄る。以前、ビブラムソールの黒があるのを見たので、今狙っている茶色もあるのでは、と思ったから。んで、あることはあったのだが、変かつ余計なステッチが入っていてとてもビジネスユースには出来ない。残念ながらあきらめたその帰りに、店内のポスターでデ・キリコ展をやっているのを知る。明日が最終日。（かしまし娘の息子に嫁いだんだけど、んデ、キリコがどうしたの、とかいう展覧会ではない、たぶん）
１０／２３日 禁煙１０２０日目。朝の検針７４．５ｋｇ、２３．４％。快晴。選挙（参院補選＋どういう訳だがこの時期に市長選、さすがに今回は棄権はしない）以外は終日ねぐら。またまた伊丹十三著・新潮文庫復刻シリーズの「再び女たちよ！」をン十年ぶりに読了。「まあ、女というものは、なんという、いじらしく、可愛らしく、またデリケートな、上等な存在なんだろう──」以下、女性を意識し初めた頃の氏の切ない述懐が序文に記されているのだが、そうした想いは、最初に読んだ高校生当時の俺にとってはあやふやに想像することでしかなく、再読した今の俺にとってはとうに忘却の彼方に消え去った大昔のことでしかなかったりする。
１０／２２土 禁煙１０１９日目。朝の検針７４．２ｋｇ、２３．８％。小雨、曇り。出社後、あれこれ迷ったりしたが、結局、蒲田の「のんき」へ。およそ３カ月ぶりだが、懐かしがられることもなく、淡々と。ポテサラ、焼き鳥各種、湯豆腐、まぐろぶつなど。
１０／２１金 禁煙１０１８日目。朝の検針７４．２ｋｇ、２３．４％。晴れ時々白い雲の多い曇り。管轄外となった８Ｆに用があったので行くと、ちょうど引け際だったパンチャーのＭさん（ＥＵＲＯ２００４に行かれた方）から「オランダおめでとうございます」と言われた。痛み入る。サッカーをよく知り、かつ良い方だと思う。 夜、つるむこなく某所にて穏やかに呑んでいたつもりだが、金曜の夜のせいか、周辺は酔っ払いどもが不穏だったりする。憤慨した高校生のバイトらしいウエイトレスさんによって「同じ人間なのにおかしいじゃないですか」という「正論」が述べられるのを、久しぶりに耳にする場所にいた。
１０／２０木 禁煙１０１７日目。朝の検針７４．３ｋｇ、２３．６％。快晴。所用で千代田線に乗ったのだが、逆方向の沿線に千駄木があるので、Ｋ．Ｋ氏と行きたいねぇとか話しつつ、夜、社に戻ったらＹ．Ｔ氏よりお誘い。そんなこと話していたとは伝わっていないはずだが、こうした偶然はよくあるもので、「Ｔよし」へ行きましょう、とのこと。久しぶりに行く。（この店だけまだイニシャルだったと思う） 生鯨、するめいか（ころ付き）、秋刀魚の刺身三点盛りは彩りが美しい。それに釣りたちうお刺し。得物は天狗舞。後から頼んだ「からすみ」はしっとりしており、自家製とのこと。
１０／１９水 禁煙１０１６日目。朝の検針７４．３ｋｇ、２３．６％。曇り。午前休だけど昼前には出て、気の滅入る作業など。 夜、ちょっと遅めだったが魚が食べたかったので「三州屋」へ。いつの間にか独り酒復活か。
１０／１８火 禁煙１０１５日目。朝の検針７５．１ｋｇ、２４.０％、挫けそう。雨のち曇り。夜、Ｉ．Ｔ氏と「てんや」へ。道すがら、景気が良くなりつつあると言っても、ちょうどそこで見掛けたような、まだ橋の上などにいるホームレスの人たちがいなくならないのは、回復の様相や社会の仕組みが以前と違ってきているのでは、などと真面目な話（実は氏とはよくする）をしていたら、ちょうど「ビッグイシュー」を売っていたので一部購う。（ホームレスからの脱却を図る人たちが街角で売っている雑誌で、売り上げがそのまま支援のおカネとなる仕組み） こないだもらったタダ券でポテサラ。日本酒を呑み尽くし姉妹店から借りてくるような騒ぎになった。（借りてきたのは本当だが、呑み尽くしたのはうそ、先客がたくさん注文していたので在庫が切れたということ）
