大場十一月
（「雑居時代」主人公に因み）
2002年11月
寒さが本格的になってきて、ついつい、歩く姿が前かがみ…その上、厚着ときては、恋の女神にソッポを向かれてしまいますよ。寒い朝、背筋を伸して足早に歩いている人は、もう、それだけで美のオーラがイッパイ。（エミール・シェラザード だから、あんた誰？）
― １２月 ２日 ＡＭ １１月８日分より、２４日ぶりに更新 ―
２００２／１１／３０土 入院準備、その間の資金計画、コーシ準備など。出社しない土曜日は久しぶり。左手は痛みはとれたものの違和感残る。絶妙なフィンガーテクニックはもう甦らないかもしれない。
１１／２９金 つーことで、朝の空で白くなった月は、ひっくり返っていて、にこにこ顔の口元になっていた。夜中の大食らいで７５まで膨満。午後出。退院後もしばらく禁酒だろうから呑めるのも今年は残りわずか、とか考えていた夕方、久びにＣ．Ｙ氏が６Ｆまで来訪。仕事が捗らないのでミーノしましょう、とお誘い。拾う神降臨。こちらも本当に久びの水天宮「Ｓ新」へ。空き席あり。くわい、ねぎま、佐島蛸、めじ、など。ここはいいよ、ほんま。んで、記憶をなくし、起きるとシータクの車中で、どういうわけだか停車している。（中略） なぜか、別方向の氏も同乗していたらしいのだが、その後の首尾は不明。
１１／２８木 システムＦ氏長期入院をカバーしているＴＦ青年を慰労すべく、Ｋ．Ｍ氏と「ＩＢとり」へ。（奢ってもらって文句を言うわけではありませんが、やっぱ、地元か蒲田のキタナ系のほうが美味） 疲労蓄積で今日は逗子まで乗り越し。海が近いのでどーせのこととばかり見に行くが、なかなか着かない。途中でアジア系と謳った砂の敷いてあるへんな店へ。壁に飾られていた子供たち、友達と照れ笑いの写真がよい。モノクロ、パンフォーカス、地べたには木陰の中に木漏れ日。 そこも出て再び海を目指すが、またまた着かない。広壮な屋敷が並ぶ町を歩いていたら元いた交差点に出てしまった。高級住宅地じゃなくてカラクリ屋敷だったか。空には三日月、左側が上に引きつった、皮肉な笑いを浮かべた口元に見えた。今度はその月を目指して歩く。が、やがて月の下に山の端が見えてきてしまった。前来たときは海の正面に月が見えたのだが、そのときは満月だったのを思い出す。しかたがないのでそばを流れていた川に沿って、水が下っていく方向に歩く。結構歩いて、やっとのことで辿り着いた。漆黒。今夜も波はなく、ほんの少し先で崩れる潮騒だけ。崩れた後、音もなく足元まで水が迫る。しばらく見つめてから振り向いたら、背中の真後ろ上空に例の口元が見えた。莫迦にされたように思えて、可笑しくなってひとりで笑う。海岸から上がり、夏場は混むであろうオーシャンビューのファミレスへ。入り口の丸い２つの門灯が闇に浮かび上がる。門構えを見て、「時計じかけのオレンジ」に出てきたＨＯＭＥに迷い込んだような気がした。眠らされないようにスパゲティは避けて、カキフライを頼んで始発を待つ。
そこで読んだ新聞。ＡＬＳ〒投票は違憲だが違法じゃないって、どーいうことだ。
１１／２７水 コーシはついに生徒数２桁割れ。少人数でますます濃くなる講義内容、といかないところが辛いところだ。ＧＰ送稿漏れ発覚のためとりあえず帰社するが、何とかなっていた。（ものの、お見合いミスはちょっと……） ショートしたりの諸事情によりどこにも寄らずに７−１１のおでんでまたビデオ。♯７夏代の家出！ 十一の家に転がり込んだ川崎敬三 すなおでとぼけた味がよい。（キャスターになってギャグ化される前） ♯８親父だけが知っている 前にも書いたが大野雄二が良い。劇中、台詞「秋だなぁ」とかぶってのエレピが名曲autumn leaves、追尾のシーンはしっかりズージャ。んで、その追尾されたのが、このドラマのメインテーマ（ネタバレはしない）に関わるkey
personの犬塚弘。「次回に続く」のを我慢できず今夜は３本目も視聴。♯９お母さん いよいよドラマは佳境へ。（ひとりで盛り上がっているわけ） 栗山家５姉妹、春夏秋冬と来て阿万理、やっぱ杉田かおるは前作「パパ〜」で人気があったからおまけでくっつけて、と思わせといて、実はこの子こそメインテーマを形成するキャラ、つー松木ひろしのシナリオ。よい。テンポも早い。（俺はだらだら書いているが、実は♯４〜♯７までわずか２日間の出来事）
