ずっと考え中のままだった
2006年 弥生
、
「めざせ！ スリムボディと気象予報士」はなし。
― ４月２日 ＰＭ更新 ―
２００６／３／３１金 禁煙１１７８日目。朝の検針７５．８ｋｇ、２３．６％。晴れ。Ｈ．Ｅの送別会の会場の件で、あれこれ店を検索していたら、３年前に行った「北のさゝや」を記述していたこの日誌がヒットしてしまった。やはり、ロボット除けを上げていても、見つかる時は見つかるようだ。（ちなみに「ナニワ万華鏡」でやると、別の月だがやはりヒットする） 金曜日の夜はタッチの差で弾き出されて、行き着いた訳の分からん店は、煙草臭くて、不潔っぽかった。金曜はまっつぐ帰って「タモリ倶楽部」に限る。
３／３０木 禁煙１１７７日目。朝の検針７６．３ｋｇ、２３．９％、酒量は少なくてもやはりあの時間からのオソ飯はだめ。快晴のち曇り。その資料は会議で全く使われることなく（俺の場合はそーゆーのが多い）。ゼロゼロだったのでエクアドル戦は途中にして、夜は「てんや」。（オランダと同じスコアで勝ちならばよしとする）
３／２９水 禁煙１１７６日目。朝の検針７５．７ｋｇ、２５．５％。未明に春雷、晴れ。資料作りで久びに遅くなってから、まだ開いていてビールが呑める｢ラーメン日高｣へ。行く途中の並木は夜桜が満開だった。
３／２８火 禁煙１１７５日目。朝の検針７５．６ｋｇ、２４．４％。曇り、夜雨。スタニスワフ・レムの訃報。こないだの日曜日に、積んどいた「完全な真空」をふと手にしたのは、何かの知らせであったか、（の筈もなく）
３／２７月 禁煙１１７４日目。朝の検針７５．５ｋｇ、２４．５％。晴れ。夜、オチャードホールでオーネット・コールマン。JAZZ
GIANTSの一人（※）。下のコクーンで歌舞伎を演ってて上のホールでオーネット、というところがいかにも「東京」な感じ。（歌舞伎はともかく「東京」が世界都市だと思うのは、世界全体のシャリコマ系ポップ・ミュージック・シーンではマイナーなミュージシャンでも来日させるところで、人口の多寡もあるかもしんないけど、たとえばホーチミン市で久保田利伸のコンサートは演るかもしれない（もう演った？）が、オーネット・コールマンは上海でもまだ呼んでないと思う。（クラシックやバレーならば尚のことか））
「前座」はザ・ドリフターズじゃなくて山下洋輔。ソロ。生ヨースケはひょっとして30年ぶりか。の後、オーネットとドラムス、ウッドベース２人のカルテットが登場。始まった途端の伸びやかなオーネット節で、思わず「楽しい」と感じた。昔そんなに聴き込んだ方ではないのだが、吹いているフレーズや音色はどこか聴き覚えがあって、やっぱりオーネットなのだ。前衛とか言われながらどこか素朴な味わい。アップテンポ、かつちゃんと刻んでいるが、ビートとは違う感じなのでいつもの踵踏みはしない。でも、ちゃんとキメで終わるところがブンキが良い。次のスローも独特のアルトサックス（やはり白いプラスチック製）。悲しい音。同じＦ音でも悲しい時と楽しい時とでは違う音であるべきだ、とのオーネットのテーゼを思い出した。椅子に座っての演奏は御齢のためか。帽子と模様のあるスーツ上下。んで、曲も進み、アルトだけでなくて、トランペットやバイオリンでもオーネット節でどんどん行く。他のメンバーが必死こいてたりシカケているつもりだったりしても、関係なしにとにかく吹き、吹き、弾く。ドラムスは確か息子（＝ドラ息子）だったから使い減りしないとでも思っているのか、の酷使状態でも、とにかく我が道を行く。これこそフリージャズ。えーなぁ、これ。ただ「楽しい」んじゃなくて、やがて「チンドン屋」の楽しさになって来た。フレーズやリズムは演歌・宴会ビートとは全然違うけど、えー爺さんが楽器をあれこれ取っかえ引っかえ鳴らすところがそんな感じがした。（しっかし、演奏が始まってからアルトのリードを取り替える奴は初めて見た、見間違え？） 