１０／１７月 禁煙１０１４日目。朝の検針７４．４ｋｇ、２４．５％。雨。夜、「大船って横浜ですか」とウエイトレスさんに聞かれる場所にいた。（可愛いから当然許した、いつか大船軒の立ち食い蕎麦を食した時にハンコを押してもらったスタンプ券を提示した時）
１０／１６日 禁煙１０１３日目。朝の検針７４．８ｋｇ、２４．０％。雨のち曇り。昨夜またねぐらで呑んだので昼前まで寝る。後は近所で、不動産屋、クリーニング屋、マルエツ、マツキヨ、団地のスーパーで発泡酒３５０ＭＬ１ダース、海老案１．５Ｌ２本。その途中、公孫樹の樹に黒猫が登っているのがみえた。降りれなくなるのではと心配して声を掛ける。しばらく樹の又にうずくまっていたのと目を合わせていたが、何のことはなくちゃんと自分で降りて行った。遊びの邪魔をしたのを謝しつつ帰る。少し行って振り向くと、座り込んで遠くを見ていた。もう一度振り向くと、やはり全身黒いのがもう一匹出てきた。黄葉の中で二匹の黒猫が同じ方向を向いてお座りしていた。夜、ベストセラー「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」山田真哉著読了。タイトルのこの仕掛けってどうなの、と期待せずに読み始めたが、例え話は「ちょっと」ということころはあるものの、全体は平易かつ単純な記述で良い。さすがにベストセラーは違うと感じる。あるかどうか分からないが、素人向けということで、次回のコーシの時の参考になりそう、というよりも、これだけ売れてるんだから、たいていの素人も知っている話とカブらないようにしなくては。
１０／１５土 禁煙１０１２日目。朝の検針７４．７ｋｇ、２３．６％。曇りのち晴れ、暑い、夜降る。このごろ起きると右の耳がぼーっとしていたので、近所の耳鼻咽喉科で耳掃除。吸引して出てきたものを見る。これじゃぁ、ぼーっとするのもさもありなん、と言うほど立派なものが出てきた。聴力検査もしてもらう。逆の左の耳の高音部の聴力が落ちていた。こっちのほうがショック。加齢のせいか。いい音楽を聴くのも今のうちだ。 出社途上の車中で、酔っ払っていたので読んでなかった昨日のＮＫ紙夕刊。さきに亡くなられた吉野俊彦氏の評伝を読んで、こないだの引っ越しの時、自筆の手紙も添えていただいた先生のご本をなくしてはいないか心配になる。作業場で作業後、迷ったが、「さくら水産」も含めどこにも寄らずに帰る。の間、またまた積読再生シリーズで、「奇妙な経済学を語る人びと エコノミストは信用できるか」原田泰著を読了。野口旭を嚆矢とする、ポジショントークをする実務サイドのエコノミストへの一連の批判の流れに、経企庁本流としても黙っていられない、という風情。（拙速のせいか誤植多し）上梓から２年経って状況は変わっても、これほど単純に物事が進むかは疑問。だが、著者が主張するデフレが本質的にアウトなのは以前から当然と思っていたし、そうした本質を見ずに右顧左眄する輩がおかしいのも同感ではある。