んで、ビデオ消したら映っていたＢＳ、ロイク系の人たちの恋愛物。そうとうマブイ。そこにはカーラも出ていて女友達の恋愛相談役。アビーと同じ役どころ。
１１／２６火 身体厳しく遅れて出社。データを上げてもらい作表。なんとか、じゃなくて相当遅れて送稿。夜、御用にてＮＰＯじゃないほうの研究会。無償、分割、株配の違いについて、あーだ、こーだと延々と推測話が続く。株式分割がどれくらい起きているのか、とか、割当と組入の違いも分からないでこれもまた推測。ったく、学者というのは全然データを見ていないのがよく分かる。（当日出席者１名は除く） さらに、ここの主宰者格のいちばん偉い（＝ちゃんじいの）センセイが根拠もなしに決め付けで物を言う。（以前、このセンセイに会ったことのある某氏が、この人がいるからこの研究会には出ない、と言っていたのがよく理解できた） オブザーバーかつデータがあると言った途端タダで寄越せと言われるに決まっているから黙っていたが、見かねて指摘。んでも遠回しだったので理解できなかったようだ。帰り、Ｋ．Ｍ氏と新橋駅前の串焼き屋。（ＳＫＨ前のため他のメンバーは欠席） 重要な決定変更を知らされる。ちゃんと乗り越さずに帰り、さらにギョーザとbeer。帰宅後、陳謝メール。
溜めているのを一気に２本見る。♯５フーテンジャックはなぜ泣くの ♯６○○は冒険の季節 （○○は俺の忌み言葉） ここまでありがたくもご愛読を続けられている読者諸賢へ、謹んで告ぐ。 この世で女神を目にしたければこのシーンを見よ！ 十一のスタジオに口実をつけて訪れる夏代。照れながらの上目遣いと笑み。 （の後、大坂志郎の尺八、運指をまったくせずにあそこまで音を吹き分けるとは相当な達人とみた）
１１／２５月 今日の作業は早めに終えて、まともな焼き鳥、のつもりが、ＧＰ作表が結構というか、却って手間がかかる。プラス、詳述しないが、オープン環境をもっと利用しませう。（前部署と相当事情が違っている） んで、終電突破だが、もうこれ以上のお泊まりも朝帰りも、もぉイヤなのでシータク。そのドライバー、問わず語りの身の上話。前は某コンビニチェーンが新規上場の際、内部業務監査をやっていたとのこと。さらにその前は親会社・大手スーパーの常務会事務局。文人としても著名なオーナー社長（当時）は、外見のソフトさと打って変わって、常務会で頭に来たら湯呑み茶碗を人に投げつけるのだそうだ。（そんときは下っ端は即逃げる＝取締役たちが罵倒されるのを目撃しないように） そのオーナーもいまや事業失敗の尻拭いで私財を提供し、文筆一筋になった（のかな）。んで、件のタクシー・ドライバーはそれやこれやで会社勤めがイヤになり、前から運転が好きだったので今の道に入ったとのこと。と、俺の勤め先の社名を聞いて、ここまで「内幕物」を話してくれたのだが、その後為替がどーのこーのと言い出したので、ちょっとつついたら、その新規公開株で儲けて今３本外貨預金を保有しているそーだ。降車するときお釣りはしっかり端数までいただく。 ７−１１でパン買っても３時にねぐら着。いつもより３時間も早いのはありがたい。
１１／２４日 コーシ準備。日誌まるでアップできず。ビデオも観れない。と悶々とレジュメを書いてたら、オチやがった。文量にしてＡ４ほぼ１枚分消失。ったく、このＰＣとＭＥは頭に来る。と怒りつつ、やがて、とほほ…の気分になって、朝４時まで。
１１／２３土祭 くたばったので昼まで二度寝。の後、出社。行きがけの勝負の早いカレー屋。どっかで聴いたことのあるフルートだと思っていたら、次に流れて来たのはDolphyの５spotだった。土曜日で客があまりいないため主人が趣味に走った模様。八重洲のカレー屋で久びに聴けるとは思わなんだ。終電。また７−１１でおでんは、ん〜〜と思い、この時間でやっているのはここだけ、限界供給者の焼き鳥屋へ。一段落したので、どうしても焼き鳥と豆腐が食いたかったのだ。味はさておき、いつか言葉を交わしたひげの常連の方と、サッカーの話など。