後からヨースケも加わったが、ヨースケが共演に感激の呈だったのを完全に無視。ピアノが入って来たのに、今度は椅子に座って傾いたまましばらく吹き始めない。ジョアン・ジルベルトとおんなじフリーズが起きたのかと、心配したところで、おもむろに吹きまくって来た。つーことで、とにかく我がまま放題、わが道を行く感じで、固まり、吹き、吹き、弾く。後から、よー分からんポンニチ女性歌手（クラシック前衛系？ インプロピゼーションなんだろうけど日本語の「歌詞」も出た）がさらに加わってもペースは変わらず。「楽しい」のは楽しいが、いよいよ本当にヤバくなって来た。（この場合のヤバいは、すごい、つーこと） アンコールでは、椅子に座らずついに立ったままで、また悲しいフレーズを、オフピッチから伸び上がる感じで繰り返す。すごい。こいつは相当ヤバいものを見てしまった。
（コンサートは良い呑み屋と同じ、来るまでいろいろ紆余曲折や逡巡があっても、やっぱ来て良かったと思えるところが） ということで、コンサートの後は大いに呑みたかったのだが、一人では動きようがなく、渋谷では通ったジャズ呑み屋（geniusなど）はとうに潰れていて（よしんばボリ系スポーツバーに寄ることもなく）、品川の駅中でビールを一杯だけ呑んで帰る。
*******（※）「革命児」と言われる人だが、解説書的なありきたりよりも、それこそ山下の例示が分かりやすい。曰く、オーネット・コールマンとはアブドラ・ザ・ブッチャーである、と。ゴングが鳴ってお互いに組み、まず投げを打ってからともにすぐ立ち上がり睨み合う、というのが旧来のプロレスのしきたりであったのを、ブッチャーは、ゴングが鳴る前から相手に齧り付く、額から血を流しながらも奪われたベルトを放さないなど、既成の概念を打ち破った。山下の例示は70年代のものだが、こうしたブッチャーの新規性は21世紀の今日のＫ１を初めとする各格闘技の基本となっている。オーネットも、登場自体が大事件であったほど新規性に富み、かつ現在のジャズに大きな影響を与えたのはブッチャーと同様である。（って、プロレスを知らない人には、全然分かりやすくなっていない。そこで、サッカーで言うと、74年のミケルスとクライフのオランダ・チームのことで、その新規性は21世紀の今日の……（以下略））
３／２６日 禁煙１１７３日目。朝の検針７４．７ｋｇ、２４．４％、少し落とすピッチが早い。曇り。花咲く。だが、枝を切った奴は許しがたい。（05年12月22日の記述関係） 今年の桜は悲しい。夜、「ジャズライフ」４月号に「Transcribe（トランスクライブ）のススメ」なる記事。違う楽器でも可だが、他人の演じているのを耳で聞いて自分の楽器でやる、という奴。それにはカセットテープでやると止めやすくてよいでしょう、っていうのは、メンフ（譜面）に関して文盲だった俺がン十年前にやっていた「耳コピー」のこと。（上手い奴はその場で一度聴いただけで出来る、のが才能）
３／２５土 禁煙１１７２日目。朝の検針７５．２ｋｇ、２４．２％。晴れ、昨日よりは丸っこい雲が浮かんでいる。昼までくたばる。二日酔いや春眠のせいではなくて、このごろ本当に布団の中にいて動きたくないため。（うっちゃん復活ではないと思うが） 午後、目医者で傷付いた眼球のフォロー。皮膚科のおでき後の手術は今日は見送る。「世界の日本人ジョーク集」早坂隆著読了。エスニック・ジョークはやばい。