んで、帰って探すと、吉野氏の著作が本棚の奥から見つかった。９８年１２月上梓の「企業崩壊 私の履歴書 正・続」。９７年の山一崩壊、それに伴う山一證券経済研究所（ＹＲＩ）閉鎖に関する一連の経過を物された本である。いただいた達筆なお手紙を解読したところは以下の通り。追悼のために記す。「平成十年十二月八日／吉野俊彦／弊社名局名／ＧＰ編集長／（愚拙名）様／／拝復／十二月七日付御懇書難有拝見／平成十一年一月号より三和ミクロ景気インデックスの欄が設けられ注に旧ＹＲＩ景気インデックスと書かれているのを見て 事故で死んだとばかり思っていた我息が蘇生したようなうれしさを覚えました 何卒今後共宜敷御願致します／先す右不頂報以筆面御礼迄／敬具」（ばれるといけない俺の身の上部分以外はママ）（山一證券経済研究所は日銀理事だった氏を中心に設立された、また主要指標であったＹＲＩインデックスは作成スタッフとともに三和総合研究所に移管された）
１０／１４金 禁煙１０１１日目。朝の検針７５．３ｋｇ、２２．５％、おでんって高カロリー？、５日間移動平均も７５ｋｇを超える、緊急事態。快晴のち曇り。制作室にいたＴ．Ｒさんの訃報を知る。夭折（俺よりちょっと下ぐらい）。この８月には元気に焼肉を食べてたのに、癌死との由。何とも言い難い。合掌。昨日の相場もダウ式と時価総額型とが逆行。指数としての信頼がないのが改めてよく分かる。（４行略） 夜、Ｉ．Ｔ氏と「天や」へ。１３０円だけどポテサラのタダ券をもらう。うれしい。金曜日なんだから体重のことは忘れて、ねぐらにてカラムーチョとトマＪ発泡酒でＤＶＤ。（外で呑んでからまた飲み足すのは依存症の一歩手前か）
１０／１３木 禁煙１０１０日目。朝の検針７４．４ｋｇ、２４．６％。快晴のち●（としておいて崩れるのを予想していたら最後までもった）。起きたら喉が痛くなっていた。 ウクライナ戦。詳細は見ていないが、こういう負け方は今のうちしておいた方がいいような気がする。欧州予選も終わる。Oranje（１組１位、勝ち点３２）と同組２位チェコ同２７点、３位（＝落選確定）ルーマニア２５点。今朝、大きく報道されていた４組１位通過のフランスの勝ち点はたったの２０って、対戦チーム数の違いはあれど、なんか納得しがたい。（役にも立たないランキングだが、８月時点のＦＩＦＡランキングの２位（って、いつの間に、すごいな）はオランダ、４位はチェコ。欧州１組が地獄のリーグであったのが分かる） ＮＫ新聞朝刊。昨日の株式市況を「反落」とのこと。こないだの金曜日もそうだったが、自社で算出しているダウ平均型指数は下落しだが、時価総額型の指数は両日とも上昇している。これは相場付きが棒上げからまた変化しつつあることの表れで、そーいうことを伝えるのが報道だと思うが、自分のところの指数の動きを書くのは何と言うのだろうか。（昨日は単純平均がプラスだったのにダウ式指数はマイナスだった。不可思議） 同紙文化面に、まさに対戦者の佐藤康光棋聖がエッセイを書いている。併せて読まれたし。（島はまだ八段であったか、この場で訂正します） おっさんのくせに占い好きで、寸評の文が小気味良くて毎日見ていたのが、今日も見に行ったらこーゆーことで…。http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/fortune/fortune.html （合掌、ありがとうございました） カープ贔屓の論調なので、まだ強かった学生の時「日刊スポーツ」を読んでいたが、そう言えばその頃からずっと連載してたなぁ、この人、と改めて思い当たる。（４行分略） 夜、Ｙ．Ｔ氏よりお誘い。たまたま目に着いた屋台のおでん屋へ。それこそ「パパと呼ばないで」に石立と大坂志郎が酌み交わす感じでよく出てくる風情だが、作業場近辺では初めて。（Ｍ信託銀行の角） 大通りを疾走するトラックの風で幌を支える柱が傾いてきたりするが、まあまあか。「すじ」が牛肉系と魚系とがあるのを知る。
