さらにさらに風来沈湎続く

 

2007年 師走

 


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5年前

来年まで書いているとすると10年になるがこのままではどーなることやら 

― 1月 3日 PM更新 ―

 

2007/12/31月 禁煙1845日目。朝の検針体重72.2kg、体脂肪率23.4%、目標である72.0kgには残念ながら200グラム未達。最高気温、最低気温とも記録を控えるの忘れた。1年を振り返っての所感は、業務関係に限らず12/27に記した通りである。

12/30日 禁煙1844日目。朝の検針72.9kg、23.7%。快晴、強風、午後曇り一時雨降る、13.9度、9.6度。アラン・グリーンスパン「波乱の時代」The Age of Turbulence:Adventure in a New World 上下読了。上巻は自叙伝。若い時の活写については12月1日に既述(読むのが遅い)だが、71歳の時に結婚した奥さんのことはもちろん、その時々に付き合っていたガールフレンドのこともちゃんと赤裸々に記してあり、FRB議長時代と違って、フランクかつ率直に物を言う人である。歴代政権との間合いや感想も率直。大統領ではフォードとやはりクリントンの評価が高い。グリーンスパンは共和党員だが、民主党のクリントン政権時代に財政黒字を達成、高成長も維持したのは財政・金融両面からの政策の勝利でもあろう。下巻は現状の世界の経済状況の氏の分析。資本主義の発展には、法の支配と財産権の確立が必須とは当然だが、たとえが分かりやすい(ロシアで儲けても、政府やマフィアがそれを掠めてしまうのなら誰も投資をしない、とか)。日本は、不換紙幣ならばデフレは起こりえないのに起きた、ところだけ詳述してあるが、あとは中国に関する記述のほうが多く、ここでもジャパン・パッシングの呈か。

★以下、ネタバレのメモ。▲上巻P281〜282「ハリウッドの映画会社でも、ここまで劇的な金融の大脱線シナリオは書けないだろう。LTCMは名前こそ退屈だが、誇り高く、格式が高く、著名なファンドだ」「ロシアの債務不履行が、金融の世界のタイタニック号ともいうべきLTCMにとって、予想外の氷山となった」(面白い表現だが評価は辛辣ということ)▲下巻P237 「証券取引委員会(SEC)の初代委員長に、ウォール街の投機家であるジョン・F・ケネディの父でもあるジョセフ・P・ケネディを指名した理由を問われたときのローズベルト大統領の答えは正しい、とわたしは思っている。キツネに鶏小屋の監視をさせるようなものではないかと質問されて、ローズベルト大統領は、こう答えた。「泥棒は泥棒に捕まえさせるにかぎる」」(インサイダーだとは知っていたが、このやりとりは初見だったので) ▲下巻P243「既存株主によってでないとしても、買収を容易にすることによって、業績をあげられないCEOを更迭できるようにしておくべきである。この方向の第一歩は、株主名簿の閲覧が現経営陣によってほぼ管理されている現状を改め、そのルールを緩和することであろう、匿名を希望する株主は、ストリート・ネームを使えば保護できる。 注)「ストリーム・ネーム」とは、株主ではなく、証券会社や代理人の名前で株式を保有する場合の表現である。」(「個人」で10位以内も株主名を隠す●呆とか、カストディアンよりやっぱ実質株主がいいのにとか、仕事とコーポレートガバナンスの絡みで考えさせられた)

12/29土 禁煙1843日目。朝の検針72.4kg、23.0%。雨のち曇り、止んでからはこの季節にしては生暖かい、のちまた降る、13.2度、6.6度。部屋の大掃除(やり出すと止まらない性質)。

12/28金 禁煙1842日目。朝の検針72.7kg、21.9%。曇り、夜半から雨降る、11.6度、4.8度。公式には昨日が最終営業日だが、マーケットが開いてて決算が発表される以上、出社である。(別部署だったが昨年同様市場が開いてれば出る) んで、昨日最後までいた某氏から2次会に欠席したのを論難されたが、相当な様子だった模様。30人で予約してあった坐ワタに50人以上が詰め掛けたとのこと。昨日「ISHIさんが4Fにいなくなって…」とか言ってくれた某女性が、実は酔いまくり、2次会ではたいへんな騒ぎだったそうだ。(なんだ、酒乱の虚言か、ちぇっ) 昼、精養軒のカレースタンドと買い物。「休日」出社した人々におやつ差し入れ。Mochi Creamが気に入っていて、今日はチョコバナナと紅芋。俺並びに世間的には今日が御用納め。「三州屋」は混んでいたので回避して「鈴芳」へ。女将ならびに娘さんから年越しの挨拶。スープストックで〆め。ハンガリーのスープとか(ラーメン+半ライスよりはるかに低カロリー)。