３／２４金 禁煙１１７１日目。朝の検針７６．２ｋｇ、２４．２％。白くて端っこが輝いている雲が重なっていて、その隙間は蒼空、風強い。昼、用件で行った地下街に新しい店発見。いつものデスクでの粗食ではなく、その「もち豚食堂」で黒酢酢豚定食750円也を食す。まあ給料日だからいーじゃん。美味。ホッピーも置いてあったので夜も使えそう。夜、若きＯＢ・Ｓ．Ｙｏｓ氏と、氏の引っ越し先近くの水天宮。夫妻で銭湯帰りによく行く「山葵」なるお店。ポテサラがあって嬉しい。氏も推奨で美味。穴子、鯛、やり烏賊の刺身、莫久来（好物）など。得物は酔鯨と田酒。去年の大相場とか、作業場人事消息とか、牛乳は身体によくない（昨日も別人から同じ話が出た）とかの話柄。相当行ってしまい、確か２件目にも行ったようだが記憶が定かではない。まあ給料日だからって、いきなりのやり過ぎは良くなかった。（と反省しつつ、けど、これはこれだ、とも思う、何がどれだかよく分からないが） ★
３／２３木 禁煙１１７０日目。朝の検針７６．７ｋｇ、２４．６％。雨。社員証の写真の撮影のためスーツ。撮らなかった場合、３年前のを使うとのことだったので、そのほうが若いままでよっぽど良いとも考えたが、これも何かの記録だろうし、遺影にも使えるかも知れないので、やはり撮ってもらうことにした。帰りは「てんや」。
３／２２水 禁煙１１６９日目。朝の検針７５．８ｋｇ、２５．１％。晴れ、夜降る。「ＳＥＭＡＮ」で大人しく。ねぐらの最寄り駅にてＪＲ発行のリーフレット「湘南電車物語」をＧＥＴだが、実はクーポン付きのＰＲ誌。でも「大船軒」もスポンサーだったので許す。
３／２１火祭 禁煙１１６８日目。朝の検針７６．３ｋｇ、２３．９％、ダイエット的にもアル中は何とかせねば。晴れのち曇り。ＷＢＣで日本世界チャンピオン、素晴らしいの一語。夜、football
mundialでオランダｖ.エクアドル戦（アムステルダム）の話題。ファンバステン監督就任以来、18戦して負けは1つだけ（対イタリア戦）だが、監督自身は本大会は予選とはレベルが違うとの弁。クライフェルト、シードルフもいなくて若手主体と云われる今のチームだが10番はコク。でも、決めたのはシュナイデルのアシストを受けたカイト（7番）で１−０。ファンニーステルローイが間に合うとこのチームはほぼ完璧では。期待大。話題の本「株式投資これだけはやってはいけない」東保裕之著、読了。やってはいけないことばかりやって来たのがよく分かった。（といって、いつまでも過去を振り返ることも、やってはいけないことだそうだ）
３／２０月 禁煙１１６７日目。朝の検針７５．６ｋｇ、２５．４％。快晴。連休の狭間にわざわざ出て、というよりも、一日出ただけでまた休めるのが本当にありがたいと感じてしまう今日このごろ。夜はすこし歩いてから「ＳＥＭＡＮ」、の後、新橋の駅ビルで「鈴芳」なる初めての店、鮪ぶつに醤油をぶっ掛けるところは駅中と同じだったがそれほど悪くない。菊正の樽酒。また本を読みに来ていいか、と聞いたら、「どうぞ」と言ってくれた。んで、地元でもう一軒。卒業式帰りの和服は結構だったが、どーにも同業者でないと相手にする気がないようなヘンな店。（しっかし、アル中プラス散財はなんとかせねば） でも、ねぐらにて、さらにトマＪ＋ノンモルトビールでＥＲサード、UNION
STATIONまで。”I DO LOVE YOU.” (by Susan)
３／１９日 禁煙１１６６日目。朝の検針７５．４ｋｇ、２３．７％。曇り、強風。朝、編集長出演番組がオンエア。ＭＰＥＧにしたが、作業場で公開する訳にもいくまい。（遠くにおでこの広い奴が映っていたが、たぶん俺） 昼は、娘に日本の味・寿司をＦＥＥＤ。 夜、別の局にてまた編集長オンエア。パブリシティも大変。
３／１８土 禁煙１１６５日目。朝の検針７４．７ｋｇ、２４．７％。朝、晴れと云うか薄曇りだったのが後曇り、夕方少し降る。出社。夜。神田の「大越」。ポテサラ、鯨ベーコン、ままかりなど。
