Random
thoughts on the booze.１
2001年10月
長いのでやはり１カ月ごとに分割しました。（分１→３）
―１２月２４日 分割―
２００１／１０／３１水 レバ刺しの店で、がつ刺しのたれを勧められるまま大蒜にしたらそれが辛いのなんの。思わず早く帰れというサインかと思ったほどだ。辛いというより舌や口腔が刺されるように痛い感じ。ここのは生のをすりおろしてパウダーにして使うからな。涙を流しながら食っていたら女将に笑われた。これが身体にいいのだとのこと。
１０／３０火 テスト関係でちょっと遅くまで。休肝。
１０／２９月 蒲田にて。看板近くの時間、おばあちゃんが旨そうなトマトを刻み始め、サラダを作り出した。女将に明日の朝食かと尋ねるとこれから店でうちわの誕生会を催すとのこと。ビョーイン帰りに最初に来たとき、一生懸命な様子で店を手伝っていたあのお兄ちゃんの誕生日らしい。初めて来たときのその話をして、いい息子さんですね、と言うとふだんは無口な女将が嬉しそうに微笑みながら珍しく話し込んで来た。のあと、大幅に中略して、屋台のラーメン屋へ。（ここも馴染みになってしまった） いいかげんよい時刻だったが、小学生くらいの男の子がやって来た。主の孫だとのこと。じいちゃんが心配なので見に来たらしい。呑み食い商売の家族経営はたいへんだろうけど、蒲田はよい子の住んでるよい町だ。
１０／２８日 終日、家。
１０／２７土 とういことで３時間睡眠だったが、それでも医者、学校関係に続いて髪をＣＵＴ。
１０／２６金 捨てる神あれば拾う神あり。Ｃ．Ｙ氏から久しぶりにお声がかかり、四谷の「Ｏ谷」へ。満員のため時間待ちが必要となり手前の「Ｙかくている」で下地を付けてから。（ここも独りで来れそうな渋い雰囲気）「Ｏ谷」のママ・Ｉ子さんは踊りのお稽古があったとかで、久しぶりの和装であった。いいんだな、この人の着物は、やっぱ。牡蛎の天ぷらを例のおいしい塩で食す。美味。刺し身のネタもいいが、ここはマスタの創作系が抜群である。と、堪能しつつマスタと３人で髭の話になったところで、カウンターの隣の方が話柄に混ざってきて、髭の連想から中東方面の話になる。今日、退職した船乗りだそうで、ミサイルが飛んでくるＩＪＰＣでは民間とは思えないひどいメにあったとのこと。他にも、陸では窺い知れない海の話など、感心することしきりである。あちらも興が乗ってお話ができたせいか、退職日であればお祝いにこちらが一献献じるところを、逆に１本奢られてしまった。酔いも手伝いＣ氏とともに本にすることを勧めつつ名刺を渡してしまう。でも、ちょっと出版局のＭ氏には話してみるか。連れの奥様（たぶん）もなかなかの方で、それなりのお齢なのだが、旦那と一緒にいるのが楽しげでなんだか若やいでみえた。気遣いも細やかでＣ氏と俺にお酌までしてくれる。つーわけで、いい気持ちになっちまって、それから２軒行って朝までだった。
１０／２５木 「先約」が土壇場でパーとなり先約でなくなった。それでお誘いを２軒も断ったのに。断ったゆえそちらにも行けず、いきなり宙ぶらりんにされた俺は足を引き摺り電車に乗り、あてどなく歩いて店に着く。とみると、レバ刺しがメニューに復活していた。「いつから？」「今日からよ」 やった、俺にもまだツキは残っているんだ。（でも、胡麻塩の塩を入れすぎたよ、大将）
１０／２４水 健診。朝から禁煙を課せられる。ついでと思って１４：３０まで禁煙したが、「ＳＫＨ」ＤＵＰからのメールが仕様変更の泣きだらけでうざったく、返事を書くのに難儀、やはり喫ってしまった。仕事しなけりゃ禁煙できるのに（だったら今でもできるじゃん、とのツッコミは不可）。夜、残食っぽい流れで、Ｓ．Ｋ、Ｏ．Ｙ、Ｔ・Ｓの各氏と日本ビルの「ＳＧＭ」。（Ｔ：turtle）