１１／２２金 昼、データ入力forＧＰ。夕刻、Ｆ社長来社、Ｋ．Ｍ氏、Ｋ．Ｃ氏とともに会食。事前に聞いていたがそれが「Ｕ」の席をとっておけという意味とは、引く身モードがよくよく分かっていない。運良く席が空いていてビークには残念ながらならず。社長は美女２人を同伴。ＦＰ。明るい方たち。といってもＰＪ社の方でしかもミセス。某格付Ｍ事務所と同じノリで、女性を活用（つー言い方は相当ヘンだが）する会社のようだ。変額年金保険の話と企画。の後、「ＫＫ亭」。んで、終電で帰って、疲れから乗り越し。東戸塚。何もない町。手元不如意ゆえコンビニで金おろすが、シータクはやめてファミレスで朝まで。メモはあるが殴り書きなので判読不要。夜のファミレス客のモラルは最低、ＮＫ夕刊の中野清織のコラムとイラストが良い、とからしいが、詳述するを得ず。
１１／２１木 Ｔ・ＳＫＨ校了。反省点多々あり。オランダ激勝。ドイツに３―１。実力どおりの当然のことだが、うましか会員に速報。某氏よりのレス。「強いのは分かったからワールドカップで勝ちなさい」 反論できず。 こないだの送別会のｊｐｅｇ、幹事長Ｆの放置プレーにあっていたが全社のほうのｎｅｔにアップ。ついでに優れもののフリーウエアでスライドに。２４呑み会の方のも、ｈｔｍｌのスライドに。なかなか良い。何かイベントあれば、そのときのｊｐｅｇはこのＷＥＢにもリンクさせるようにしよう。２０時過ぎに念校待ちもなくなり完璧にフィニッシュ。晴れて解放。お誘いあるが、思うところあり。（たいへんありがたくも、酒なら何でもいいという訳ではない） 独りＭ牛に寄ってから帰宅。
高円宮殿下急逝の報。殿下が理事長をされている某交流協会と草サッカーしたとき、相手の協会チームの人とグラウンドまでタクシーを相乗りした。その車中で聞いた話。その方が赴任先から帰国する途中、ＵＳＡに立ち寄り、９４ワールドカップを見て来た。帰国後、理事長でもある殿下に帰任の挨拶に行ったところ、殿下はいきなり本物のイエローカードを出されたそうだ。寄り道をユーモアでからかわれたのだろう。殿下は日本サッカー協会の名誉総裁でもあらせられる。俺と似たような年回りでの早世。合掌。（俺もこないだの健康診断で心電図にイエローが出た。鼻の次は、救急車の縁があるSt．Lukeに行くことにしよう）
１１／２０水 起きられず既にゲラ読み始まってるのに午後出社。夕刻、対アルゼンチン戦、前半１０分のところでコーシに出かける。春にやった内容だが、徹夜明けで気合が空回りか、生徒さんからの質問皆無。初めて。相当すべった模様。帰り、ｎａｔｉｖｅがやってる近所の中華屋。ん日ぶりのアルコール＋まともめし。遠くなのと混んでいたとので音声なしになっていたＴＶを見て、ゲームの結果を知る。この時期、まだ結果はよいとして内容はどうなのか？ サントスの枠に飛ばなかったＦＫをいかにも惜しかった風に映してるところからだいたい分かるが。それにしてもＫｏｒｅａの強さよ。敗北とはいえ２点も取るとは、彼我の差は思った以上に大きい、というか、ＢＥＳＴ４なら当然か。お店のｎａｔｉｖｅから「友達のおみやげ」のパンと林檎がサービス。これを食うと完全にカロリーオーバーになるが、でも、ご厚意を無にする訳にはいかず。聞いたら京都土産。むろんパンのほうだと思うが美味。
のあと、ＶＯＣＡＬのかかる鄙にあるＢＡＲへ。美女がカウンターの入り口に一番近い席に座ってたのでラッキーと思ったが、すぐに旦那が迎えに。ママが「今日はサッカーだから暇かと思ったいた」との由。居合わせたほかの男の客は、ロシア戦は見たとか自慢しつつ今日ゲームがあったことさえ知なんだ。んなことだから、相手が格上だろうがなんだろうがホームで負けてもヘーキっつーんではもう上を望むことはできまい。がっかりしたのもあって（美女のほうに）ＭＭ一杯で帰る。