１０／１２水 禁煙１００９日目。朝の検針７５．４ｋｇ、２３．９％、誓いもものかは、ブーデーの素・中華は強烈であった。白い雲たなびく秋晴れ。「読むべし」と書いた以上、即アップすべきところだが、朝、ＶＤＳＬがダウンしていた。弱いなぁ、ＴＥ●Ｃ●光（と毎週メンテしているＤ●-ｎｅ●）。 部縮小に伴う引っ越しに備えて今日もジーンズ。昨日に続き、祝賀すべくOranjeのＴシャツを下に着込む。たまたまエレベータで行き会ったＴ．Ｓさん（旦那がＤＦ）に「Ｗ杯予選見てますか」と聞かれたので、思い切り曝け出す。（ここのご夫婦はドイツにも行くのだろうなぁ） 朝早くのトラブル処理や、引っ越しで出た埃のせいでもあるまいが、午後からちょっとしんどくなり、腹も減った。んで、早めの夕食はサービスタイムの「アルプス」へ。いつかドルフィーが掛かっていたところからみてここの親爺はジャズ好きらしく、今日はコルトレーンのバラードを聞きながらチキンカレーを食う。サービスタイムは２８０円、安い。（しかし、名曲でも３回も繰り返されると、ちょっとなぁ） ＮＫ夕刊の島の観戦記その２、開催地の地元情報はあるが、まだ手の解説はなし。 んで、帰りに品川の「成城石井」に寄ったら、また、バラードが掛かっていた。今日はひょっとしてコルトレーンの命日か。（７月だったはずだが） しんどいのでノンアル、喉がイガイガして来たので早めにくたばる。
１０／１１火 禁煙１００８日目。朝の検針７４．８ｋｇ、２４．７％、ここから再出発を誓う。曇り。祝賀すべく、シャツの下にひそかにoranjeのＴシャツを着込むが、見せることができたのはＹ．Ｔｅｔ氏一人だった。（「いやぁ、このごろのバルサは強いですねぇ」って、話の振り方が違うだろーが、と抗議しつつ）（のちにもう一人） 夜、Ｓ．Ｓ太氏と９Ｆで打ち合わせ。またＫ．Ｍ前局長と居合わせて、その後は、お約束の「開々亭」へ。抑えてはみたものの…。 帰りの車中のＮＫ紙夕刊、将棋・王座戦第３局観戦記その１。譜割り（棋譜をどこで切って掲載するか）は初手からわずか９手。この異常さはひょっとしたら、と思ったら、やはり筆者は島朗（九段＝現役棋士）だった。スカした叙述と観戦記にはあるまじき対戦者を主語にした三人称の文体。面白い。一読をお薦めする。（９手についての解説はいっさいなしなので将棋を知らなくても、普通の文章として楽しめる）
１０／１０月祭 禁煙１００７日目。朝の検針７５．５ｋｇ、検針史上最悪の事態、２４．２％。小雨ときどき曇り。自らを掘り下げるため、もしくは王様の洋服をもっとよく見られるようになるため、また「バカボン」を読了。赤塚不二夫著、ではなく、しばらく積んどいた「まれに見るバカ」、勢古浩爾著。中島みゆきの本を出すような輩だから、ちょっと……、と思いつつ、定義的にはバカとは他人のことをまったく考慮できない人、というのはその通りだと思う。そして、そーゆー奴が多いのもまた同じ。具体名を挙げての例示は、８割方納得（いやらしいカタルシスかもしんないが）。次の「バカ本」はしばらく前のあのベストセラー、ではなくて、この本で取り上げられていた呉智英に寄るべきか。