１０／２３火 借り換えローンに失業時サポート保険を付けてしまう。やっぱ、あと××年は長いもの。んで、歯医者にダッシュ。２年前の抜歯大量出血時の担当医は院長になっていた。ついでに、受付のちょっとケバめのお姉さんはやめていた。（ちょっと良かったんだけどなぁ）レントゲンをとって治療プランを立てる。夜、絶食。
１０／２２月 呑みながら読んでた週刊Ｂにボリス・ヴィアンの詞が出ていた。人生は歯のようなもの／充実した日々を過ごせるのを人は当たり前と思っている／毎日なんでも噛めるのを人は当たり前と思っている／けれど、あるとき突然、歯も壊れ始める／（以下略）石川烈訳 急にシャンソンが出てきてどうしたかと思われるやもしれませんが、そうです、歯が痛くなって来たのです。この歳だと「歯も壊れ始める」あたりは妙に納得してしまう。
（ボリス・ヴィアン：この日誌のごく初期の月別タイトルにした「北京の秋」の作者。シャンソンもやっているとは知らなかった）
１０／２１日 箱根。博物館でおもちゃ、ｅｔc。
１０／２０土 締め切り迫るマイライン決定のため終日検討を続ける。いんちきアンケートといえどもそのなんとかネットが引かれるならばと、ＰＣ環境抜き電話のみで検討する。悪戦苦闘、呻吟ん時間して到達した結論。「どんなに考えて安いのにしても月に得するのはたったの２００円」つーこと。
１０／１９金 結局、謀議のプロジェクトは所期の目的をまったく達成できず、おじさんだけで遂行。Ｕ山氏と後からＫ．Ｋ氏、「北のＳＳＹ」。Ｕ山氏と真剣に呑むのは初めてだが、やはりユニークな方である。氏が学生時代（Ｙ形大）、ナイトクラブでバイトをしようと面接を受けたのだが、どこかで見た顔の面接官から質問を受けた。「履歴書に出身地が東京とあるけど、格好つけだろう。無理しなくていいよ」「あの〜、実際東京なんですけど」「おまえのその顔はどうみても尾花沢だ、えっ、そうだろう」「……、（面倒になって）まあ、そうです」「ほぅらみろ、やっぱＹ形じゃね〜か」 勝手に決め付けたその人物は、後で思い出したら成田三樹夫だったそうだ。成田三樹夫はＹ形大の演劇部出身で、そのことは地元ではかなり有名だとの由。今は亡きあんな渋い役者に面接してもらえるなんて、羨ましい限りだ。（このごろ見てるビデオは、なんてフリなしで、いきなりこんな話が出てきたのには驚いた。なお「 」内は、実際は東北弁だったそうだが、難しいのでちょっと取り調べ＝服部調にした） あとは、氏の沖縄取材、当然あのボールゲーム、３ｃｈでやってた数学の天才たちとかの話柄。
１０／１８木 これからは、俺のことはピーターと呼んでくれ。 完全休肝。
１０／１７水 アンケテスト出力で少し引っ張られる。（といっても俺は見ていただけ）日本ビル地下「ＩＢどり」にて実働組の若人２人と。その後、最後の（？）晩餐じゃなくて晩酌（では済まなかった）ａｔ西大井。
１０／１６火 団地の管理組合の臨時総会のお知らせ。うるさく放送して集めた「ニューメディア・アンケート」の結果を踏まえて、イーサネットなるものを導入するというのが議案。誘導質問だらけかつ有意とも思えないアンケートをしといてそれはないだろう。「アンケートの質問に入る前のフリ：当委員会では検討の結果、費用も限られており、今あるＣＡＴＶはまだ使用可能かつ十分だと判断して、それよりもインターネット環境の整備をすることにしました。」どうしてそういう判断を勝手にするのか。 俺んちのは９１１のときもＮＨＫＢＳが映らなかったんですけど。管理センターに文句は言ったが、それをちゃんと調べろよな。