１１／１９火 会社に置いてある１００均の目覚ましはちゃんと鳴ったようだが、寝ぼけて止めてしまったらしい。目が覚めたら昼近くだった。何年ぶりか、常備してある「お泊りセット」出動。ということで、誰かと違って俺は「連パン」ではありません。（煙草場であったその誰かにも、俺の髭面見て仲間だと思われたらヤなので一応アピールしておいた） 夕方から本文書きを始める。なるべく材料を揃えてから始めるべく、数字をいじったり資料を集めたりするのだが、結局使わなかったりして、手際の悪いこと甚だしい。なんとか半分ちょい過ぎまで行った１２時過ぎに、与えられていたお題とちょっと違うことを書いているのに気付き、初めから書きなおす。阿呆。２９時、ドベタながら一応脱稿。朝帰り。（メモにはスタイルについての考察が殴り書きしてあったが、異常心理状態下での表出ゆえ詳述せず）
１１／１８月 残り１４社をソッコーで上げる。けど、脱稿した時ちょうど昼のチャイムが鳴った。遅らせたうえにまた半日遅れてしまった。Ｋ．Ｃ氏には本当にすまないことをしたと思う。一段落つきＮＫ新聞。連載小説をずっと読んでいるのだが、やはり日本国一の大天狗・後白河法皇ほどのお方になると、許諾されるときもちゃんと漢字でお返事をされる。（「応」と宣う） 夜１２時、文章を書き始めようと、ネタ探しでいろいろデータをみていたら、先に送稿した表にチョンボ発覚。集計やりなおし。文章どころではなくなったが、ここは気を取りなおして、チョンボのまんま本にならなくて良かった、と思うようにする。
今日は事故だったにしても、文章書きが進まないこと夥しい。嫌いではないのだろうが、昔ほどやる気が出ないのは、やはり歳のせいか。はたまた「お仕事」だからか。入社のときにソームから言われたのは「おまえは文章を書くことはない」ということだった。ばかばかしい学歴差別がまかり通っていたその部署はライターではないが、雑誌の制作にはなくてはならない部署だった。多くの志ある新人と違って、何か書きたいと思ってこの会社に入ったのではない俺としては、それは何でもなかったのだが、その当時のソーム部長にいま会ったら紳士的な応対をする自信はない。まあ、それはともかく、４Ｆに移っても、色事師、じゃなくて色ごとに校了を指示する飯場の親方稼業がしばらく続いたが、やがて書くようになって、やはりそれはそれで面白かった。んでも、もう３０も過ぎていいとこだったから、記者と呼ばれる奴らと比べればやはり鍛えが入ってない。（今の奴らが鍛えているかどうかは知らんが） 若いときに鍛えが入ってないせいで、たかだか、こんな程度の分量でもすぐ息が上がってしまうのかも知れない。（それとも、だらだら書いているが、そのへんの気持ちをこの日誌が代替するようになったせいか）
んで、明け方、今まさに山場の某○組関係者とお話をする。（彼もこの時間まで残っていた） 困難な状況。悩み深い。昔話しか出来ないがくれぐれも身体だけは大事にするよう言う（他人のことを言える状況にはないが）。そのまま作業続行。久びの２Ｆ泊。
１１／１７日 出社。ようやく何とかなりそう、というところで、日曜の夜なので執筆システムのサーバーが止まる。ついてないが自業自得だ。残り１４本。送稿は明日の朝いち。正真正銘のピンチ。でもどうにもならないので、即書けるよう資料の準備だけはしとく。コメントが終わっても、お次は２０×１８８の巻頭特集の文章が残っていて、こっちの送稿は火曜日だがまだ全くの手付かず。雑誌のページが白で出たためしはないが、俺は昔、さる記者が書けなくて間に合わず降ろされたのを見たことがある。（その分はストック原稿で埋めたが） その時、悔しさと自分へのふがいなさからか、その場で憮然と職場を後にしたその記者の表情を今でも覚えている。たぶん、その二の舞を俺がこれから踏むことになるのだろう。
また、終電。この時間に月が中天ある、ということは、満月は明日か。帰宅後、第４話「マダム事始」。