12/27木 禁煙1841日目。朝の検針72.6kg、23.6%。快晴、10.9度、3.0度。年内最終営業日。昼、部の業務の恩人とも言うべきI.Cさんの送別会。(コリド4Fの天麩羅屋、個室、目前で挙げるところが美味)。僭越ながら謝辞と乾杯の音頭。実際、言葉に表せないぐらいお世話になった。夕方、局納会。足元のB員たちは業務のため開始時間から呑めないし、Bのパンチャーさんたちは、パンチャー仲間でのIさん送別会で来られないのに、まぁ、BだけのB長ではないにしても、ビール並べたり、寿司開けたりして準備手伝って、だらだらと集まってきた奴らを飲み始めさせるため、またここでも乾杯の音頭を取って、(以下略)。役職記号DのSさんと、快癒されたNリーダーと懇談できたのは収穫。でも、1次会途中でゲルニ。帰りの車中、御用納めにあたって業務関係を振り返ると、転部以外はほぼ最悪の一年であったが、今が俺の人生としてピーク(=今後これ以上よくなることはないであろう、という意味で)なのだろうから、我が身を捨てて浮かぶ瀬もありかし、とか酔った頭で考えた。

12/26水 禁煙1840日目。朝の検針72.7kg、23.7%。快晴、9.5度、3.5度。本日内閣府発表の国民経済計算(SNA)06年確報、日本の名目GDPの世界シェア10%割れがWEBの見出しだったが、俺としては1人当たりGDPに注目。1位ルクセンブルグには遠く及ばずとして、7位アメリカ4万3801ドルに対して日本は18位と3万4252ドルで3/4強に当たる。今読んでいるグリーンスパンの「波乱の時代」によれば、20世紀初頭のアルゼンチンは先進国で、やはり1人当たりGDPは当時のアメリカの3/4だったそうである。(ちなみに地下鉄銀座線はブエノスアイレスの地下鉄を模した、とのこと) このままだと21世紀初頭はあの日本が…、ということになるのか。(それまでにアルゼンチン並みにサッカーが強くなっていればよいが) 外ではノンアル。

12/25火 禁煙1839日目。朝の検針71.9kg、23.7%。晴れ、10.1度、3.0度。昼歯医者にて矯正器具を装着。金15万円也(税抜き)。夜。9F湯豆腐。ねぐらにて「スパイ大作戦」。「奇跡のカムバック」前編はボクシング物。スペシャル・ゲスト・スターは伝説のチャンピオン、シュガー・レイ・ロビンソンだった。

12/24月振 禁煙1838日目。朝の検針72.2kg、23.3%。快晴、強風、13.0度、6.3度。特記事項なし。

12/23日祭 禁煙1837日目。朝の検針72.7kg、24.2%。晴れ(早朝降ったらしい)、72.7度、24.2度。体調は少しは改善したか。夜、満月が綺麗。

12/22土 禁煙1836日目。朝の検針72.7kg、22.5%。曇りのち氷雨降る、冬至の日の入りは16時42分とのことだが、終日暗い曇り空であった、8.4度、7.0度。昼近所の「金井庵」。の後、出社。夜大人しく「ALPS」のカレー。帰着後、ちょっと不調のため「コンバット」も「スタートレック」もパス。

12/21金 禁煙1835日目。朝の検針73.0kg、22.5%。晴れ、14.7度、4.4度。昼、また買い物で出掛けてその足で「升亀」でコロッケ定食(レトロ)。お浸しのオプション付きで500円。ひっそりしてたらマスターに見つかって「今来ているってことは今晩は来ないつもりだな」と言われてしまった。一応「んな、ことはないですよ」と言っておいたが、金曜日の年末のコミコミだったのでやっぱり回避してしまった。夕方また歯医者。ということで、夜は移転して遠くなった「aa」へ。こないだ「寒い」といったせいか、また昔なじみのゴクチューのお姉さんが覚えていてくれたらしく、中に入って風が来ないカウンターに案内してくれた。いつものようにジンギスカンを最初に頼んだが、やはり味が違っているように思えた。んで、新しいメニューに「中華風湯豆腐」があったので即注文。たれは辛め、豆腐が泳いでいるのは水餃子にも使われるスープ、ともに良く、これはめっけもん、美味。また来て頼むことにしよう。