だいたい、ＮＨＫとＷＯＷＯＷだけでどこが十分なのか。（ＡＸＮが見たいぞっ） まず、そこからアンケートするのが本当だと思うが、フリに止まり、そのまま質問へ。「質問：では、次のうちどれがインターネット環境としてよいでしょう？（選択肢があって、そのうちのイーサネットにだけわざわざ脚注がしてある。） 脚注：イーサネットとは大企業でも採用されている現在もっとも進んだＬＡＮ設備で、これを導入することにより、インターネットはもちろん、防犯カメラなどによる集中管理も可能になります。将来インターネット電話で電話代がタダ同然になります。」こいつは明らかに誘導質問である。個人が住まう団地でどうして大規模ＬＡＮが必要なのか。インターネットならＡＤＳＬで十分だし、それこそＣＡＴＶケーブルでも行けるはず。確かに座り込んでたばこを吸ってるガキも団地内で増えたが、現状の警備体制で十分だ。監視カメラで集中管理するという発想がそもそもおぞましい（１９８４の世界）。インターネット電話の話は電話線以外ならなんだって可能だろう。ＩＴ関連の「大企業」に勤めている奴がオタク丸出しでそのなんとか委員会をまるめこんだに違いない。ペット規則のときもそうだったが、誘導質問アンケート→即禁止、とか、どうもこの団地のやり方はエグい。（ペット規則のときは、ペットは迷惑ですか→ＹＥＳが過半数→即「今飼ってるの一代限り」となった。ペットを飼う飼わないは、ニューメディア云々と比べてより基本的人権に近いのにこれだ）うちの団地は某財閥系不動産会社の分譲なのだが、住んでる奴もそれ関係が多いらしく、周囲の旧住民からはちょっとお高いかつｕｐｐｅｒ ｃｌａｓｓ（俺は見ての通り違う）と思われているらしいのだが、そのへんが今回の手口と関係しているかもしんない。だったら、分譲しないで社宅にしろ、ったく。あ〜、気色わるっ。 夜、お誘いを受けるが、締めが明日だったので行きたかったけどパス。休肝。
１０／１５月 休肝のためメシオンリーと思い近所の中華屋に入る。（休肝するしないは別として平日は家では夕食を食わない） 後から来た客が俺と同じものを頼んだのが、出来た料理を厨房の小僧がテーブル番号も見ずにその客に先に出しやがった。腹の空いてたせいもあるが、自分で頭に急速に血が上るのが分かった。だが、大人ゆえすぐにはキレずにしばらく待つ。でも出て来なかったので、そのまま食わずに店を出た。しょうがないので、「Ｍ牛」に流れて定食を食らってたら、カウンターの隣に座ったオヤジがポマード臭いの何の。（なんであんなに悪臭を放つものがいまだに市販をゆるされているのか、自分の大蒜は棚上げ） その場で鼻をつまんで、残りをかっこみ早々に退散する。見ろ、たまに呑まないと碌なことがない。
１０／１４日 夜〜翌朝、大部を読み終わる。推理の自己採点。犯人は○（でも、これは簡単だ）、共犯者は×（すっかり忘れていた）、トリックに関しては、地下は×（核シェルターだと思っていた）、湖上は△、建物は、ちょっと本文が「？」のところもあるが（大きく戻って読みなおし朝までかかった）×。んで、作品自体は、俺としては○＋。
１０／１３土 検査の結果は幸いセーフだったが、どうも釈然としない。検査結果にじゃなくて、医者に。「●が出たんだっけ？」「出てません」（カルテ見ろよ）、「痛かったんだっけ？」「ええ、すごく」（だからビビッて来たんだろうがっ！）。今日もらう薬を飲みきって後は様子見となったが、飲みきるまで酒と△△△を禁止される。△△△はもう関係ないが、酒のほうはこないだはそんなこと言ってなかったから、２日連続休肝の後、呑んじまったじゃないか。これが他のアルコール絶対ダメ病だったらどうする気だったのか。（思い切り他人のせいにしている） こやつのことを今後は、Ｄｒ．チキンヘッド（鳥頭）と呼ぶことにする。