１１／１６土 Ｏ病院で入院の検査。健診結果同様、心電図にチェックが入ったが、オペは大丈夫だろうとのこと。この間、痛みも忘れて作業に没頭という訳ではなくて、左手にはずっと湿布。病院帰りの薬局のやくざ石さんに聞いたらひびが入っているかもしれないとの由。接骨医には行ってられないので自然治癒を待つしかない。出社。０４０３でなくていいが、誰かに（femaleに限る）「お仕事がんばってください」とか言われたい気分。（出来れば若き日の００８Ａ０子がいいのだが：注） 作業をしてると、いろいろ能書き垂れても結局組み入れ銘柄はみんな一緒で、そろって基準価額が下がっていて、ましてやそれにくだらない「愛称」が付いてたりすると、ちょっとマジキレしそう。つーか、休日出勤で周りに誰もいなかったので「なぁ〜にが「○○××」（某投信の愛称）だ、ちゃらけてんじゃねーぞ、ぼきゃっ」ぐらいは５回ぐらい実際に口にした（と思う）。 ＜注：Ａについて、Ｃがド、Ｇがソの類＞
終電。夜の７―１１はおでん。そういやチビ太が持ってたおでんは、△□○の串刺しだったが、当時はそれが普通の形態だったのかしらん、とか考えたりする。そういうおでんを生まれてこのかた実際に見たことがない。チビ太が大金持ちのデカパンの養子になって、おでんの風呂に入って喜んでたりしたのを思い出したりもした。帰宅後、久びにビデオチェック。第３話「生けにえの引越し」。懐かしの天草四郎、若き日の北村総一郎、単細胞応援団役で赤塚真人。大野雄二の音楽は今聞いても格好いい。の後、ＴＶで高校サッカー、東京Ｂ代表決定戦、暁星ｖ．国士舘を少し見入ってしまう。昔は履いてたシモーネを思い切りバカにしていたが、今では高校生でも白いスパイクを履く。途中で入るＮＩＫＥのＣＦは傑作だ。伸二もいい。音楽も楽しい。でもなによりコピーがいい。
「うまく行かないときは、ぶつぶつ言わず口笛を吹こう」
１１／１５金 一応〆め日。Ｋ．Ｃ氏の分も相当ヤバイので、局長にレスキュー、明日は休日出社してもらうことにする。全然管理職になっていない。俺の担当分も相当な残があるが、３連チャンだと死ぬので、別経路の本当の最後の終電、蒲田止まりの京浜東北で帰る。金曜日は最悪。どうして線路に入るのか。酔って自分で転ぶならいいが（自己弁護）、他人に迷惑かけるなら酒は止めるべし。蒲田からシータクで、久びにサウスポーのマスターのラーメン屋へ。ウォータービジネス系のおねえさん（たぶんKorean）が３人、頼んだラーメンが２杯。すかさず分けられるようカラの丼も一緒に出てきた。ここのマスターは人が良い。（良すぎるかもしれない）
１１／１４木 娘は今日から修学旅行だったのだが、起きて見送れたのかどうか、メモなし。出社、作業、連チャン朝帰り。今朝はチーズパン。それと「カエルチョコ」発見。これだからコンビニは油断ができない。ご多分に漏れず娘もハリポタ・フリークなので、罪滅ぼしに２つほどガメておく。
１１／１３水 早出。いつも見慣れた公孫樹なのだが、時間が違うせいで朝日を浴びて黄葉が輝いていた。午後、健診の結果が出る。ＣＣＣ（TSUTAYAではない）。投資不適格もいいところだがＤやＥがないのでいいこととする。健診でCancer（蟹座ではない）寸前だったのを見つけたので、それ以来必ず受けるようにしている。まあ、不健康の自慢話を肴にすればオヤジたちとしてはいくらでも呑めるのだが、現状ではそれも叶わず。夜、コーシ。その後社に戻り、朝まで。駅を出たところで、昧爽時の東の空が、これから上ろうとしている日の光で紅く染まっているのが目に入った。７―１１で今度はサンドじゃなくてコロッケパン。冬も間近いというのにあのノラはどこへ行ったのか。
１１／１２火 朝帰りで昼出。とにかく夜の静寂と喫煙環境を利用するシフト。このごろ意識して水を飲むようにしている。安物（１５０００ウオン）だとバカにしていたトートバックを、実は常用するようになったのだが、こいつの表にはペットボトルを入れられる「網タイツ」（某氏の表現）状のポケットが付いている。これがすごく気に入っていていつも水を持ち歩くようになった。朝（このごろは昼だが）起きたときにも必ずまず水を飲んでいる。テンパってるので酒が呑めない代わり、ではなくて、さらさら血にするためだ。実際、硬水だとミネラルも採れるので身体にいいらしい。日本人がカルシウム不足なのは日本の水がミネラルを含まない軟水だからだそうだ。ミネラルウォーターでも、日本製や○ルビックは軟水なので効能はなさそう。ミネラルのうち高血圧の元・ナトリウムが少ない「海老いやん」（じゃ、甲殻類アレルギーのＹ．Ｓ氏だ）、もとい「エビアン」を１日１・５リットル飲んでいる。つーことで、煙と水がないと稼動できないＳＬ状態。（になっているということが言いたかった）