３／１７金 禁煙１１６４日目。朝の検針７４．８ｋｇ、２３．６％、泥酔ダイエット効果あり。晴れ、風強い。朝、左目からやたら涙が出る。やがて痛くなり空けていられなくなった。予定通りの午前休だが目医者へ。眼球が傷付いているとのこと。枕か布団の端キレが目に入ったのに気付かなかったせいらしい。ドクターに「ずいぶん熟睡されていたのですね」と言われた。確かに、昨夜は大酒。１日で治るはずとのこと。ということで、だんだん記憶が蘇ってくる。勘定を払っていないのに、財布の中身が相当少なくなっているのは、シータクのせいだと気付き、北鎌倉まで乗り越したのを思い出した。本当に今月は散財ばかりだ。そういえば、薄手のコートも部屋には見当たらなかったので、どこかの店に置いてきたのだろう。
の後、９日の量的緩和解除決定に伴い、というよりその前から思案投げ首していたのは既述の通りだが、面倒な手続きをしても10年間で30万円ぐらいしか得をしないので、借り換えはせず今の銀行の住宅ローンのまま、変動金利から10年物の固定に切り替える手続きをする。保証料込みで2.95％。しかし、よく考えたら、10年間でン十万円どころか、この齢でまだローンが残っていることのほうが問題だ。これはとりもなおさず、普段からよく呑んで散財しているせいで、俺が借りているのは、名目は「住宅ローン」だが実態は「呑兵衛ローン」ということなのだろう。んで、出社のため、川崎から東海道線に乗る。来た列車は「湘南電車」。緑とオレンジのツートンカラーの車両で、大船生まれの俺にとっては子供の頃からお馴染みの奴だ。なんだかやたら、写真を撮る鉄ちゃんがいた。そういえば、そろそろ首都圏から消えるとかいうニュースがあったなぁと思っていたら、東京駅が近付いたところで「113系は本日が最後」との車内アナウンスがあった。偶然とは云え、最後の日に乗ることが出来て良かったと思う。
出社後の午後、目はまだ癒えず、仕事にならない。夕方ようやく落ち着いたが、娘がショートステイから帰国して来るのと、「女王の教室」の特別バージョンの録画予約を忘れていたので早めに引き揚げる。ということで、帰り途、コートの忘れ物がないかどうか、昨日の店２軒を回ったが、ともにそのようなものはないとの返答。ねぐら帰着後、もう一度部屋を探したが、やはりない。そういえば、シータクの車内が暑かったので脱いだことが微かながらに思い出されてきた。いつもはもらう領収書を昨日はもらい損ねていたので、どこの車だか分からない。まったくの粗忽だが、一張羅のＢＵＲＢＥＲＲＹＳ‘ではなく、十数年着倒した奴だったのは不幸中の幸い、とする。
３／１６木 禁煙１１６３日目。朝の検針７５．４ｋｇ、２５．２％。朝のうち快晴、暖かいので相当古いが薄手のコートにする、夜降る。反省会。「でるべき所」系、というか「毒樹の果実」を貫徹できなかったための、というべきか。（でも、反省するのは俺らの側ではないと思う）「素材屋」の個室で忌憚なく。２次会はギネスの店。以下、記憶なし。
３／１５水 禁煙１１６２日目。朝の検針７５．６ｋｇ、２４．４％。快晴。夜は「ＳＥＭＡＮ」。特筆物のポテトハムサラダが、セットのメニューから外されていた。その分割高になる。残念。でも、美味しいので頼んでしまう。の後、刺身が食いたくなったが、駅ビルの飲み屋街は我慢して、駅中の店にて、鮪ブツと一合酒に抑える。
３／１４火 禁煙１１６１日目。朝の検針７６．２ｋｇ、２３．３％。晴れ。きちんと義理返し。夜は、昨日のスタジオ入り前の腹ごしらえと同じ「てんや」だが、赤坂店の割引券は使えず。独身生活終わる。
３／１３月 禁煙１１６０日目。朝の検針７５．２ｋｇ、２５．３％。晴れ。夜、某ＴＶ局へ、ＳＫＨのパブリシティのため編集長が出演する番組の収録に立ち会い。（玄関で、若きＯＢでこの局へ転じたＦ．Ｙ氏と行き会う。奇遇） ゲストは細川茂樹氏で、仮面ライダーの主演男優とのこと。サインとライダーのおもちゃを頂戴し、二人の息子の父であるＴ．Ｈ編集長は面目を施す。の後、近辺の寿司屋で呑み、ＪＲ