１０／１２金 今日の俺は寡黙だ。なぜなら、昨日夜食ったラーメンに大蒜の塊が入っていたのを構わず食してしまったのだ。乗り越した東神奈川の「ＮＴＴ麺本舗」。お初だったのでそういう造りのラーメンとは知らなかった。帰宅後即牛乳を飲んだのに、やはり今朝は強烈だった（らしい。←本人は分からない） 再び牛乳、リステリン３回、ブレスケア大量投与、フラボノガム常駐に及んだが、出社して、エレベータ内で上の階に行く美女とマンツーマンになってしまったときは、４階に着くまで息を止めてた。（降りた途端、はあはあ、ぜいぜい） んで、話を通勤途上に戻して、電車の中で、昨日の夕刊を読んだ。「数奇な運命をビジネスに活かす」 町田康のコラムがよい。普段から文体が面白くこんな風に書けたらいいなぁと思っていたのだが、今回は冒頭１０行半にもわたる行稼ぎが見事、じゃなくて、タイトルにあるビジネスのアイディアがよい。そういうビジネスがあるんだったら、１年前に言ってほしかったな、アイルランドとポルトガルを好きになってもらうために。（文中にある「暮山善造」をＨＰ大辞林で調べても出ていなかった。知っている方、意味を教えてください）
１０／１１木 昨日今日の３Ｆ喫煙所の話題は某氏の件が多い。今朝のＴＶニュースに出たとの由。彼に関しては、その場でもここでもコメントはしないが、俺もやるぞ〜、ＤＢ・ＮＰＯを、と思ったりする。（どうやってやるんじゃ） とか、言ってたら、夜、そのニュースは発足式の様子でPrime Minister も招かれていたとの情報を得る。（Our Governmentへの監視に基づく）権力への拮抗がJournalismの長年の経緯（特に米）との俺の認識は、どうやら間違っていたらしい。派閥が催す料亭の宴会で床柱背負って威張って差し出口をするような奴が日本で言う大物ジャーナリストなのだろう。（←ナベとかツネとか言う奴） ＤＢ・ＮＰＯのほうの来賓は、当然、ディスクロ最低・「ＳＫＨ」回答寄越さない企業のＦＭとかＳＢとかの会長たちのつもり。（小泉！ 今の今、やることは他にいっぱいあるだろうがっ。んなところで油売ってるなっ）
１０／１０水 大雨。帰りのホームに行ったら電光掲示板に発車時刻が表示されていなくて焦る。だが、なんとか１５分後れで来た。こういう日は早く帰るに越したことはなく、最初に来た電車にかまわず乗り込む一手。地元に着いても寄り道せず連続休肝。深夜、お借りしたビデオ、やっぱ蓮司はシブい（工藤ちゃんも服部もね）。 そのまま付けてたＴＶはＮスペで、再視聴だが、東海村臨界事故で被曝された方の治療記録をズルズルと観てしまう。遺族の手紙にあった肉筆の「命」の文字が大写しになるのがラストだったが、続けて流れて来たのは空爆本格化のニュースだった。
１０／９火 小康状態になったのでそのまま誤魔化そうと思ったが、部位が部位だけに医者に行く。いよいよ、と云うほどのことはして来ていないのだが、××××宣告かと覚悟した。でも、今日のところは検査＋抗生物質投与。休肝。
１０／８月 朝、空爆を知る。夜のゲームの終了直後からだった。それとは別に、朝激痛。別部位。