んで、午後には作業にもさすがに飽きたのでＷＥＢ見てたらロナウドのかーちゃんがゴールゲットのニュース。某筋に知らせると、彼女はリフティングの世界記録保持者でもあるとの由。挑戦すべく山師と９Ｆでさっそく練習、することもなく、今度のアルゼンチン戦、ＳＰ６０１はムリとの結論に達する。残念。
２連チャンだと後に響くと思い、終電で帰る。７―１１でおでん購入。こんにゃく、昆布、大根、骨入りつくね、と、こう並べると、おでんは健康食だというのが分かる。呑みに行くときは、あまり好きじゃないのだが（たぶん練り物嫌いのせい）、夕飯抜きで７―１１に行くと思わず買ってしまう。
１１／１１月 ということで早出。煙草が吸える時間帯をフルに活用する作戦（煙を出さないと文章が書けない）。相当捗る。が、２時間もしないうちに息切れ。１５キロ地点までは世界最高記録ペースだったが後はズブズブでは、これじゃマラソンのペースメーカーだ。編集長のＫ．Ｃ氏にスケジュールを確認。来週の月曜でも何とかなるとのこと。もう１回土日が使えるのは大きい。ダイエットは中止。夕方腹が減っては作業にならない。昼、おにぎり２個にしていたのをまともな弁当にする。とにかく食わなきゃ力が入らない。食うぞ。とにかく食う。食う、食う、食う、食う、リチャード・クウてなもんだ。
夕飯もちゃんとした夕飯にすべく、山師と定食屋の「Ｄ臣」へ。ビール１杯でやめて、頼んだ焼酎は師に片付けてもらう。塩さば定食。社に戻り朝まで。４時ころに物音。ねずみらしい。これから当分ねずみの番をすることになるだろう。（作業に飽きたらついでに４Ｆも見回るつもり）
１１／１０日 朝帰り。昼過ぎに起きてＴＶを付けたら「新婚さん、いらっしゃい」をやっていた。こんなもんぼーっと見ていても時間のムダだと思い、出社。終電まで、コメント書き。単純計算で云うと、金曜日の送稿までに間に合わせるには、１日１２時間稼動して残り４３０本。１時間当たり７本強、ということは１本８分で仕上げ続けなければならない。それも資料を見ながらだ。絶望感が来た。
１１／９土 ねぐら前のスポーツクラブにて、「あなたの血のさらさら度」計ります検査を受ける。血圧が高めなので結構気にしている。ちょっと血を採ってそれがＴＶ画面に大写しになる。まずますの線。でも、赤血球の大きさが違うのは鉄が足りないせい。光ってるのは痛風の元の尿酸（少ないと言われた）。形が崩れてるのは白血球で、いろんな姿になって悪いものをやっつけてくれているのだが、俺の場合、アレルゲンが多いのでちょっと目立つとのこと。（白血球に囲まれている小さなクズみたいのがアレルゲン） 初めて見る自分の血の細部。面白かったので家にいた娘を連れて来て見せる。じくや教科書より実際見せたほうがよほど勉強になるだろう。
出社。完璧にスケジュールミスを犯していたのが分かる。普通のＳＫＨより今号のＴ・ｓｋｈは、１週間以上タイミングが繰り上がっていた。初めからそうなのだが、長年の習慣で今月末〆めと思い込んでいた。だが、送稿は既に来週末に迫っている。まったく自己管理も出来ない奴が管理職をやってっていいものなのかどうか。書くコメントの分量は、日誌を付けているおかげで、あれだけひぃ〜、ひぃ〜言った６月が２３０。今回はその倍以上の５００弱。巻頭特集の表をとにかくでっちあげて、出来るかどうか分からないがコメントのほうをようやく始める。焦ってるので朝まで。
１１／８金 Ｏ船系で呑み会。去年の忘年会と同じ天神町の渋い店（高いと思う）。突き出しに菱の実。珍しくかつ美味。父君を亡くされたとのメールをくれたＩ．Ｎを慰めるべく、という趣旨ではあったが、お悔やみの後は近況報告と情報交換。（こうしてみんなと会えるのもＩのパパさんのおかげです、合掌＋多謝） うちから本を出したＯｇ．Ｙは相変わらず多忙。でも、相当痩せた。夜中の２時に会議をしても６時に起きて１キロ泳ぐのだそうだ。エグゼクティブとしては当然なんだろうが、倒れるんじゃなかろうか。隣に住んでたＡ．Ｙ、ようやく日曜が休めるようになったとのこと。どういう生活をしていたのか。某緊迫地域国政府観光局勤務のＣ．Ｔは本国の指令により現在たった一人で日本代表事務所を切り盛りしている。時勢柄、あの国に観光に行く日本人はそうはいまい。（外務省が退避訓練をした国のひとつ）