１０／９日 禁煙１００６日目。朝の検針７４．５ｋｇ、２４．５％。曇り時々小雨。朝のＷＥＢで知る。祝！ ２大会ぶり出場決定！
チェコ相手のアウェイ、しかも（後から知ったのだが）、最初にＰＫを与えてしまうという最悪の展開。外してもらって命拾いした後、ファンデルファールトなどの得点で２−０。来年はドイツには行かなくてはなるまい。 んで、いつもならばコーシの準備をしているのだが、必要なくなったのでマーヒー。なので、張り出した枝に柿の実が成り、遠くの、刈り取りが終わった田の稲架に稲穂が干してあるのが見える場所にいた。
１０／８土 禁煙１００５日目。朝の検針７４．４ｋｇ、２３．９％、そりゃ夜中まで「カラムーチョ」食ってりゃ減りませんわなぁ。曇りだが昼過ぎまではムシムシ。出てもネット保守のためＰＣ使えず、終日ねぐら。１年前に読了したベストセラー（その後２００万！まで部数を伸ばした）の著者自らによる泥鰌（どぜう）本「頭がいい人、悪い人の＜言い訳＞術」を読了。「いいかげんな上司のバカな言い訳」の章が特に役に立ち、俺自身にはまったく思い当たることがなかったので安心する、つーのは、王様の素敵な服がとてもよく見えたということだろう。（１年前に書いた通りに） 夜、四半期タームのドラマの合間を埋めるいわゆるスペシャル物で「ごくせん」の同窓会スペシャルをやっていた。半年後の「女王の教室」の同窓会も楽しみだ。（「まだそんなこと言っているの、いいかげんに目覚めなさい」）
１０／７金 禁煙１００４日目。朝の検針７３．８ｋｇ、２４．１％。晴れ、先日最後だと書いたが、根性で鳴く蝉の声あり。午前休。旧居の売却契約を結びに。仲介業者のお得意（法人）らしく、こちらが先方に出向く。東京タワー近くの都内某所。買主の法人が入居しているビルに行ったら、別の法人の表札に「●ワー投●顧●」とあった。あの長者番付Ｎｏ．１サラリーマン（ファンドマネージャ）が在籍する会社である。あやかりたいものだ。 昼はそこら近辺で「●ら●べ屋」へ。「野菜ざくざくカレー」というのを頼んだが、揚げた野菜に掛ける塩が多過ぎ。（塩の振り方もやる気のないテキトーさ） ルーは好みのサラサラ系なのだがもともとコクが薄いようで、野菜の塩も加わって「しょっぱくて薄い」というカレーとして最悪の味になっている。これで５００円とはいえカネを取るとはどーいう根性なのだろう。夜はせっかくだが疲れたので北千住は遠慮させてもらって「アルプス」のカツカレーで口なおしをする。ねぐらにてトマＪビール＋ＤＶＤ。 （取引上の信義、ならびに悪口のため今日は伏字が多い）
１０／６木 禁煙１００３日目。朝の検針７４．１ｋｇ、２０．８％。曇りがち。完璧な宿酔い。だが、今日は午前にＢ会がある日で、Ｂ員の時は出来たけど主宰する立場としては休めない。出勤途上に１駅乗り越してしまうほどの体たらくだが何とか時間に間に合い、どうにかこなす。午後は完全に傷病兵。当然ノンアル。
１０／５水 禁煙１００２日目。朝の検針７３．９ｋｇ、２３．１％。曇り。提携先某社の方と打ち合わせならびにご接待。米国出張時にお世話になった人々も当然参加して彼の地の話など。ブラックベリーなる携帯端末が流行中とのこと。大きさはゲームボーイアドバンス程度らしいが、手先が不器用で馬鹿でかい米国人でものべつまくない夢中で操作しているとのこと。の後の２次会はずぶずぶに。久びにシータク帰り。