１０／７日 週刊Ｂのコラムに出ていた「精神分裂病」の改名案募集が新聞の全面広告になっていた。この病名、あまりにもポピュラーかつ浸透してしまったが、確かにそのまま読めば精神が分裂しちゃうんだから恐ろし気に響く。でも、んなことはある訳ない。精神病理学的な概念上もない。直訳なのだそうだが、それにしても「経済」や「哲学」といったセンスは微塵もなく、この病名のせいで患者たちはずいぶん誤解されたことであろう。俺が罹った病気も同様だが、健康と不（非）健康との間には大きな隔絶があるのではなく、健常の延長線ないしは周縁に病気はあり、そいつは心も身体も同じ、とか当たり前のこと書いてるのは、いよいよネタ切れか（先週はすいぶん気合を入れたが）。ても、今回の改名キャンペーンが成功を期待する。夜、何とかといったボールゲームのナイジェリア戦。
１０／６土 昼近くまで起きられず。夜は休肝した。変な時間まで寝ていたので、久しぶりに「金縛り」様がいらっしゃる。（天罰テキメン？） 縛りを解くための声をあげるまでもなく退散されたが、それまでの間、本人は家の中をあちころ動きまわっているつもりだった。でも、退散された時＝目が覚めたときにはちゃんとベッドで横になっていた。ふとすぐ横の窓に目をやるとやたら光が明滅していた。今思うとあれも夢だったのかどうか。寝入ったら今度は胸が押され喉が痛くなってまた目が覚めた。こっちはたばこの吸いすぎなのだが、その時は、今日は呑まなかったせいだと勝手に考えて、布団にくるまる。
１０／５金 流浪のスモーカーと化して、今日は３Ｆ喫煙所にて。同期のＨ．Ｅといたところにジーンズ姿のＦ．Ｈ氏が登場。Ｆ氏・「いやぁ〜、今会社に来たんだけど、着替えに帰らなきゃ、今日エコノミスパティーだって、そこでＨ．Ｅに聞いたんだよ」。はっきりフルネームで言った。唖然とする本人Ｈ．Ｅと俺。今あなたの目の前にいるのは誰なのよ。クローンか、ドッペルゲンゲルか、はたまた社名変更したのか。あまりのことゆえ、ちょっと身の毛がよだった。俺・「こいつ誰よ」とＨ．Ｅを指差すが、まだしばしの間。Ｆ・「だからＨだってば、あっ（←やっと気付く）、名古屋のＨＭＳさんだった」 苦笑して「俺、脳がスポンジ」とか言ってごまかしていた。（罹るんだね〜）
夜はＫ．Ｋ氏と千駄木「Ｔ」へ。志ん朝師の姪御さんのいい女はご主人とともに谷中（ご実家だそうだ）に戻っている、との由。あんなに早く逝かれてしまい、さぞかしＳさんもお悲しみのことであろうと、主人並びに女将と少し話す。んで、Ｋ．Ｋ氏とのテーマはオヤジ悪だくみの謀議だったはずだが、先に来ていてひとりで呑んでいたＭ．Ｋ氏が合流して来た。氏の屋久島行きおよびリタイア後の年金プラン等が話柄。（リタイアして先生になるにはＮＯＴ記者は厳しいね、やっぱ） やがて、キナ臭い話題となり盛り上がりつつあったところに、店の格子戸が開いて、スポンジＦ氏が入って来た。続いて、Ｈ．Ｅ（本物）、Ｙ．Ｔ氏、Ｎ．Ｓ氏、Ｙor氏、そしてＴ．Ｋ女史。件のパーティの流れ組が大挙襲来。奇遇に驚き（といってもここは元々Ｆ氏の店）、総勢９名（実は酔っ払っていて一人忘れていたのを更新日に思い出したところ）の大所帯になったノリで、双方、既に出来上がっているうえにさらに呑みまくる。Ｔ．Ｋ女史とはン年ぶりの名刺交換、ladyに病気が伝染するといけないのでＦ氏から防御しつつ、そのまま話し込む。しきりに「デンバーに来てくださいよ〜」と言ってくれたので「はいはい、あなたとならば何処へでも」と２つ返事、絶対行くぞ〜、自腹でも、というノリはいくら酔っていてもない。「おたくは社風、社風って言うけど、データでしょ、やっぱ。うちの財務ＤＢのどこらへんが良かったか言ってみそ」とは言っといた（と思う）。そこらへんの詳しい記憶がなくなるぐらい酔っ払い、たぶん12時近くまでいた。酔眼なれど電車の時刻を把握している賢明な一部の方を除いて、次の店・歌唄いと同じfirst
nameの店へ雪崩れ込んだ。