Ｉ．Ｎはブラジル勤務経験あり。奥様もかの地ですっかり井戸端をしていた関係で、ＷＣでは夫婦で通訳のボランティアをしたそうだ。俺は日韓ともにＷＣでのボランティアのみなさんには最大限の敬意を表すものです。Ｉ．Ｎはそのおかげで決勝戦の余りチケットを直前にＧＥＴ、子供たちと見てきたそうだ。クヮンジュのイカガキどももそうだったが、バイロムの不手際も今となってはいろんな良い巡り合わせを起こしてくれたものだと思う。んで、Ｏｇ．Ｙは、やはりあれは買収だと言う。こやつとは中坊のときよく一緒にサッカーをやり、そんときの経験から言えば相当上手いしよく分かっているほうと思っていたのだが、現地で見てないとＯｇ．Ｙでさえそう言うのか。（よく欧州に出張に行くのでそこで吹き込まれたのかもしれない） 反論はあえてせず。 さらに「次のＷＣでは今回の反動でアジア勢は相当苦しい」との読みを披瀝したが、これに関しては俺も当たりだと思う。
社に戻る奴、明日に備えて長躯シータクでＯ船まで帰る奴と三々五々別れる。呑み足りないので一人で神楽坂から東西線で高田馬場へ。「I」にちょっと顔を出してたら、終電が品川止まりの時間に。二国に乗ったほうが近いので五反田で降りる。 どーせシータクだと思いラーメンでもと、うろついていたらＫｏｒｅａの店を発見。ビルの入り口でおねえさんに声を掛けられるが、いつものように蹴散らし、韓国家庭料理の店へ。レバ刺しが美味。（ならばその店は安心かつ良いお店）ニラのキムチも辛くて旨かった。別にＫｏｒｅａに決めている訳ではないが、次の某地下組織の例会はここもいいかもしんない。
帰宅後、封印を解いてようやく「ＢＥＬＬＳ」を聴く。思いきり歯を食いしばる。 （「脚注、後講釈、解説、言い訳、蛇足、おまけ」 あり。）
● 読んだ人はほとんどいないと思うが一応の釈明（ただし食事中の方は後で読んでください）●
今月号の「ＧＰ」に俺の名前付きの記事が出ているが、やたら出てくる接続詞や「では次は○○の市場を見てみよう」とかのフレーズは、少なくとも俺が書いた時にはなかった、と言っておきたい。一度編集に渡ったものは、煮ようが焼こうが編集の勝手だが、要らないと言った署名があったので、一応釈明しておく。俺の信条としては、書いた原稿はウ○チと同じ。一度出したものをまた手にする奴はいない（はず、某ＯＢ記者の名言「お前は自分のク×を触るのか！」に倣っている。でもいるんだよねぇ、ゲラで編集済みの自分の記事を元に戻す●●）。だから、原稿を書き終わったことを脱◆、じゃなかった、脱稿と言う。それはともかく、あくまで好みではあるのだが、接続詞が少ない文章は良い文章の１つの条件だと思っている。（なぜなら論理と流れが良い証拠だから） ましてや「では次に云々」は▼編一筋の先輩諸兄の文章によく出てくるのだが、読者に対して親切のつもりでいて、まったく意味がないどころか却って読者の思考の流れを断ち切る所業だと俺は思っている（シューチョーの時は必ず撲滅した）。（んで、ここまで接続詞２連発って分かった？） 反論：「あんたの書いたのはそうでもしないと、断りの「が」連発の複文と、やたら長い連体修飾節だらけで読めたもんじゃないか」（そういう論理的な反論を期待しつつ）
１１／７木 打った左手が痛む。たとえば瓶の蓋を開けるとき、痛くて瓶を持てない。自業自得。占いは大当たり。んで、顔のほうは、Ｕ．Ｔｏｓ氏よりコンシーラを頂戴し、鏡を見ながらさっそく塗る。（ちょっと目覚めたりして、ウフッ。♀） 相当なカバー能力。女は涙以外にもいろんな秘密兵器を持っているもんだ。４ＦでＯ．Ｃ嬢からもうなおったのか、と言われたほど。 惨事不調会に初参加。（only noteとす） アルゼンチンのメンバー発表。20日の件、会長と９Ｆでリフティングしながら緊急協議のはずだったが、作業のためならず。そのまま作業を続行しているとＭ．Ｋ老人が久しぶりに来訪。入院しててそのついでに禁煙したとのこと。俺もめざすつもり。メシを誘われたが多用（＝俺の場合は「怠け者のＳＥＣで働いてたら委員長ビークーになっちゃった、もとい、怠け者の節句働き」）ゆえ丁重に辞退する。んで、メシ抜き作業が深夜まで及んだためChineeseの店は既に看板ぎりぎり、昨日とは違うラーメン屋へ。瓶ビール、餃子、チャーハンで１６００円。味も勘案すればやはりあの店のほうが割安。