１０／４火 禁煙１００１日目。朝の検針７４．０ｋｇ、２３．１％。曇りときどき雨。昼、今日も校了で別ビルの作業場へ行った帰り、女王常連の店にて定食を食す。秋刀魚の塩焼き、豚汁、南瓜の煮物、納豆など。ヘルシー。７００円。オールスタンディングでなく若干ある椅子に座れれば悪くない。金曜日の精算がようやく来る。（酒席で「様」は全く無用） それとは別に、あれだけ文句こいたんだから、せめてその場に俺が居たことぐらい覚えていてほしいと思う。まあ、世間中の誰にとっても俺の存在つーのは影が薄いんだからしょーがない所ではあるが。 株さらに上伸。１３０６の終値は１４３５、Ｎ２２５は２１３円高。相場付きが変わったと言うべきで、降りるのが早すぎたのは明らかだ。 夜は、Ｙ．Ｔ氏と「天や」へ。安価な分、回転率で勝負するこの手の店だが、こういう長っちりな客が多いから、運営主体であるテンコーポレーションの業績は伸び悩むのであろう。
１０／３月 禁煙１０００日目、１万日目を目指して気張ることなく頑張るつもり。朝の検針７３．６ｋｇ、２４．２％、体重は戻りつつあるが、体脂肪率は男として記していることが恥、という数値。曇り。「居眠りＢ長」としては仲間由紀恵に起こされることもなく、校了に備えて缶のを２杯、変酋長のおごりで暖かいのを１杯、コツコツと１日計３杯もコーヒーを飲む。ねぐら帰着後、続きを視聴。思いついたこと。初放映が昭和４７年とは俺の今の満年齢と同じ年数で、大坂志郎が亡くなったのは昭和６４年＝あと１７年後。（不例とかもあり若干すべった大河ドラマ「春日局」が放送された年で、稲葉一鉄が最後の役だった。享年は６４より上だったと思う。嫁である春日局は栗山家でも娘だった大原麗子） あと９０００日とは２５年弱のことで、でもやっぱり気張ることなく。
１０／２日 禁煙９９９日目。朝の検針７３．８ｋｇ、２３．１％。快晴、暑い、最後であろう法師つくつくがしきりに鳴くのを聞きつつ蜻蛉が風に泳ぐのを見た。終日ねぐら。この土日にオープンハウスにしていた旧居は買い手現れず。価格的にはやや値下げしたがタイミング優先で、先に申し入れのあった所に売ることにする。（ここでも「頭と尻尾は……」）
２００５／１０／１土 禁煙９９８日目。ということで初電に乗るはずがベンチで寝込んでしまい６時過ぎの電車に。これも乗り越して戸塚。腹が減っていたので立ち食い蕎麦に寄ったら冷凍麺だった。口を付けた途端に分かったのでそのまままるごと残す。茹で笊のお湯を切る時の手付きに自負が滲み出ていた店のおっさんが「了解不能」といった顔付きで驚いていた。もう一駅なので大船まで行って大船軒のを食す。んで、帰ってねぐらで昼までくたばる。起きて量った昼の検針７５．０ｋｇとは、この２カ月間の努力がすべて泡と消えたことになった、体脂肪率１９．８％。晴れ。昼下がりに眼精疲労の治療＝マッサージのため予約していた目医者へ。その前に医院の対面にある気になっていたカレー屋で腹ごしらえをする。店のウリは「ヒマラヤカレー」。若干意味不明のネーミングだが、ネパール人がやっている店ということで、チキンカレーを注文したが、美味だった。強烈に辛い訳ではないが食べているうちに汗がどんどん出て来る。二日酔いの悪い汗も排出できたか。その後の目医者で、マッサージをしてくれた看護士さんには汗みずくの身体で悪かったような気がした。（ちゃんとハンドタオルで拭ったつもりだが） の後、出社。一晩一緒だった某氏も出社していた。氏によると、昨晩はやはりかなりなものだったらしい。（俺は途中から記憶をなくしているが）
／木 。
／火 。