１０／４木 ５Ｆの喫煙所にて、Ｎステーションの「最後の晩餐」なるコーナーに早世した志ん朝師匠がその死の２週間前に出演していたとの話を聞く。「最後の晩餐」は普段はとても食べられない高価かつ高級なものをゲストと久米氏とで食すという趣向。師匠のときは長年断っていた鰻だったそうだ。「最後の晩餐」がマジになっちゃってＴＶ局の奴等は焦ったろうな〜というのがそこでの話の主旨だが、願掛け解いてまでそのコーナーに出たのは、死期を悟った師匠が噺家としての命を掛けて洒落のめしたのではないか。と、後で思い付いて、さすが名人上手、芸への執念恐るべし、と鳥肌が立った。夜、Ｓ．Ｋ氏、Ｙ．Ｓ氏、後からＳのＳ氏、Ｏ．Ｙ氏で「Ｓ州屋」。今日あったＤＮＰ反省会、整理部主担当が交代し次回はＤＮＰ・Ｈ氏vs.シュリンプ・Ｋ氏の対決か、こりゃ息詰まる、必ず出席しよう、見逃せませんね、とかいった話。
１０／３水 ＡＭ休、役所関係回り。夜は休肝とする。ってことで珍しく早い時間に家にいたら、高校時代の友人から久しぶりの電話が来る。珍しいときには珍しいことが起きるもんだ。かけてきたのは、たびたびこの日誌にも出てきてたドンバ系（＝１年のときのクラスの奴等）じゃなくて、卒業したクラスのほう。また、同窓会をやるとの由。１１月下旬の旗日の次の土曜日ゆえＳＫＨだろうが参加可能と踏んだ。「また」というから、こないだはいつだったかと思い出すと確か東証マザーズが出来たころだから２年前か。同窓会でＳＫＨ関係というと、株やってる奴から銘柄とか（知らんて）いろいろ聞かれるのだが、それが縁で親しく話したうちに元番長（モドキ）の奴がいた。そいつは年が明けたら律義にも年賀状を寄越したのだが、そこには「マザーズ万歳」と書いてあったので思い出せた次第。んでも、こやつは今ごろは富士の樹海に行っていることだろう。（俺のせいではない） ついでに高校自慢。といっても俺の高校は、某都知事とかセコム創業者とかが出た名門有名甲子園優勝かつ成績優秀校と同じ学区、ということは名門でも有名でもなく甲子園未出場でアホということだが、美人の女流棋士が後輩ＯＧにいるのだ。名前の漢字は２部のＴ氏の略称と同じだが、可愛いからみなさん応援してね。 http://homepage1.nifty.com/yamatochan/ （こりゃ、完璧にオヤジパターン）
１０／２火 ３Ｆの喫煙コーナー。別にいやな顔されている訳じゃないが、ホームじゃないので少し遠慮がち。本人も周りも違和感がある。それでもまあ、喫煙者は世間の嫌われ者同士肩寄せ合っての感はあるのだが、非喫煙者の通行人にとっては他の階の人間がいるのが珍しいらしい。「あれ、どうしてこんなところにいるの、あっ、そうか。」が大方の反応。その後は「……」とか、「ぎゃはは」とか、人それぞれなのだが、Ｎ．Ｙ氏ははっきりこう言った。「やっぱ、これ（＝背の低い壁の内側の狭い空間で密集していること）って、外から見てると可笑しいし、Ishiさん、相当ヘン」 名指し付きである。その場でケリを入れて（もちろんフリ）、シッシッと追い払う。呑みのときはこれでも遠慮していたのだが、今度外で一緒になったら思い切り吸わせてもらうどころか燻してやることにする。夜、Ｙ．Ｔ氏と「Ｓ材屋」。ビョーキのデパートもしくは近代１０種競技プレーヤーと呼ばれる氏が「このごろ血圧も高くなりましてねぇ」と嘆く。数字を聞くと俺より低い。その程度で心配しているようじゃ、ビョーキのユニクロもしくは金メダリストにはなれませんな。（なる必要ないけど） 話題はお家再興。（まだなくなった訳ではないが…）
２００１／１０／１月 ついに始まった、１０月が、じゃなくて、特記事項なし攻撃。若き師匠は月いち更新なのになんであんなに書けるんだ、毎日毎日。