12/20木 禁煙1834日目。朝の検針72.9kg、23.4%。晴れ、11.7度、5.0度。昼、買い物のついでに「利休庵」でカツ丼。後からきたお客がきつね蕎麦を頼んだのをお店のお姉さんが調理場に「台変わりきつね一丁」と通していた。台とは種の下にある土台のこと。「きつね」は「うどん」が通常だから、それが「そば」に変わるのを「台変わり」と言っているのだろう。とか、見当を付けていたのだが、後でWEBで調べたら蕎麦屋には独特の通し言葉があるのが分かった。俺がカツ丼を「ご飯少なめ」と頼んだのを、やはり「台なんとか」と通しているように聞こえたのだが、これは「台きれい」(or「台さくら」)で台=カツ丼の場合ご飯、少なめという意味だった模様。古い店にはこうした符丁が活きているのだった。夜は一昨日と同じパターン(アホかいな)、プラス空いていたので「すうみ」と云う名のお店に入って(さらにアホかいな)、余計なもう一杯。ママは台湾ご出身とのこと。で、台湾料理かどうか忘れたが「塩蜆=ギャムラー」なる蜆の醤油漬けをいただく。蜆は肝臓にいいし、とか思いつつ。

12/19水 禁煙1833日目。朝の検針73.5kg、23.3%、危険信号(グラフ化のため入力しているエクセルのセルは、実際赤くなった)。曇り、9.4度、5.3度。午前休。昼前の再検針では72.8kg、22.2%、安堵。秋葉原へ。夏前に部で買ったもらった冷蔵庫のヨドバシポイントがあったので電子レンジを購う。今度同じフロアで催される納会で、焼きソバを暖めて出す企画もあることだし。お買い得4980円、残りあと平積みにされているこの3台限り、つー奴。配送料1200円弱を入れると持っているポイントに収まらないのだが、まぁ、そのぐらい出せばいいや、と思っていたら、店員さんが「カートを差し上げますのでお持ち帰りにしたらどうでしょう」とのこと。よく古新聞なんかを出す時に使う折りたたみの奴だが、ゴムバンドもちゃんと付いていて新品。さすが親切接客ヨドバシカメラ。(ゴマすり) しっかり荷造りしてもらって、電車で社に持ち帰る。(レンジだけでなくカートのほうもご利用ください) で、栄えあるレンジ第1号は俺の昼飯、コンビニで買ったシーフードスパゲッティ。湯気の上がる暖かい食事はありがたい。 午後歯医者。治療法で迷っていた右上奥歯は、やはり矯正してから冠をかぶせる高いほうにする。老い先短いとは云え、歯は使い捨ての道具じゃなくて臓器の一部だからして。んで、今日はその歯以外のメンテナンスなのだが、他の歯の虫歯も悪くなっておりこれも治療が必要とのこと。へこむ。歯の色も前回より茶色くなっているとのこと。ブラウンの電動ハブラシ+糸楊枝+朝だけだがホワイトニング歯磨きで完璧を期しているつもりが(当然昼磨きと寝る前磨き)、サッカーで云えば、ほとんどザルディフェンスであった、つー状態。泣く。(ちなみに、歯科衛生士さんによると、タレントや引退した野球選手SNJみたいな白い歯って、セラミックの被せ物で「あれは人間の歯ではありません」とのこと) 夜、C氏言うところの「切り込み小隊」のディスカスをオブザーブ。の後、ノンアルで大人しく帰る。

12/18火 禁煙1832日目。朝の検針73.2kg、21.8%、会の主旨が主旨なだけに抑制したせいか、大酒呑みダイエットは不発。快晴、12.6度、3.5度。朝の出社途上、例の公孫樹の傍を通ると鳥が喧しかった。葉がなくなった枝にたくさん止まっており囀っている。よく見ると、坊主になったと思っていた枝には、まだ銀杏が残っていた。これを啄ばみに来たか。雌の木は枯れても豊穣なのだと感心した。(ヒトと同じか) んで、出社後の午前の会議、だから幹事に巻き込むなって、と思いつつ、世話役担当B長ってやっぱ俺か。夜「SEMAN」。ポテトサラダ(粒マスタードまぶしてあり美味)に続き、トマトサラダ(大蒜チップが振りかけてあり美味)も、お徳用「生ビールセット」のおつまみのオプションどころかメニュー自体から消えていた。どーしてくれるのか、もうこの店に来る理由がない、くくくっ…。(ただ、通りに向かった窓際の禁煙のカウンターは明るくて本が読みやすい、のは捨て難い) の後、「鈴芳」。ビル地下飲み屋街なので、忘年会で混んでいるということもなく、この季節に一人でも入れてカウンターで本を読めるところが有難い。まぐろのヅケ、簡単な湯豆腐(ビールの後なので十二分)、菊正の樽酒冷やで小ちろり2杯、〆て1800円とは恐縮。