１１／６水 Ｕ．Ｔｏｓ氏及び連チャン○ン○のほうのＹ子嬢より、コンシーラなる、にょしょうが用いる疵隠しがあるとの情報を得る。しかし、本職（＝anotherＳＫＨ）多用のため買いに行けず。の後、コーシ最初の自己紹介で「あたしはこのようにおっちょこちょいです。」（＝やくざではありません、の意）と述べざるを得なかった。２０時から１時間半＋質問ＴＩＭＥで２２時ちょい前に解放。社に戻らずそのまま帰り、久びに地元駅そばのChineeseがやっている店へ。（こないだ看板間際に通りかかったら挨拶してくれたので、たまには行かないと） つーことで、生中、ザーサイ、焼売、銀杏（好物）と鶏肉、小ライスで２０５０円、味もよい。（紹興酒は入れていたボトルだったが）
１１／５火 夜、御用関係で先月設立記念講演会を仕切った某ＮＰＯの勉強会にお付き合い。まさに（！）特記事項なし。（社長にインタビューして感じが良けりゃ債務返済能力が上がるらしい） の後近場の「ＹＲの滝」で当方出席者一同、お疲れさんで呑む。久びの外アルコール。軽く乗り越しラーメン食った後、不覚にもちょっとした段差でコケる。損傷箇所は右ヒザ、左手、間を置いてから右顔面が地べたに激突。帰宅後、鏡を見たらやはり傷になっていた。明日はコーシ初日。
１１／４月振 出社。ねずみの監視、じゃなくてコーシ準備。（ということは「私用」だ） 「Ｔ」コーヒー経由京浜東北の終電まで。（スカ線には間に合わず）
１１／３日祭 ＢＳのリーガダイジェストとかＵ１９（good！）特集などを見てしまう。コーシ準備進まず。（肝心のＳＫＨを家に持って帰ってなかった） 午前３時にあきらめてamazonより落手したDiane
Arbus：An Aperture Monographを見る。邦文は絶版でも写真なんだから洋書でも同じと思って注文していたもの。６×６版の正方形に写し出された人物たち。ちょっと凄い。が、それ以上の感想は後日。
１１／２土 Ｏ病院で検査。そこから出社。途中で「Ｔ」コーヒー。ここはズージャの名演ものがかかる。作業は終電までで打ち止めにしておく。
２００２／１１／１金 あくまで（強調しておく）学校関係で午後出社。お詫び・御礼にケーキなど。子守りのため早帰り。
★ 他の３つはまずまずなのになぜ全体が悪いのか？ 考えられる要素としては健康運なのだが、それが最悪か。どっちにしろ低迷は続きそう。
全体運 ★★★ 恋愛運 ★★★★ 仕事運 ★★★★★ 金運 ★★★★。
「脚注、後講釈、解説、言い訳、蛇足、おまけ」
１１／８金 「Ｂｅｌｌｓ」 何度も書いているが、それが何かはあまり言ってなかったような気がしたのでここで。
吉田美奈子が１９８６年に出した自主制作ＣＤ。当時はまだレコードが主流だったのに早くもＣＤというメディアを使うところが先進的、かつそこに収められている楽曲と歌唱、そしてバンドが抜群、というのが当時の世間の評。確かに、ミディアム・スローでこれだけ重いのは今でもあまり出来ないと思う。だったらそんとき買えばいいのだが、これが限定たったの３０００枚。じかに申し込む販売方法だったのだが、俺が申し込んだときにはすでに売り切れ。後に読んだレコードコレクター誌によれば、リトグラフのように「１／３０００」といった具合にそのＣＤにはナンバリングがしてある。なんでメジャーのルートで流さなかったのかは、当時まだＣＤプレイヤーが普及してなかった、のが大きかったのだろうが、密かに国際規格で使ってはいけない周波数の音をいたずらで美奈子さんが入れた、との噂もあり。（復刻版では当然カットされているだろう） ＜以下略＞