３／１２日 禁煙１１５９日目。朝の検針７４．９ｋｇ、２４．２％。曇り、風強いが、暖かだったので、窓を開けて、外に出せない洗濯物を風を通して室内で乾かす。昼過ぎに起きて、洗濯の他に、部屋の片付け、掃除、靴磨き、皿洗いなど、独身時代の日曜日。ＰＣをしながら志ん生の「犬の災難」と「雪とん」のＣＤ。三越のWallace＆Gromit展は最終日だが行かず。（作業場の近くでなければ行っていたと思う。土日ぐらいは全く近付きさえもしたくない）
３／１１土 禁煙１１５８日目。朝の検針７５．３ｋｇ、２４．３％。晴れ。娘がいないのは先述したが、今日より一人暮らしになる。夜は「都鳥」。レバー刺しと久しぶりに生大蒜のパウダーを掛けてもらった焼き鳥。俺もしばらく待ったのだが、その後もカウンターには空き待ちの客が出て、外売り・立ち飲みのほうも大人数、大量の出前注文も入って大繁盛だった。俺の地元では、近頃焼き鳥屋の出店ブームで、チェーン系あり、脱サラらしい素人系もあったりの大乱戦、老舗「都鳥」の経営はどうなるのか、心配していたのだが、今日の様子ではそれは杞憂に終わりそうだ。ただ、後発組のほうが値段が高くて、逆にいちばん美味しいこの店のが１串100円とは、まったく市場原理ならびに経済的原理に反している。供給面からも、自分たちの手でひとつひとつ串を打つため限りがある分、売り逃しているのではないかと心配してしまう。（強大な供給能力を笠に着て、チェーン系が100円以上の値段でボルのはまったくおかしいことだ） 今日は特におじさんがいないのでてんてこ舞い。注文できずにしばらく居たが、他の客が冷酒を頼んだので「ついで」といって一緒に出してもらった。待っていたのが分かっていたらしく、おばちゃんは「うちのお客がいい客ばかりだ」と言ってくれた。（つーか、俺だけじゃなくて、このフレーズを連発していたので、あまりの忙しさにハイになっていたのかもしんない） んで、忙しそうなので軽めで引き揚げる。今後は、会議があろうと、校正室の缶詰で密集していようと、翌日の周囲への臭いを気にすることなく、この店に来てたっぷり生大蒜のパウダー掛けを堪能することにする。（ということで、同じ職場になる方も覚悟されたい） ★
３／１０金 禁煙１１５７日目。朝の検針７５．４ｋｇ、２３．６％。雨。「ＡＬＰＳ」の260円サービスカレーと「升亀本店」で軽く。
３／９木 禁煙１１５６日目。朝の検針７６．１ｋｇ、２４．３％、高位安定。曇り。これ以上広がると本当のゲーハーになっちゃうから、おでこをを余りどつかないよーに。
３／８水 禁煙１１５５日目。朝の検針７５．９ｋｇ、２４．３％。晴れ、暖かい。午前休で税務署。ちょっと削られたがローン減税と売却損で還付となる。のついでに銀行へ。昨日電話で話した方が偶然窓口で応対をしてくれた。本来の担当の方もやって来て３人で思案投げ首。まだ決まらず。ただ、現時点から10年物フィクスは間違いない。午後出社。本当に疲れる。が、理由を詳述するを得ず。夜、「三州屋」が満杯で振られた後、ひょいと覗いた「さくら水産」が珍しく空いていたので入る。ポテサラ、牡蠣フライ、冷奴、中トロ、ゲソわさ、生うに、瓶ビール１本、樽酒２合で3000円ちょいとはありがたい。ねぐら帰着後、ＭＸＴＶで、なんと「怪奇大作戦」。いつか書いたがフィギュアにもなっていた岸田森、最高に渋い。（不仲だったと云われる萩原健一と水谷豊がともに枕頭で泣いたその死別は享年４３とは、今の俺より若い） 他の出演は、勝呂誉、松山省二など。円谷プロ作。初見。「ウルトラセブン」の後の怪獣が出てこない特撮物とのことで、ドラマツルギーや台詞回しはその通りでちょっとちゃっちかったりするがが、やはり、若かりし岸田の存在感と一種の艶が際立つ。（んで、ＷＥＢ探したらばちゃんとＨＰがあった。http://www.ucatv.ne.jp/~rydeen/SRI/ ）