12/17月 禁煙1831日目。朝の検針72.1kg、23.0%。晴れ、10.9度、3.9度。出社。抽斗はともかく、ディスプレーはメインの方をきちんと正対させる位置に移す。夜、来る総会で退任されるT局長のB長連による送別会@「草間」、幹事を勤めさせていただく。の後2次会、1軒だけ。

12/16日 禁煙1830日目。朝の検針72.3kg、23.4%。快晴、10.6度、3.6度。朝の3チャンネル、NHK杯選手権の前にやっている講座で、アシスタントを務めているのが、作家の女房になって引退、がっかりさせられた元美人棋士である高橋和(やまと)さんである。(「元」は「棋士」に掛かり「美人」のほうは現在も、である、鎌倉高校OG、一見ありたい) ということで、出掛けると、近所の高層ビルの前庭に植わっている雌の公孫樹の葉が、音もなくしきりに散っていた。傍らにある雄はとうに丸坊主だったのと好対照に、黄葉をいっぱいに付けて麗々しくも輝かせていたのに、今日はもうスカスカで細い枝まで見えている。少し風あり。帰りにまたそこを通ると、枝には葉がほとんど残っていなかった。冬来たりぬ。落ちた葉と、何より大切な銀杏はきれいに掃き集められていて、先週もここで会った方だったろうか、それを集めたらしい初老のご婦人から照れくさそうに挨拶された。

12/15土 禁煙1829日目。朝の検針71.8kg、22.3%、快記録。12.1度、5.2度。医療関係を3軒はしご。午前「O総合病院」にて年1回の大腸ファイバの予診。第3四半期ピーク前にすべく今回は前倒し。年明け早々の10日に行う。今回またドクターが新しい人になっていたが、注意事項はいつもと同じ。ポリープを切除した場合、それから1週間、旅、激しい運動、そして何より呑みは禁止である。2件目は目医者。網膜烈孔のフォロー。左がぎりぎりな感じらしく、また飛蚊症が出たら即来い、とのお達し。なければ次のフォローは半年後。がめるべくティア・バランス(目薬)20本を処方してもらう。3軒目は整骨院。土曜の午後は打って変わってガラガラ。整復士の先生にまたマッサージしてもらう。背中の肉離れは左と比べて右側の筋肉が異様に盛り上がっているとのこと。作業場のPCの画面はデュアルで右側をメインにしている、と告げると、ちょっとした姿勢の偏りでも原因になる可能性があるとの回答。(皆様も注意されたし) 抽斗(=出しっぱなしで書類を積んである)も右側で、そちらを向くと痛むので、それも関係しているのかもしれない。週明けはデスクのレイアウト変更が必要か。の後、こないだ到着した「スパイ大作戦」(もちろんTVドラマのほう)シリーズ3の第1話だけ視聴する。ちなみにMission Impossibleを遂行するこの謎の組織の名称はIMFである。(国際通貨基金じゃなくて、Impossible Mission Force)

12/14金 禁煙1828日目。朝の検針73.0kg、22.2%。快晴、14.4度、6.8度。出社前の朝、上巻読了。出社時、社の手前の交差点の信号を警察官が操作していてしばらく足止め。どんなVIPが通るのだろうと思っていたら、通った黒塗りの車窓から見えた尊顔は美智子皇后だった。ヘッドフォンを掛けたままだが思わず叩頭する。夜、ローソンのおでんなど。

12/13木 禁煙1827日目。朝の検針73.2kg、21.9%。雨、記録なし。夜、9Fにて湯豆腐(しつこい)。去り行く人が支配人に「来年も良いお年を」と挨拶しているのが聞こえた。今年もはや年の瀬。年年歳歳、歳歳年年の感あり。

12/12水 禁煙1826日目。朝の検針73.1kg、22.7%。朝曇りのち晴れだが夕方少しパラつく、15.3度、7.0度。午前自宅執筆、だが捗らず。午後出社。昼「ALPS」のカレー。の後、出社しても捗らず。なかなか脱稿せず、これだけ行数を埋めるのに苦労したのは久しぶり。力が落ちているのだろう。夜、たった100行弱を中身薄薄でようやく脱稿。(囲み=コラムのほうは適当だったが、書きたいネタがあったのですぐ済んだ、文章書く時って、そーいうことが多いんだろうが) んで、遅くから「三州屋」。酔漢あり。年寄り2人連れ。(テーゼに従い中略)他山の石とすべし。品行はなおせても品性はなおせない。俺は絶対こういう爺にはならない。(後略)

12/11火 禁煙1825日目。朝の検針72.4kg、22.2%。晴れ、12.5度、7.3度。宴会B長と呼んでほしい……。次の月曜日はふっと猿部デビューの予定で、GPは早く片付けるわ、ストレッチはもちろんジョギングはやるわ、筋トレはやるわ、リフティングは1000回やるわ、フリーキックの練習もやるわ、何と云っても伝家の宝刀(*)クライフターンのトレーニングはやるわで、万端の準備をしていたのに、これだけは退っ引きならない、つー用件が入ってしまった。(GP以外はあくまで「気持ちの上で」の話である。*=伝家の宝刀とは、当然俺のじゃなくて名前を冠されたクライフの、である) 年明けのデビューを期す。 夕方歯医者。究極の選択を突きつけられる。右上の奥歯の虫歯部分を削ったらなくなってしまい、ほぼ歯茎に埋没してしまった。(メンテナンスしていたのに、と恨みに思いつつ、冠を外している現在、確かに毎朝糸楊枝を通す時全然歯の丈がなかったのだ) んで、選択肢(1)保険適用範囲で埋没したまま冠を被せる、ただし5年以内の間に再び虫歯になる可能性高い。選択肢(2)3カ月間矯正して引っ込んだ歯を引っ張り上げてから冠を被せる。また虫歯になる確率は低いが、日にちとお金が掛かる。 というところまでは、S歯科医師の治療計画書記載の内容だが、年齢について質問をした途端、ちゃんと「歯の寿命」一覧表が出てきた。右奥歯(親知らずの手前)の場合、平均51年ぐらいだとのこと。(S医師は分かりやすいようにか、「平均」という言葉を使っていたが、100人いるうちの50人目の数値との説明だから、正しくは「中央値」) 永久歯が生えたのが7歳として「平均的」にはあと8年で抜けてしまう歯である。(1)案の場合、今度虫歯を再発したら抜くしかない、とのこと。後8年の歯だから(1)案で使い捨てにするか、(2)案で虫歯にならないようにコストをかけるか。今後10年以上使う若い人であれば選択の余地はないが、投資の結果を享受する期間が短いだけに考えてしまう。夜、「六文蕎麦」でミニカツ丼セット。カツ丼っていいなぁ、やっぱし。ノンアルでGPの原稿書きの準備に入るが捗らず。

12/10月 禁煙1824日目。朝の検針72.6kg、20.6%、やっぱ、年末までの目標、安定的に72.0kgはほど遠い(つーか、問題はむしろ脂肪率か)。晴れのち時々曇り、12.6度、7.1度。週初から脱リキ。土曜日、根を詰めて休日出勤したせいだろう。(な筈ねーだろ、「整骨院」行ってマッサージしてもらって、夜くわいで呑んでるんだろうが) と読者の声を自分で代弁しつつ、校了明けでもあるし、午前休。GPの表、作り直しにしたがあげる(たぶん、メモにも記憶にもないのだが)。夜、久びに神田「升亀本店」へ。大将に久しぶりと声を掛けられた。ありがたい。んで呑みつつ、メニューになかった湯豆腐(しつこい)はないか、とお姉さんに頼んだら、「常連のあんたの注文だから断る訳に行かないわね」と、特別に板場に通して作ってくれた。こりゃ絶対、他の誰かと間違われているのだろう。(よくここにいらした日本サッカー協会名誉会長であらせられたお畏れ多くも亡き殿下、つーことはある筈もないが)

12/9日 禁煙1823日目。朝の検針72.1kg、19.8%、好スコア、常にこうありたい。快晴、木枯らし、14.4度、6.6度。ほぼ終日ねぐら。昼のスパゲティをfeed。