３／７火 禁煙１１５４日目。朝の検針７６．４ｋｇ、２４．４％。夜は某所にて独酌しながら、某週刊誌掲載の大坂のブルースがウリのＵ．Ｍが三浦半島に住んでて快適云々の記事（だから「おめーら神奈川東南部に寄って来るんじゃねぇ」の典型）は、どーでもいいとして、読みさし本のうちの山口瞳のエッセーに向田邦子の記述。「処女説」はともかく、弔辞で「戦友」と述べただけあって、随所に山口独特の優しい思い入れがあり。文庫のダイジェスト版なので、タイトルが「木槿の花（一）」から「同（六）」がなくていきなり「同（七）」だったりするのだが、略された部分もぜひ全て読んでみたいと思う。んで、遅くにねぐらに戻ってローンの算段。勝負は付いていると昨日書いたが、手数料込みのトータルでは11年の返済期間でそのメリットは計20万円程度である。（昼間、今借りているローンの銀行の人と電話で話をしたら、ショージキな人で、損益分岐点的には確かに難しいところですね、と言っていた） ということで、ありがちな折衷案だが、期間半分の５年物２．４％で我慢する案もありなのかどうか。明日の決定会合でどっちの結論が出ようと、市中ローンの４月の変動金利が上がるのは間違いなく、逃げ水のように固定金利もつれてまた上がるのだろうから、３月中でfixするのは当然。 ちなみに、借りている今の銀行のローンを固定にするとして、10年２．９５％＝５年２．４％という条件下で、５年後の５年物金利（フォワードレートだね、これ）を計算したら３．５０３％だった。金利復活後の世界でこのレートに耐えられるかどうか、のギャンブルである。難し過ぎるので（もしくは、５年後に再びデフレ・スパイラルに陥っていることを祈りつつ）、またねぐらで呑んでから、寝る（これを書き終わってから）。（元々の問題は、この齢で、ローンが残っていることだが、その半分は呑んで来た結果なんだからしょーがない）
３／６月 禁煙１１５３日目。朝の検針７６．３ｋｇ、２４．８％。ほぼ終日曇り、春一番には気付かず。アカデミー賞、日本のＷＥＢニュースの見出しは「ハウル逃す」だったが、受賞はそもそもありえず、アニメ部門のオスカーは当然ながらWallace＆Gromit（今度三越で展示会あり）。助演男優賞はGeorge
Clooney。ノミネートされている監督賞より先に決まるところは、単なる順番なんだろうけど、これで今回（と言っても初オスカーだが）は我慢しておけ、という意味か。（実際、助演男優賞が決まった時点のインタビューでは” Wow. So I'm not winning director”とか冗談を言っていたとの由。on The New
York Times WEB,by REUTERS） 昼、今月分も利上げしないで頑張るＣＭ信託銀行へ住宅ローンの相談。そしてその検討・研究のため、早めに帰る。10年物で2.95％と2.2％では勝負は付いているのだが、借り替えると費用がまた掛かるのが難点。「上品な人 下品な人」なる新書版を読了。（今、３冊ぐらい読みさしがある）「上品な上司、下品な上司」の章が身に沁みる。娘がオーストラリアに出発、今頃はどの当たりを飛行しているのやら。
３／５日 禁煙１１５２日目。朝の検針７６．６ｋｇ、２４．３％。晴れ。目黒へ、娘の卒業祝いということで回転寿司。ここのはちょっとシャリが大きいのが、俺としては難。帰りに絲山秋子の「沖で待つ」を購い、昼寝をしつつ読了。俺も死んだら、ＨＤＤならぬ、この日誌を上げているサーバーの内容消去を同期入社に頼むのだろうか。併載作は笑った。（確かにいきなりスリーサイズを聞く阿呆にはそのぐらい聞いてやっても良い、やっぱ太さも大事か）
３／４土 禁煙１１５１日目。朝の検針７６．２ｋｇ、２４．４％、揚げ物はだめである。快晴。娘の中学卒業式だが出社。朝の途上で音楽を聴きつつ、今度生まれてくるならばBass