12/8土 禁煙1822日目。朝の検針72.9kg、21.8%。晴れ、13.9度、7.9度。今週初め辺りから胸の裏というか背中の上の方というかが、身体を捻ると痛むので、何となく思い付いて午前のうちに「整骨院」へ。腰から背中の筋肉の「肉離れ」とのこと。原因は筋肉の弾力性の喪失。整復士の先生ははっきりとは言わなかったが、要は歳のせい、ということ。(泣) 午後から出社。GP詰める。夜は軽く湯豆腐と刺身というゲームプランだったが土曜日ゆえ店はなく、駅前まで流れて「金八」へ。お客には外国の方も多く、八重洲の駅前のロケーション、プラス、クラブワールドカップのせいか。店の女将がやたら「オブリガード」とか言っていた。湯豆腐はなく、奴もこの豆腐じゃどーなの、だったが、くわいの素揚げがあったので思わず頼んでしまった。相当行き過ぎる。ねぐら帰着後「コンバット」。“Cry in the Ruins”がタイトル。今日の監督はヴィック・モロー(サンダース軍曹)。(★以下ネタバレ) 砲撃直後の市街で遭遇したヘンリー少尉率いる米小隊とドイツ小隊。その傍らで、破壊された建物の瓦礫に埋まっている赤ん坊を助けてくれと仏人の母親が泣き叫んでいる。ヘンリー少尉とドイツ軍少尉はその場で停戦協定を結び、協力して赤ん坊の救出にあたるが、つー筋で、救出作業中の米独両軍のやり取りが今回の見ものであったが、それだけ努力した両軍が迎えたオチは、その赤ん坊は実はいなかった、というもの。既に2カ月前の砲撃でいなくなっていたのだった。両軍が二列縦隊のように歩いているのを左右に分かれて行くのがラストシーンだが、それでもまだ赤ん坊を探している母親を映しているのは秀逸であった。の後も定番番組も観る。えー歳こいて「トレッカー」の仲間入りか。(ただ時代雰囲気的には、まだ幼かった頃、高度成長を続けている時分の餓鬼にとっては(特に男子は)、科学に対する信頼と憧憬が大きかったのだと思う。SFが希望であった時代だったんだろう)

12/7金 禁煙1821日目。朝の検針72.8kg、22.5%。快晴、15.8度、5.3度。別フロアなのだからこーいうことをやるのは俺ではないと思いつつ。夜はまた表作り(前回の事業別セグメントと比べれば楽チンだが)。「らんぷ亭」、今日は定食が総売り切れでもあり、ポテサラのサービスはない。

12/6木 禁煙1820日目。朝の検針72.6kg、21.1%。快晴、14.3度、4.3度。また請け負ったGPの表作りなど。遅くから「三州屋」。

12/5水 禁煙1819日目。朝の検針72.3kg、21.5%。快晴、12.9度、4.0度。昼、酢豚と野菜炒め定食だったので9Fで、ただしご飯半分。午後連日の歯医者。今日は麻酔を掛けて歯茎の腫れを治療。んで、麻酔が解けたらちょっと痛くなってきた。我慢しつつ、よっぽど酔いで誤魔化そうとしたが、やっぱり今日はノンアルとした。んで、ありがたくもボーナス支給日。夜、春に支払う固定資産税をプールしようと、PCから某銀行でMMFを買おうとしたら、WEBがやたらと質問してくる。自分の銀行以外の金融資産はなんぼ、そのうちリスク資産は何%とか、ったく余計なお世話である。呑んじまわないように別に取っておきたいだけで、たかだか十万ちょっとのMMFを買うのにうざい。過剰反応。金融商品取引法とは、個人情報保護法と並ぶ悪法である。(リスクをなんで知りましたか、との質問には、「経験」のほかに、「職業」はもちろん、普段は虚仮おどしで名刺に入れているだけの「日本証券アナリスト協会検定会員」と入力してやった、それでも、リスクリスクとうるさく言ってくるのだろうが)

12/4火 禁煙1818日目。朝の検針72.9kg、22.9%。快晴、14.4度、7.5度。ということで、風邪は何とか回避。数々のアイテムのうち、しつこく何度も嗽をしたのが良かったような気がする。(医学的知見によれば風邪を引いちまってから嗽をしても何の意味もないのだが、高校の時に「俺は嗽で風邪をなおした」と豪語する奴がいて(若くて体力があったせいだと思うが)、俺も真似したらなおったことがあった、つー以来、「嗽」信仰が続いている) 午後歯医者。右上いちばんの奥歯の冠を外し、歯茎の腫れも取る。夜、K.K氏(今度役職記号Kになられる、つーことはKKKか、何だかヤバそう)と初めての店(長州何とか)へ。得物は山口の男山、話柄はとりとめもない四方山。(まじで)

12/3月 禁煙1817日目。朝の検針72.7kg、23.8%。薄曇のち午前から降る、12月の雨、冷え込む、のち15時には晴れ間、14.1度、7.6度。こないだ買ったラルフローレンの定番っぽいチャコールグレーのスラックスの内側に、サスペンダー用のボタンが予め付いているのを発見。いつぞやの結婚式以来してなかったサスペンダーをして行く。良い物は細かいところがちゃんとしているのがよく分かる。んで、それとは関係なく、校正室でやたらくしゃみが出た。噂のせいの筈もなく。早めに小青龍湯を飲み、イソジンで何回も嗽をし、マスクを買ってきて、ついでにリゲインで栄養のほうも補給しておく。夜は9Fで湯豆腐。こないだの会場の件の借りを返しに、つーことではなく、近くて掛けが利くから。

12/2日 禁煙1816日目。朝の検針72.4kg、22.2%。晴れ時々曇り、15.8度、7.0度。独り暮らしなので午前は洗濯。カープのFA流出後の穴埋め策についての報道あり。http://www.asahi.com/life/update/1201/OSK200712010197.html まぁ、それはともかく、昼はまた蕎麦屋。夕方、髪をカット。しなくてもいいのに何だかフツーっぽくさせられた。夜、役職記号DのS.S氏出演のTV放送(再放送)を拝見。こないだ来たDVDがデジタル放送のチューナー付きだったので見ることが出来た。んで、ユーロ2008のグループCって、4チーム勝ち抜きだよね、いくらなんでも。(オランダ、イタリア、ルーマニア、フランスって、まさにグループ「死」) ついでに、グループA…スイス、チェコ、ポルトガル、トルコ、グループB…オーストリア、クロアチア、ドイツ、ポーランド、グループD…ギリシャ、スウェーデン、スペイン、ロシア。http://jp.uefa.com/Competitions/euro/index.html 

2007/12/1土 禁煙1815日目。朝の検針体重72.2kg、体脂肪率23.3%。晴れ、最高気温14.3度、最低気温8.8度。まともな作業のために出社するので早く起きたせいだろうか、今日は土曜日、ゆっくりやって行こうという気分になっていた。昼もゆっくりと「レストラン桂」で。空いていて、お子さん連れもあり、土曜日の感じ。ハムサラダとハンバーグでビール2本。ハムサラダというよりハムマヨネーズ(良い)。今日は箸でハンバーグを食べたのだが、切ろうと押さえたら肉汁が染み出してきた。美味。店を出て今日から12月になった蒼空を眺めて戻る。ねぐらの近くでもここらへん社の近くでも公孫樹はまだ落葉せず、黄葉が輝くようで、月は変われどまだ晩秋なのだと感じた。

 昨日注文したら昨日のうちに届いた「波乱の時代」アラン・グリーンスパン著を読み始める。大部のほんの触りまでだが、面白い。グリーンスパンはNY生まれでジュリアード音楽院に進んだのは周知の通りだが、1940年代のまさにビッグバンド・サウンドの勃興から隆盛の期間の様子が見事に活写されている。ズージャ・ファン必読か。<★以下ネタバレなので未読の方はご注意>「(テナー・サックスの教師である)シャイナーはわたしに、小さなアンサンブルでスタンリー・ゲッツという十五歳の少年の隣に座るように指示した。(中略)ゲッツとは仲が良かったが、ゲッツが演奏を始めると、わたしは聞きほれるばかりであった。」 あのスタン・ゲッツのことである。(代表作って云えばやっぱこれかな? http://www.amazon.co.jp/Getz-Gilberto-STAN-GETZ-GILBERTO/dp/B0000047CX/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=music&qid=1196566153&sr=1-3 ) 後にNY大学商学部に進みエコノミストとしてのキャリアを始めるが、戦後すぐの経済学はジャズ同様、勃興期でありエキサイティングであった様子もよく書かれている。


 

/木 

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