Manがいいと思った。音の官能の文字通り基盤となるBeatを作り出す職人、岡沢、小原のような存在が良い。マーカスだったらなお良い。ただ、生まれ変わっても前世のことは記憶にないのが難点で、実は俺は、「文章を書く機会はあまりないが出版社に勤務しある程度の齢になったら中間管理職として板挟みに苦しみつつ不安定な芸人よりも安定した生活ができるであろうリーマン生活を望んでいた早世の天才ベーシスト」Scot
Lafaroの生まれ変わりなのだ。（の筈がない、25歳でLafaroが逝ったのは1961年で俺と重なっている。ちなみに「 」がすべて連体修飾節のつもり） んで、帰りに目医者（左目の針で突っつく治療は今回も見送り）と皮膚科（「爆発」の後始末）に寄る。
３／３金 禁煙１１５０日目。朝の検針７５．８ｋｇ、２２．２％、酔っ払いダイエット効果が若干。曇り。夜更けまで相当考えて、酔っ払い特有の「俺は酔っ払っていない、冷静だ」との思い込み効果を利用しつつ、「毒樹の果実」理論に関して書いたメールを記号Ｄに送ろうと思っていたのだが、最後に残っていた理性が働いて、朝推敲しようと、とりあえずは作業場の自分宛だけに送っていた。後で、関係者の方に見てもらったが、どちらにせよ記号Ｄには送らなかったのが正解、と言われる。昼は、昨日に続き、カロリーはセーブせず「大勝軒」の「もやしそば」。あともうちょっとでサンマー麺になれるのに、というあんかけ風。ここのうちの親戚か誰かが関取らしく、相撲の番付が置いてあったので一枚いただく。今度、娘がオーストラリアにショートステイをしに行くのだが、その時もって行く日本らしいもののお土産になるだろう。夜は、雑用で遅くなったが、明日も出であることだし軽めにすべく、東京駅内の長距離バス乗り場に近いカフェテリアで生ビール大を２．５杯、トマトとモツアレラ、鶏唐揚げ、オニオンリング。（余話：入ろうとしたその店のちょっと前の角っこのひっこんだところで、相当老年のカップルが濃厚なキスシーンを展開していた。日本も進んだもんだ、公共の場での恋愛感情の表出意識と高齢化が。蛇足：悪いという意味ではけっしてない）
３／２木 禁煙１１４９日目。朝の検針７６．６ｋｇ、２３．７％、呑めば元の木阿弥。曇り。昼は、午後動くからいいじゃんでカロリーのことはとりあえず措いといて、でも時間がなかったので「小諸そば」の「香味豚うどん」にする。夜は、四ツ木の「ゑびす」へ。卵サラダ、レバ焼き、ハツ焼き、鰤、かわはぎの刺身など。
２００６／３／１水 禁煙１１４８日目。朝の検針７５．６ｋｇ、２４．５％。雨。月が替わったので、ＤＮＰからもらったモダンアートのカレンダーをめくったら、ルネ・マグリットの、帽子をかぶった黒コートのたくさんの紳士がちょっとくすんだ青空から「降って」くる絵だった。（Golconde
1953）http://www.allposters.com/-sp/Golconde-1953-Posters_i382518_.htm 懐かしい気がした。厨房の頃、カネがなくて買えなかった「ブラス・ロック・バンド」（死語）のThe
Dreamsのアルバム・ジャケットに使われたのとたぶん同じ絵。当時は、ハードロック系からのアプローチであったが、その後ズージャを聴くようになってから、現在のジャズ・シーンでの大御所・マイケル、ランディのブレッカー兄弟やスティーブ・ガット（ビリー・コブハム？）が在籍していたのを知った。メンツだけで云えば、「凄い」以外の何者でもない。んでも、逆に売れる前の下積みとしては何でもありなのね、とも言えそう。（大御所じゃないけど、ジョン・アバーコロンビーというギター弾きもいたと思うと、渋さを増す。Amazonで検索したが廃盤の模様） 「出掛けるべき所」系が一応の決着なのか区切りなのか、に達する。Ｋ．Ｋ氏と「反省会」。俺としては「毒樹の果実」理論がここでも成り立つ筈なのに……、と思う。（ちょっとやばいか、このＷＥＢはＲＳＳがないの、でロボットに捕まることはないだろうが）
「めざせ！ スリムボディと気象予報士」
／木 。
／火 。